みやお師匠のブログ一覧

アコードから引きはがした色々なパーツにはそれぞれ「思い出」がありますが、中には”想い”存在になってしまったアイテムも。
置いていても仕方がないので少しずつオークションに出していますが、現在は初めて買った外付けアンプのアルパイン：ALPINE 3539（2機）です。なるべく「安く・高出力・好みのデザイン」に拘り手に入れたのですが、2chだったので同じ物を時間を掛けて探し出し2機並べて搭載した時は興奮しました。
音の迫力には満足していたのですが、旧式で高出力が故にバッテリーが心配になり、バッテリー交換、直結、出力計付きヒューズの設置など後の処置に手を掛けました。
黒くてヒートシンクむき出しで鉄の塊に社名と型番のみ小さく書いてある。男らしいデザイン！マークレビン村のヒートシンク（黒）に惚れ込んだのと同じ理由でした。

城下町長府には「功山寺」と云う紅葉の名所があり、幼稚園のお迎えに行く途中一寸寄ってみました。
「功山寺」は高杉晋作が騎兵隊を決起した場所として知られており、私にとっても子供の頃から馴染みのある場所です。今、紅葉が見頃を迎えているのですが、残念な事に山門が修復中で今年の風景はイマイチ盛り上がれません。

8月の画像診断では全く綺麗な状態が、10月で発生・その後のPET/CTでは癌では無さそうと診断され、一昨日のCTで大きく成っている事が確認できました。泌尿科先生の診断によりMRIを5日に、診断を8日に受ける事と成りました。左腎臓の腫瘍はエコーで調べると約2ｃｍ組織の内容を確認するための検査との事。肺の腫瘍・胸水は殆ど確認出来ないほどで、クリゾチニブの効果は上々。

多々良大橋（島）に入る前にPAでこの旅最後の写真を撮りました。夕焼けと橋が入るベストポジションを取ったのですが、撮影開始直後大型トレーラーが入ってきてしまい良い写真は多く撮れませんでした。
翌朝走る姿を映像に残したくビデオ撮影のためダムへ行きました。良いアングルを探し妻に運転させ或いは自分が運転し、満足行く映像が撮れた後モータースへ乗り込みオーディオ類摘出作業に入ります。挿入の時はワクワクしたのですが、摘出は寂しく辛いものです「何でこんなに面倒くさい設置したんだろ？」とか「此処までしなくて良いのに」などと過去の自分に呆れると同時に「愛してたんだ」とも実感できました。

作業を初めて昼過ぎ「入院している（妻の）おばあちゃんの容態が悪くなった」とモータースに電話が入り急遽今治の病院へ急ぐ事に、到着した時すでに遅く息を引き取っていました。翌日から通夜・葬式・納骨で一族悲しみ一色に、自分は借りてきた猫のように大人しく座っているだけなのですが、合間を見て車の後始末を雷電の如く進め（肺を患っているし何だか高杉晋作？）なんとか帰る日までに全てが終わりました。
何とも合理的というか・・・本当はノンビリと骨休みをする予定だったのですが、とてもクタクタ

これも御神幸と言うべきなのか昨年の出雲大社御遷宮を受け高速道路が延長し、松江自動車道が尾道自動車道まで残り2区間となりました。しかも、平成25年3月30日・平成26年3月30日開通の区間は現在無料！広島県吉舎～世羅の僅かな区間と福山西～新尾道大橋までのバイパスが一般道で、大三島まではしまなみ海道を通って3時間ばかりで到着します。
綺麗な紅葉を眺めながら南下し途中「たたらば壱番地」「たかの」2つの道の駅がSAのような格好で利用できます。今回は「たかの」のみ行ってみました。近くに林檎農家が多いのか中ではリンゴ、屋外テントでは出来たてのアップルパイを販売していました。私と一緒に飢えたキイロスズメバチも臭いに釣られやって来ました。サクサクあつあつの絶品です！

出雲市街地へ入り予約していた「ホテルながた」へチェックイン。駅近くのビジネスホテルですが、大浴場や貸し切り風呂もあります。しかも一階には和室もあり私たちには有り難いお宿でした。素泊まりですので食事は入り口にある居酒屋風食堂？地元の人も利用する為か、焼酎などのボトルキープもありメニューも豊富で、地元ならではの「手長エビの唐揚げ」など3人でお腹いっぱい食べましたが3000円位ホテルも格安なので合計で12000円です。

翌朝せっかく近くまで来たので出雲大社へ行く事にしました。知り合いも件の「こくまろ」さんも居るのですが、ご挨拶はせずお参りだけで。駐車場へ入ると不思議なご縁か、シルバーのアコードワゴンが駐車するところだったので隣に駐め事情を説明して写真を撮らせて頂きました。関東ナンバーのオーナーに「何km走ったんですか？」と聞かれ「14万kmです。」と答えると「ダメじゃないですか、もっと走らなきゃ！コレ33万kmですよ。」と驚愕の距離数。参道で「未だ乗った方が良いのか？」と再び考えさせられましたが、家族と話し決めた事です。決別の思いとご縁との感謝を神様に捧げお参りを終えました。

帰りに出雲古代歴史博物館の看板を見つけた子供に説明すると「絶対にそこ行く！」と言いますので案内することになりました。八岐大蛇伝説の映画を見たり古代発掘物の説明をしたりと大変でした。

前回詣でた6年前の門前町は”ややノスタルジック”な土産物屋がある風景だったのに、今では石畳で整備され「ご縁横町」なる場所や鳥居横にはスタバなど今風にリノベーション（笑）されていました。御遷宮・ご成婚効果なのでしょう。