2014年11月30日
超小型モビリティについて考えていて、最近思うことがあります。
オレが車を買い替える時、スバル車は候補に挙がらないかもしれない…
車は大きくて豪華装備がたくさんあるものが快適だという価値観は、日本の車好きたちに大きく根付いています。
「いつかはクラウン」というフレーズとともに、その考えを植え付けたトヨタ。
オイラもデカいクルマはラクちんだと思いますし、頑張って富を手にした人が高級車を買うことは、非難されるべきことではないと思います。
北米市場を重視し、肥大化していくスバルのクルマ。小型車はトヨタからのOEM。
そんなスバルには、エコカーのイメージがないのですよ。
一度はやめた電気自動車の開発に取り組む、と言ってはいますけど。
トヨタ的価値観の表現方法が違うだけじゃないのかな。
徳大寺有恒氏も、生前、著書で述べておられました。
「基本に立ち返り、過剰な豪華装備をやめて軽量化をはかるべきだ。」と。
軽いクルマは、動かすときのエネルギー消費が少なくて済みます。
ビンボーだから装備を簡略した車に乗ってんじゃないんだ。エネルギー消費量が少ないから乗ってるんだ。という主義、主張がカッコいい世の中にならないといけないのかなと、個人的に思う次第であります。
超小型へったくれにエアコンを付けると重くなり、エネルギー消費が増えてしまう。
ユーザーは快適さを手放したくありません。
だったら、わざわざ新しいカテゴリーを作ることより(カテゴリーつうか現行の基準を緩和認定)、乗用車のあり方を見直していくほうが実態に即してくるのではないでしょうか。
トヨタ、日産は豪華路線でいいでしょう。
しかし、その他のメーカーが、規模の大きいトヨタと同じ価値観でクルマを作っても儲からないし、個性を発揮できません。
話は変わるけど、レクサスはハイブリッド車以外、アイドリングストップしないのはなぜ?
それは、高級車なのに使っている部品が高級じゃないからさ(たぶん)。
トヨタは、エンジンを動力源とする車をいかに低コストで生産するかを徹底的に考え、安い部品を安定供給してもらえるサプライヤーを選んできました。
安い部品でアイドリングストップする車を作ると、再始動のとき、振動やショックが大きくなります。
高級な部品をつかうことは、今まで築き上げたサプライヤーとの関係も崩れるし、コストも上昇するので、トヨタとしてはなんとしてでも避けなければなりません。
電気自動車ではなく、水素自動車に力を入れているのも、ガソリンエンジンのノウハウが応用できるからだと言われています。
今や、新車販売の2割を占めているハイブリッド車も、既存の技術を応用・ハッテン発展させたものです。
エンジン走行が主体となる高速走行だと、複雑な構造で増加した重量は燃費を悪化させる原因となるのですな。
回生ブレーキやコースティングについて理解して、どの走行場面でどのように生かすかを考えながら運転したとしても、カタログ燃費に近づけるのは難易度が高いです。
エコトレーニング(エコドライブ講習会)で、そのあたりも解説するとか、ハイブリッド車を使った実地講習をするとか、回生ブレーキの体験なんかも行わないと参加者が増えないのかな。
てか、明日(すでに今日)、PRイベントの仕事があるから寝ないと。オレ。
Posted at 2014/11/30 01:19:24 | |
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2014年11月27日
今週は金曜日に出張で山口に行き、深夜に(ひょっとすると土曜日)帰宅。
土曜日は溜まった仕事を片付けるため、きっと休日出勤。
日曜日はイベントで、また休日出勤。
こんな時間にしかブログが書けない。
ブログ書いてないで寝ろよ! ってツッコミも入れたいところだが、悩み事があると眠れなくなるのだ。
仕事の疲労が蓄積して倒れても、「健康管理ができていない」って言って、労務災害を認めない超が付くブラック企業だからな。
くわばらくわばら。桑原和夫。
閑話休題。
広島市の西風新都。
ここは、当初、縦横無尽に道路を巡らせる計画だった。
車で移動することが前提のまちづくりを推し進めてきたんですな。
しかし、計画通りに道路の整備が進まない。
そこへもって、超小型へったくれモビリティの実証実験。
問題その1
交通事業者の過剰な保護。
「バスやアストラムラインの乗客を奪うな。ゴルァ!」って言われるのを恐れて、「交通事業者との調整が必要」とか言ってるのさ。
自家用車を買う時に、いちいちバス事業者と協議しないだろ? 「いままで車を持っていなかったけど、このたび買ったのでバス路線のところを走ります。」って言わないだろ?
