
日記…✨
どうして、うちの三男 ワンコ🐕が?
年齢13.5歳、人間に例えると70歳🧓

12/23、9:30-13:00 最終治療 日帰り🔚🤳
みんカラには、愛犬愛猫など小動物好きさんが多く、腫瘍の早期発見や治療に際して、参考になればの想いから、経験を記しておきたいと思います

12/23、最終治療 日帰り 復路💤
病名は長頭種高齢犬に多い鼻腔腫瘍
種類は悪性度が低い右鼻腔内線腫瘍
幸いにも、早期発見のレベル1(1/4)
周辺 脳や眼球に耳隔壁骨ダメージ無き

After Before 画像(ぼかし加工しました)
左右画像差がある白部が腫瘍
治療目的は、緩和でなく根治
治療方法は、高精度放射線治療

※画像引用
なんと、12/2 初診時、
親父:トモセラピー勉強しました~
先生:見学しますか~?
夫婦:イイですか?お願いしま~す
ちなみに、皆さん100%辞退らしい
従来のリニアック(VMAT)よりも、高精度に腫瘍治療が出来る、強度変調放射線治療(IMRT)やトモセラピーを候補

※画像引用
日本でIMRTを導入してるのは、北海道(北大動物医療センター)と所沢(日本小動物医療センター)のみ
関東圏のトモセラピー施設は、都内・川崎・藤沢・相模原など

※画像引用
かかりつけ医より、名医 所沢の小林獣医師がセンター長をされる 日本小動物医療センターを紹介いただく
NHKプロフェッショナル仕事の流儀 ワンちゃんSP
センター長と主治獣医師と各種診断を繰り返した後、病理セカンドピオンより、うちのワンコより苦しむ動物たち予約、うちのワンコはレベル1、IMRTを待つことよる腫瘍の増殖スピードなど総合判断により、高精度な腫瘍治療が出来る トモセラピー装置 、早期治療開始、名医獣医師などを踏まえ、所沢より相模原(麻布大学付属動物病院)への転医での治療とした
麻布大学付属動物病院
期間は、かかりつけ医含めて4拠点に渡り、専門医 診察や算段など3ヶ月、月~金曜入院に日帰りと1ヶ月弱治療、計4ヶ月の戦いを、一旦 12/23に終える
その期間、全身麻酔も20回超
体重▲20%(現在、回復期間ケア用ご飯中)

※画像引用
結果、ワンコ自身と専門医がタッグとなって腫瘍と戦い、右鼻腔が詰まる程の腫瘍が、最終放射線治時点で、ほぼ貫通(事例では20%程の高縮小)にて終える

※画像引用
担当いただいた " 圓尾卓也 獣医師 " さん
チームメンバー 根本さん、村上さん、事務スタッフさん、本当ありがとう
ただし、完全根治判断や先行きは読めなく、1ヶ月後の検診にて、腫瘍具合をCTと診断にて、次の戦いを算段

※画像引用
また、治療2週目より副作用が表れ、副作用の増加がワンコにも家族にとって辛い…
副作用が最終放射線治療後より1ヶ月程で治まることを願う

※12/14、長男と " がん封じ "長男と唐泉寺
日本唯一の「封じ護摩」江戸川不動尊
外科手術ではないため、獣医師も推奨する散歩を継続し、ストレスとならないことと体重と体力戻しとなるよう日々生活を、家族で見守っていきたいです
腫瘍診療との戦い備忘
@かかりつけ医👨⚕️繰り返し
9/22、@キャミック
ワンコにとって、初CTとMRI

分かってるのか?何処連れてくやぁ~
初全身麻酔が心配で心配
夫婦3H超 じーっと待機
帰宅後は " お腹空いた~ "
11/14、@所沢 日本小動物医療センター
複数回、お世話になりました
立派な建屋
診察する気満々
ちと、不安な表情
🏡🏁
移動、診察、麻酔などヘロヘロ🌀
日帰り回数も多く、家族もヘロヘロ🌀
12/2、@麻布大学付属動物病院
12/23、4週目 月曜往路 ☕🚬
まだかいなぁ~
4週目となると自ら治療に向かう
1週目初日より、
とってもお気に入り、敷地内ドックラン
2週目金曜、🏡お帰り前
お友達(右 2歳 レオさん)
4週間治療🔚
1~3週平日入院で、毎日全身麻酔+治療
4週目は、治療ラスト16回目を日帰り
さぁ、🏘️🔙ろう
家内、仕事から🔙
ソファーで落ちてる二人🤳
翌日より、エリザベステーラー
以下、腫瘍診療と戦うために学んだ概要

