いよいよ８月

海峡を見渡せるポイントと言えば、火の山とかチンコタワーがありますが「壇ノ浦の合戦はこの場所でしょう」と胸を張って言えるのは極一部の海岸線だと思います。
春帆楼の正面には長年アパートが聳え立ちその景観を妨げていましたが、このほど漸く解体工事が始まりました。
早く海を臨みたいところですが、建物が無くなってもまた別の建物が出来るでしょうから、その感動も一時的な物になるかもしれません。

現在では源平合戦も研究が進み、当時の合戦がどのような展開だったか大凡見当が付くようで、その説明をする上でこの界隈の海を一望できるポイントは重要なのですが、残念ながら経済で動く世の中にあって空き地とあればマンションが建ち並ぶ今日この頃です。せめて、背丈の低い建物が出来る事を切に願います。