「今年1月、キャンプ中にガスランタン(照明器具)を使っていた北九州市若松区の師村八(ひらく)さん=当時(24)=が亡くなった。死因はガスの不完全燃焼による一酸化炭素中毒。事故の波紋はメーカーや行政にも広がり、経済産業省が製造元に注意事項の表記改善を指導するに至ったが、そこには原因を追及し「事故を繰り返させまい」とする父親、師村妙石(みょうせき)さん(57)=同区=の執念があった。 (社会部・重川英介)」(西日本新聞2006年9月11日)
ネットニュースをチェックしていたら、こんなニュースが……。
亡くなった八さんは、自転車で四国88か所めぐりにでかけ、出発から6日目の1月26日、岡山市の公園で遺体で見つかったそうです。テントの入り口が閉まり、枕元に置かれたランタンの栓が開いたままだったことから、警察は死因を「酸素不足で不完全燃焼し、一酸化炭素中毒になったため」と判断しています。
ニュース記事は、八さん死亡の原因を「『テントの中でもガスランタンを使える』と誤解していたのではないか」と考えた父親が、ランタン用ポンベの注意事項の記載に疑問を抱いてメーカーを問い詰めていく、という話なのですが、はたして、八さんは誤解していたのでしょうか。
ランタンを使ったことがある方なら、ランタンがかなりの酸素を消費しながら点灯していることは周知のことでしょう。八さんも、もちろんそれを承知していながらテント内で点灯させた……なぜなら、ランタンが手軽な暖房器具になってくれたから、というのが本当のところではないかと思えるのですが、どうでしょう。
かくいうワタシも、冬にテント生活をするとしたら、ランタンを暖房器具として活用するような気がしてます……orz
さて、あなたなら?
Posted at 2006/09/12 10:45:24 | |
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