
昨日、仕事帰りにときどき立ち寄る上野駅の本屋で、目に飛び込んできたのがコレ。
買っちゃいました。落語の趣味があるわけじゃないけど、志ん朝の落語は正直、goodです。
志ん朝の懐かしの声色を想像すると、ホント楽しめます。
「(源兵衛)まあこっちいらっしゃい。ホラッ、ここですよ。着きました。どうです、ええ?(と吉原の大門を指し)立派な物でござんしょ? ねえ。ええ、これがねえ、ま、このお稲荷様の鳥居でございますよ(とだんだん調子にのって)。変わった恰好してましょ? さ、なかへ入りましょう。(陽気に)どうです? ええ? ええ、たいへんな賑わいでしょ? 馬鹿な繁盛でしょ?」……『明烏』
どうです? 思い出すでしょ? あの気っ風のいい声。
でも、ちょっと編集者による文中の「注」が気になりますね。
Posted at 2005/01/14 23:34:28 | |
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