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クルマに興味がある皆さまなら誰でも知っているであろう三菱の不正。

日産にしてみれば、最多量販車種が実は不正の上に成り立っていたなんて、とんでもないダメージだと思います。自社開発＆国内市場向けをサボってOEM車ばっかりに頼っていたツケとも言えるでしょうけどね。

日産が燃費の乖離を指摘して…ということらしいですが、そもそもJC08モード燃費なんて実燃費とは相当な乖離をしているインチキ燃費なので、乖離を指摘するなら実燃費との乖離のがよっぽど問題なんじゃないの？　と思うところもあります。

eK／デイズシリーズにあたっては発売当初のワゴンRが宣伝していた28.8km/lを意地でも超えないといけない（という圧力があった）→不正を働いて数値だけ間に合わせた→実用に耐えない激遅なクルマになったという風に推察します。自ら「良い軽」と名乗っているクルマが実は悪だった、なんてシャレになってません（苦笑）

不正を働いていただけあって、実燃費も悪かったし。激遅＆実燃費の悪さ以外はそれほど悪いクルマとは思わなかったので、その原因がこの不正にあるとしたら残念でなりません。

いずれにしろ悪意を持って出したというところは事実なので、買い替え候補の1つに入っていた某三菱車は残念ながら買う気が失せてしまいました。ディーラーの人は頑張っているのに、それを全て無にするメーカーの責任は大きいと思います。

ユーザーに対してどういう対応を考えているのか、NMKVはどうなるのか（結局全車スズキからのOEM化？）、肝心のクルマ自身はどうなってしまうのか、この問題の行方は気になりますね。

インチキ燃費を基に減税するとかいう変な制度はそろそろ改める時期なんじゃないでしょうかね。

画像は参考までにターボRSの情報です。不正の温床になっているCVT車ではないので、実燃費はこの8割弱という乖離率で推移しています。