こんばんは。ヨッコイです。
4月から新しい仕事になり、ほぼ作業記録として書きっぱなしで、書いたきりになってますが、何卒ご容赦をm(_ _)m
さて、まだ記してないのですが、3月に東京〜福岡を往復する遠征をしました。
その最終日、帰り道の奈良公園の前辺りでフロントからやたらブォーンという音がし始めました。

ハンドルを切ったときに鳴るのでパワステであることは容易に想像が出来たのですが、こんな豪雨の中を走っているので滑ったのかと思いつつ、奈良から山道を抜けて四日市、さらに刈谷まで来たあたりで音が大きくなったのでクルマを停めまして、

ボンネットを開けてわざとパワステに負荷を掛け続けるとパワステオイルがタンクから溢れ出したので、すぐにやめて大雨の中でベルト外しました。汗
まだタンクにもオイルが残っているような状態なので、焼き付いてはいないだろうと。

そんな中で
160,000km迎えています!
105,000kmで購入したので、6年半で55,000km乗ったことになります。
重ステwithパワステ車のギアボックスといつ、一番重い仕様で東京まで帰宅しました。

帰宅してから数日空けて、パワステポンプを外しています。
先にポンプだけリビルトに出してしまって、完成したら取り付けに行こうという算段です。
(ちなみにベアリング部分がガタガタでした)

このパワステオイルがしつこいの何のって、終了後に家の前の道と車庫に食器用洗剤ばら撒いて、ひたすらブラシで泡立てて掃除しました(^^;)
◇早速、閑話休題◇
その遠征の間に3,000rpm手前あたりの息継ぎ感とパワー不足を感じたので、こんなものを購入してみました。
デジタルタイミングライト
回転数からデスビのドエル角まで表示してくれる、Amazonで¥14,000で買えるにしては盛り沢山なタイミングライト。
ダイレクトイグニッション車にはエクステンションリードをコイルとプラグの間に噛ませる必要があるので、R32とC33用にそれも購入しています。
(もっとも、点火時期だけ見るのであればダイレクトイグニッション対応のタイミングライトをパワトラ横のリード線に噛ませた方が手っ取り早いですが・・・)
まず点火時期は
20°(FJ20E)でピッタリだったので問題なし。
次に回転数を見てみたものの、アイドル回転数がメーター値1,000rpmちょっとぐらい(規定値800rpm)で少し高めだよなぁと思っていたのですが、どうも
メーター側に+200rpmの誤差が出ているようです。
これについては最後に調整して、測定値で規定アイドル回転数に入るように調整しています。
ここから分かることは、息継ぎは3,000rpmではなく、2,800rpmあたりで発生しているということです。
(※調整時に測定値ベースがで調整出来ればいいので、本来この時点でこの情報は無くてもいいです。笑)
そこから、開度ではなく開閉しか見ていない
スロットルポジションセンサーの抵抗値を測っていきます。
上側2極に差した状態で、運転席でテスターを見れるように延長ハーネスを自作して、アクセルを踏みながら
スイッチOFF(=0Ωではなくなる)の回転数を見ます。
結果はメーター値3,050rpm程度。
タッチ回転数(スイッチOFF)は
1,100rpm±50なので、ここが原因と見て問題ないでしょう!
改めて実測値で見て、この規定値に入るようにスロポジセンサーの位置を調整しています。
(クルマの発進が軽くなり、息継ぎがなくなりました!)
◇本題に戻る◇
そんな感じで調整をしたり、重ステで走り回って訓練してるうちに、重ステにも慣れてきて、「これならパワステレス車もいけるぞ!」なんて思ってたのですが、パワステポンプの修理が完了しました。

今回はリビルト品があったとのことで、それを使っています。
今気がついたのですが、先に油まみれになりながら外さなくても大丈夫だったと、ホントにいま気がつきました。笑

ただ、プーリーも何も付いていなかったとのことで、何となく、せっかくなので流用ではなく新品を組んでいただいてます。
そしてKRSさんにお邪魔して、交換作業をお願いしました!
(外したのだから自分でやってしまえばいいのにと思われるかも知れませんが、高圧ホースがギアボックスから外れず、ましてオイル漏れで買ったばかりのポンプをダメにしても嫌だなと、ここから先はプロにお願いしております)
今回は高圧/低圧ホースの両方を交換していただいています。
オイリーになりやすいギアボックスは、何故かケースが表面薄くサビが出るぐらい油分がなく、まだ大丈夫なのでそのままです。
途中の写真があまり無いですが、ポンプやタンクを装着して、再びベルトを掛けて完了。
サラッと書いてますがもちろん時間はかけていただいています。
◇作業後◇
しばらく走ってパワステポンプや接続部、タンクから漏れが発生していないことを確認。
翌日には長野県の岡谷まで走っていますが、R30のパワステってこんなに軽いんだ!というぐらい軽くなって、重ステからの変動と慣れなさもあって、その日は肩こりが凄かったです。笑
慣れてくると遅れて回り始めるような感じが無くなった気がしたのですが、恐らくこれは軽くなって早い操舵が行いやすくなったためで、40年前のクルマだから、と思い込んでいたものを覆されています。
遊びが大きく、ダルでアンダーステア気味だと思っていたのが、何だか機敏に(R32レベルとまでは言えませんが)切れてくれるようになったので、ハンドルを押さえつけるように(=軽さによるフラつきを押さえる)していると、ものすごく乗りやすくなりました!
改めて、修理のご手配ありがとうございましたm(_ _)m
それでは!