日本でもこういう戦略を…

ニューヨークモーターショーで発表されたヴァーサセダン、注目すべきはその価格。

ベースモデルは10,990ドル～ということで、今円高だから日本円に換算すると90万円なんだそうです。リンク先の記事によると、これまで北米最安値だったヒュンダイの新型が値上げされたんで、こいつが最安値になるんだとか。

現行のヴァーサセダンはティーダラティオですが、新型は内装の写真からすると某タイ製のクルマと同じVプラを採用してるっぽいですね。

写真のグレードは最廉価版ではないでしょうけど、それでもASCD付いてますからね～。さすがは北米仕様。メーターもファインビジョンだと思われる光り方をしているので、どっかのタイ製のクルマより断然良さそう。

某タイ製のクルマはタイで生産しているメリットが日産の社内的には多々あるかもしれませんが、日本で売られているあれは全くその恩恵を感じられないのが現状。

これが新型ラティオとして日本では出ないかもしれませんが、最安値が90万円からということで売り出されたらVプラのコスト競争力を感じられるんですけどね…某タイ製のクルマもこのぐらいインパクトある価格設定で出してくれたら、その意味も感じられたんですが。

でも日本人は安い＝低品質と思ってしまう国民性だから、ただ安くしてもダメなんでしょうけどね。そこが難しいところ。

しかしクルマってなんで何年経っても安くならないんでしょうか…