
お昼はちょっと贅沢して、米沢牛のステーキをいただき、東光の酒蔵を見学しているうちに雨があがってきました。そこで、早めに宿に戻って夕食の準備をすることに。コテージの前庭にテーブルを出して、外で食べようというわけです。
この日の夕食メニューは、中華ちまきとミネストローネ・スープ、それに豚バラ肉のBBQ――。
しか~し、忘れていました。ちまきで使う餅米は、一晩水につけて吸水させておかなければならないことを。気が付いたのは、改めてレシピ本を広げた午後3時です。
仕方がないので、吸水時間を2時間とし、蒸し時間を倍にすることで対応することに。その間にカミさんと長女がスープの材料を切り、ワタシはテーブルセッティング。
ところが、またもや問題発覚です。ちまきを竹の皮に包み入れるには、かなりの時間がかかりそうだというのです。そんなわけで、吸水時間はさらに30分短くなって1時間半に……「いったい、食べられるちまきができるんだろうか」。
そうこうしているうちにスープの材料がそろったので、まずはスープからコンロへ。
一方、ちまきのほうは、やはり慣れない長女が20個巻くのに40分ほどかかってしまいました。これをダッチオーブンに並べ、水を2カップほど入れてグリルを開始したのは、5時半です。……「通常なら45分の蒸し時間。でも今回の蒸し時間は倍の1時間半。でも本当に大丈夫か;;」
煮込むのも、蒸すのもオーブン任せです。辺りはときどき薄日が差していましたので、ビールを飲みつつ、バトミントンなどしながら、待ちました。
でも、この頃からタープの内側に無数の虻が……。どうやら、ちょうどいい具合に熱をもったタープに虻が引き寄せられた感じなのです。日が落ちればどこかへ飛んでいってくれるか、とランタンを灯して待ってみましたが、一向にその気配はありません。
結局、タープは撤収。外での食事は諦めました。
さて、そうこうしているうちに、ちまきの蒸し上がり予定時刻の7時になりました。鍋を開け、上の一個をカミさんが取って味見してみると、「まだ、固い」。
もう30分蒸し続け、鍋の下のほうのちまきから食べることに。そして、食べている間も火を止めず、最終的には3時間程度蒸し続けたのです。
でも、そんな苦労の甲斐あって、そこそこの自家製中華ちまきとミネストローネスープが出来上がったのでした……「ヤレヤレ」。
この日の走行距離70km、前日からのトータル燃費9.8km/L
Posted at 2005/08/20 02:41:05 | |
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