□腫瘍科
腫瘍の正確な診断、外科治療、放射線治療、内科治療に対応すべく、各専門分野の複数獣医師による診断と治療
□各種検査法
・細胞診断
・各種画像検査
超音波造影/CT/MRI検査は画像部門連携
・組織生検
腫瘍組織を採材して検査/確定診断
麻酔要
・外科療法(手術)
鼻腔内などは向かない
・放射線治療
正常細が耐える少量強力X線を放射線
を繰返し照射し腫瘍細胞を死滅させる
弱味は、
・どの程度治療効果が得られるかは、
個々腫瘍の放射線感受性による
・周囲正常組織に対する副作用
□様々な放射線治療
・人間医療と同じリニアック
導入している動物用病院は少数
他には、先進医療 高精度リニアック
強度変調放射線治療(IMRT)など
・化学療法(抗がん剤治療)
獣医療は生活の質を重視し、
嘔吐や食欲低下を極力避ける手法
・高精度放射線治療システム
(Elekta社Synergy R)
グローバル的にも数少なく国内2拠点
・北海道 北大動物医療センター
・所沢 日本小動物医療センター
(日本小動物がんセンター)
従来リニアックでは対応出来なかった
様々な悪性腫瘍に対する有効な新治療
□治療方法
週 5 回の分割照射(計15~20回)に分割した放射線副作用の少ない治療法
獣医放射線腫瘍学専門医のもと、麻酔専門獣医師を含むスタッフが治療を担当
画像誘導システムによる正確な位置精度
治療機本体に一体化した CT 装置と治療室に装備された赤外線カメラにて、治療時の動物位置を1mm未満誤差で再現し、正常組織を避けた正確な放射線照射
呼吸による治療中の腫瘍の動きにも対応
複雑な腫瘍形状に対応する照射法
国際的にも数少ない回転式強度変調照射法(VMAT)
麻酔時間の短縮と副作用の軽減を同時に実現し、動物の負担を最小限化
□治療対象動物の年齢
高齢であっても、外科手術より低侵襲
ただし、麻酔が必要なため負担あり
麻酔に耐えられる状態かが大切
□治療概要
・緩和的放射線治療(PRT)
週1回
治療そのものの負担は最低限
治療中の病状悪化は治療中止あり
・標準分割照射(FRT)
週5回 4週間前後 計15~20回
・定位照射(SRT)
3日間で計3回
短期間 かつ、負担最小限
最後に、動物の医療における、各拠点の密接な連携は、人間医療より進んでいるようにも感じた

動物にも大学付属病院があり、街の動物病院では難しい精密検査や、高度な獣医療を提供してくれる
勿論、日本小動物医療センターなども
獣医学の教育と研究をする大学やその学部などに付属する動物病院は全国15施設
特色は最先端の獣医療を行う設備と技術
人間の病院のように専門診療科が細分化され、必要に応じて各診療科が相互に協力をしながら動物の診断や診療する体制
街の一般動物病院では導入が困難な高度な検査機器を完備し、検査結果を迅速に得られる
ただし、受診には、かかりつけ動物病院からの紹介が大前提
動物の大学病院は、原則的には高度医療を提供する二次診療施設
かかりつけ医が、CTやMRIといった高度な検査、専門的な診断や治療が必要だと判断した場合に、大学病院を紹介
検査の結果や診断によって、大学病院側でかかりつけ医が引き続き治療に携わるべきだと判断すれば、一時的な受診になるケースも少なくなく、飼い主にとってのアクセスの良さは紹介時の大切な要素
今後も、
・かかりつけ医
普段からの健康管理や予防接種
基本的な獣医療などを担当
・大学病院、日本小動物医療センター
高度な検査や二次診療

Posted at 2019/12/28 05:35:29 | |
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