みやお師匠のブログ一覧

もう何年か前の事です。倉庫にしている部屋のドアは内開きでピシャッと閉まります。その部屋にスチール棚をびっしり並べ荷物を置いてドアの開くスペースだけ空けておりました。長年使っている脚立はデザインが秀逸な事で気に入り購入した薄く畳める物でした。何気に奥に立てかけておいたのが運の尽き。バタッと音がしたときには時既に遅く、慌てて開けようにもドアは貝のように閉じたまま、力任せに押したところで上の方に僅かな隙間が空くだけです。部屋には窓があるのですが、三階である上にその部屋だけ突き出した構造をしており、どの様なはしごを使おうが届きようがありません。斯くして、マイ・ドリル＆ジグソーがそのドアに大きな穴を開ける事と成りました。開いた穴からほうきの柄で倒れて床と一体になっている脚立を起こし漸くドアを開ける事が出来ました。
どうやってこの窓の体裁を整えるか迷っていますが、今のところコレクションボックスの様な額を造り何かを飾ってしまおうかと目論んでおります。或いはゼロハリバートンを突っ込んでおくとか、未だ未だ段ボールの状態で中々良いアイディアが浮かびません。

私の職場には厨房があり長年そこで働いていた方がおられます。この2月末で退職する事となり、その方の料理も今回が食べ納めになります。近年は経営が厳しく作りたい料理も中々出来ないなど大変だったかと思いますが、色々とお世話になり心より感謝しております。
仕事としては僅か6年あまりのお付き合いですが、父と同じ職場で子供の頃から知った方なので思うところ（何を話して良いか）も多々あります。どうかお元気で恙ない日々をお送り頂くようお祈り申し上げます。

先月末から今月初め高熱にやられたり便秘に苦しんだりと散々な日々が断続的にあり、食欲と血液が無くなり死人のような色になってしまいました。（クリゾチニブも19日まで中断）ただ、悪い事ばかりでなく良い事も。昨年10月20日の雲丹供養祭に行方不明になったお気に入りの傘が出てきた事です。（誰が持っていたのかも分かったのですが）
前原光栄商店と云うところの傘なんですが、出会ったのは一昨年前の春、長年愛用していた傘生地に虫食いで穴が開き流石に使いようが無く新しい物を探していたとき、ネットオークションにて忘れ傘処分の出品が何点か有りました。黒い紳士傘で細身軽量（カーボン・アルミ）など記載があり、中古であるのに\7000もする価格に興味をそそられ色々調べてみると「御皇室御用達」などとあったりして、入札・落札の流れと成りました。手にしてみると信じられないほど軽い上にカーボン骨とアルミの軸には細かいところまで手作業を感じさせる作りで、その時から「お気に入り」になってしまいました。見た目は普通なのに使うと他とは比べものにならない使い勝手で、いつも誰にも取られないように手に持って歩いていましたが、ウッカリ職場で傘立てに置いてしまったのが運の尽き、次の日にはいくら探せど出てきませんでした。前の職場でも腕時計で同じような事があったので「分不相応な物を持ったからなのかな？」と諦めてそれ以降傘は買わず雨合羽のみで凌いで居りました。その傘が、出てきたのです。二転三転しておりますが、先ずはこの傘に住所と名前を入れるためエアブラシを使ってみたく思っております。