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2025年03月17日 イイね!

改良版完成! 排気温度(EGT)CAN-BUSモジュール製作 その7

改良版完成! 排気温度(EGT)CAN-BUSモジュール製作 その7

みなさま大変お待たせしました!
排気温度センサーモジュールが完成しました。
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販売先
直近はヤフオクで販売します。 ( こちらからどうぞ )
完売しました、購入いただいた方ありがとうございました。
25年4月末頃、再販予定です。
販売サイトの作成を考えていますが、完成は次回連休(5月上旬)ごろの予定です。

特徴
K型熱電対の測定温度を、CAN BUSに送信する機器です。
K型熱電対は国際的に定められた規格で、広い温度域を高応答かつ安価に測温する事が可能です。
その特性から、排気ガス温度(EGT)に加え、インタークーラー温度、触媒温度、シリンダーヘッド温度など、様々な温度計測に使用可能です。
CAN BUS通信はBosch社 CAN 2.0bに準拠しており、多くのサードパーティECUと互換性があります。
また本機器は完全にオープンソースで、送信周期・送信ID等を任意に変更可能です。
この手の商品は需要が少なく、既製品は高価になりがちです。もっと気軽にCAN BUSを体験してほしい思いで、製作に至りました。

新機能の紹介
旧バージョンに対する追加機能は以下3点です
その1. CAN-ID切り替え
基板上のジャンパー「UNIT ID」を短絡する事で、送信IDを変更できます。
通常状態の送信ID は0x5A0(1440)で、ジャンパー短絡時は0x5A1(1441)です。

その2. 通信速度切り替え
基板上のジャンパー「BUS SPEED」を短絡する事で、通信速度を変更できます。
通常状態の通信速度は500kbps で、ジャンパー1 短絡時は125kbps、ジャンパー2 短絡時は1Mbps です。

その3. ダイアグ通知機能の追加
熱電対が未接続、もしくは断線した際、LEDが点滅する機能を追加しました。

注意事項
基板Rev.2.0から、CANの端子(No.3,4)が入れ替わりました。ご注意ください。
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取扱説明
こちら からPDFをダウンロードできます。
LINK-ECUの設定方法は こちら を参照ください。

セット内容
なるだけ安価に販売するため、基板単体でお渡しします。
海外サイトで安価に大量購入した熱電対と配線を、テスト用として付属します。
送信ID、通信速度を変更したい場合は、事前に連絡いただければ、プログラム変更してお渡しします。専用ケース付も準備出来次第用意します。
(タカチ社製の樹脂ケース 品番:TWF5-2-7D が適合します。 モノタロウで200円程で購入できます)
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その他
オススメの熱電対販売先を紹介します。
高品質な熱電対を購入可能です。
ローコストな物から、特殊合金を使用した超高温対応品(常用1000℃以上)など、様々な物がラインナップされています。


Posted at 2025/03/20 16:31:03 | コメント(2) | トラックバック(0) | 工作 | 日記
2025年03月15日 イイね!

ウオタニ ドエルタイム計測(成功)

ウオタニ ドエルタイム計測(成功)先週失敗してしまった、ドエルタイムの計測。
皆様からアイデア、意見いただきまして、無事測定する事が出来ました。
本当にありがとうございました。
手間をかけたおかげで、とても有益なデータを取得する事ができました。後々見返す事が出来るよう、試験レポート見たく纏めたいと思います。


<測定結果>
結果はこんな感じ。
コイル通電開始から、最大電流の90%に至る時間を測定しました。
他の方の投稿を見ても、おおよそ同じ値なので、問題ないかなと思っています。
9Vあたりで変曲点があるのが気になりますが。。。


<供験部品>
有限会社ASウオタニ 販売 ハイパワーコイル(2P)
品番:01302


<使用機器>
安定化電源:高砂製作所 ZX-1600LA
オシロスコープ:RIGOL DS1102
エンジンECU:LINK G4X MONSOON X
電流測定モジュール:ストロベリーリナックス MAX49925 高精度アナログ電流測定モジュール
イグナイター:LINKのヤツ (BOSCH製)
スパークプラグ:家にあった適当な物

<試験方法>
下記の通り部品を結線しました。詳細はそのうち投稿します。


<測定波形>
1. 電圧 7[V] ↓

2. 電圧 8[V]↓

3. 電圧 9[V]↓

4. 電圧 10[V]↓

5. 電圧 11[V]↓

6. 電圧 12[V]↓

7. 電圧 13[V]↓

8. 電圧 14[V]↓

9. 電圧 15[V]↓

10. 電圧 15.5[V]↓


<その他>
前回の失敗を踏まえ、LINK-ECUに疑似トリガー信号を送信する事で、測定を行う事が出来ました。
疑似信号送信に使用したソフト?は「Ardu-Stim」という物。
Arduinoを使用し、多彩な車種のトリガー信号を生成してくれる、とても便利なヤツ。とても助かりました。


<備忘録>
・測定気温は10℃
・試験回数はn2
・個体差は5%未満であり、両コイルとも状態は良好
・BAT配線は1.25SQを使用 (イグニッションコイル適合コネクターの最大径)
・プラグのGND線はブースターケーブルを、その他GND線は2SQを使用
・電流測定モジュールの電圧ドロップは未考慮
・連続使用、および高温時は、配線抵抗増加による電圧降下が懸念
Posted at 2025/03/16 00:38:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年03月09日 イイね!

ドエルタイム計測(失敗)

ドエルタイム計測(失敗)ゼファーターボの適合にあたり、イグニッションコイルのドエルタイム計測をしました。


測定するコイルはコレ。ウオタニのイグニッションコイル。


電圧毎の特性を取るため、メガサイズの安定化電源を用意しました。1600w対応で、スターターも回す事ができる代物。
これ1台で車が買える代物。自動車メーカーの開発で使われてるヤツ(ラボの廃棄品を譲り受けました。校正は取ってないので業務には使えない)
扱い間違えると、即死、火災になるので、超絶慎重に作業します。



測定中の写真。電流測定モジュール使用して、流れる電流値を電圧に変換して測定。
写真の条件は、15.5vで5ms、コイルに電源供給した時の波形。
最大電流は2v✖️ゲイン5倍で、10Aもの電気が流れている事になります。
これだけエネルギー供給しても、充電満タンにならない様で、とんでもない量のエネルギー溜め込みます。

LINKG4xの点火テストでは、5ms以外で動作試験できない様で、結局ドエルタイム測定はできませんでした。こまったなぁ。。。
Posted at 2025/03/09 15:48:03 | コメント(1) | トラックバック(0)

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「@kurosiba fuku さん
来年26年から継続車も対応義務化ですからね〜🤣
せちがない世の中ですね。」
何シテル?   11/28 23:17
かにゅある といいます。 色々な車両を乗り継いで、現在はエボⅦ GT-Aと、 ターボ付のプロトバイク(YAMAHA TURBO1)、 魔改造したゼファ...
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