闘わずして負ける(涙)
ウエットな路面にココロ折れ、←の様に泥遊びまでしちゃって
トドメには寒さから熱まで出て来てしまい、闘わずして途中で
リタイア(=逃げ)しちゃいました。 [TC1000]ε=ε=ε=ヾ(*´Д`)ノ
あのまま午後、無理して頑張っても、最後のレースで最悪な
こと(=人様を巻き添えにしてクラッシュ)をしてしまう可能性が
あったので、無理しなくて良かったと自分に言い聞かせてます。
以下、詳細・・・
家を出発して首都高を乗る前に窓ガラスに水滴が。「東京は雨か・・・、つくばは持てばいいなぁ」
なんて思いながら常磐道へ。谷和原で降りた頃に雪がチラつき始める。給油中には、屋根から外れた
ところに立つと服に積もるくらいになり、昨日のアゲアゲなテンションは何処へやら、激サゲに(涙
TC1000に到着しても雪は止まず。気温はかなり低く、荷物降ろしも億劫になる。折角持参したalpinestarsの
レーシングスーツも着る気にならない(涙)。最初のクラスが走行開始してからかなり時間が
あったにもかかわらず、ゼッケンを張ったのは走行開始の10分前。この時点で負け組だ(涙)。
1st heat、気温は0度近いのではないだろうか、全くタイヤが温まらない。周りの人達に合わせ、
徐々にペースを上げるが怖い。。。ドライでのSタイヤとR1Rのグリップに慣れてしまった感覚を
拭い去ることが出来ず、アクセルもブレーキもラフで繊細な操作が出来ない。ギリギリのところを
探るが、1周全てを納得出来る操作をすることが出来ずに、オーバースピードで突っ込んだり、
アクセルをラフに開けすぎたり、ブレーキの踏み方がラフだったりして、1ヒートで3度もコース
から飛び出す始末。下手だー、俺(涙)。
1st heatを終えクルマの設定を考える。以前1号機をウエットで走った時に、サスの減衰を一番
やわらかくして、エアーはドライより高めで、ということは覚えていたが、2号機は減衰調整が
出来ないし、スプリングレートが高いから粘る様な動きをしてくれる足への設定変更が出来ない。
ウイングの角度変更も考えたが極端に立てた一本目から、設定を変えたところで何も変わらない
気がして触らないことにした。そんなこんなを考え一息着くと、何だか寒い。寒いのはアタリマエ
なのだが、普通に寒いのとは違くて、「悪寒」な感じ。コレはやばいぞ。。。
2nd heat、霙は止まず。1st heatよりも降ってるかも? 終始ワイパーを作動させて走る。相変わらず
アクセルもブレーキも落ち着かない。丁寧な操作をすればタイムが出ないというジレンマ。ドライの
走り方と比較してラインを変え、ブレーキのタイミングを変え、試行錯誤するが・・・
「あ、あ、あぁーーー(ザザァー(←グラベルの効果音))」
で、↑の写真(涙)。1コーナーで右カーブを曲がれず、曲がれず、というか曲がる気配もなく
土手目指して一直線! ハンドルを切ってもブレーキをポンピングブレーキで掛けても効かず、
草むらを氷上の様に滑り、グラベルに嵌ってようやく停車。そして赤旗(;´Д`) 。。。同じ枠で
走られていた方々に本当に申し訳ないことに、残り5分ちょっとあったが赤旗→終了となった。
※R-SPクラス走行の皆様、ご迷惑をおかけしました。申し訳ございませんでした。。。
草むらを大回りしてコースアウトし洗車場へ。正面から見ると、フロントディフューザーが塵取か、
ブルトーザーか?というくらいに砂利で山盛り(涙)。雪が舞う中、山盛りになった砂利を取り除き、
ディフューザーの上に大量に入った砂利を水で落とす。すると出てくる出てくる!! ラジエーターも
オイルクーラーも泥だらけ。ひたすら水圧で砂利を飛ばすが、後から後から出てくる出てくる。。。。
ううぅーーーー寒い。手が真っ赤だ。除去作業は30分ぐらい掛かり、自分の場所へ戻りコーヒーを
啜る。やっぱりだ、「悪寒」は気のせいではなく、むしろ悪化してる(;´Д`) 3rd heatまでは
残り1時間。その後のインターバルを経てレースは更に後だ。むむむ。。。
しばしクルマの中で考える。今後、天候が回復する見込みが無さそうだったのでウエット路面は
午後も続くと思った。レースの時にこんな危なげない走り方だと、私が原因で接触する可能性は
非常に高くなるだろう。ドライでも狭いTC1000では怖いのに、今日のコンディションでは2nd heatで
グラベルに突っ込んだこともあり尚更自信がなくなった。加えてこの悪寒だ(ノД`)・゜・。
リタイアしよう(´・ω・`)
前々から楽しみにしていたR1-GPだったが、こんな感じで私のR1-GPは幕を閉じた。
自宅に戻り熱を測ると38度Σ(゚Д゚||;) 悪寒は間違っていなかった(涙)。
おわり。