地方だと、コミュニティバスが1時間に1本あるかないかの所もあるわけで。
「俺は待ってらんないから、超小型へったくれを使いたい。」って人もいれば、「アタイは暑さ寒さ、風雪をしのぎたいからバスに乗るよ。」って、意見は人それぞれのはず。
交通手段を自由に選ぶ権利を奪ってどうするの? 広島市。
あ、「交通事業者と調整しろ」って言ったのは、運輸局の自動車交通部だった。
問題その2
広島市立大学がIT管理をしたがる。
書いててあほらしくなった。
路面電車内の実証実験が、アホなコンテンツ垂れ流しで非難されたのを忘れたのか?
問題その3
なるべく人目につかないよう、ひっそりと実証実験を行っている。
落としどころは観光地での利用だと思いますが?
できるだけ多くの人目に触れ、誰でも利用できるシステム作りをしないとダメよ。
島根県の石見銀山に導入するという計画は、どうなったのか?
大崎上島で観光利用してるとか言ってるけど、あそこは船でないと行けない離島だからな。隔離政策か?
問題その4
車の通行量が多く流れの速い幹線道路を、わざと走らせる。
「超小型なんたらがウロチョロすると、危なくてしょうがないぜ。こんなもの走らせるなよ!」っていう世論を醸成したいのか? 広島市よ。
実証実験の条件は、「市町村が危なくないと判断した道路を通行すること」のはず。
中国地方で電気自動車や超小型モビリティのシンポジウムを開催していないポンコツ県は、広島県と島根県だけです。
観光と超小型モビリティを組み合わせる能力アイディアがないから、「神楽を見に行こう」とか言ってるんだな。
そんなわけで(どんなわけだ?)、日曜日に山口県宇部市に行って、急速充電器設置記念イベントを見に行き、日産リーフに試乗してきた。
山口市で開催されたシンポジウムに日産本社の人が来てたけど、「バッテリーが劣化したというご意見は、ございません。」と言い切ったな。わはは。
広島市は、西風新都で超小型へったくれを使ってカーシェアリングができないかと迷走模索しているようですが。
カーディラーとかガソリンスタンドとか(これらに限りませんが)資本力のあるところが主体となって、まずは電気自動車のカーシェアから始めたほうが良いのかな、と思います。
山の上を造成した地区だから、暑さ寒さ、風雪の影響をもろに受けます。
VWがe-Up!を出す予定です。実質的な走行可能距離は70~80㎞かなと言われていますが、これをカーシェアリングに使えば暑さ寒さをしのげ、幹線道路を安全に走行できる・・・鳥取県の智頭石油がやってることのマネですな。ははは。
だけど、系列店でVWディーラーを持つトヨタ系が営業所を拠点にカーシェアリングを始めたら、儲かると思うのですよ。素人が勝手なこと言ってますが。
電気自動車でUp!に興味を持った人がガソリン車のUp!を買いに来ると、売り上げもUp!・・・うまいこといくのか?
超小型モビリティの実証実験は、安全な場所。そして、なるべく人目につくところで行って多くの人に感心を持ってもらうべき。
賛否両論の意見が出てくるでしょうが、まずは認知度を上げることから始めていき、問題点をつぶしていくのは、まだまだ先でいいのでは?
評価されない仕事で残業するのは、バカバカしいだろ? それだと、俺と同じになっちまうぜ。
Posted at 2014/11/27 04:30:48 | |
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そんな感じです | 日記
2014年11月04日
フォルクスワーゲンのup!に試乗してきました。
手が届きそうな価格。3人家族の我が家には、必要十分。
ASGミッションについて予習して行ったので、変速時のショックを感じさせない運転ができた…はず。
クリープ現象が無いので、ゆっくりバックするのが難しく感じました。
ところで、ホンダのフィットやヴェゼルが五度目のリコールを出しました。up!のASGについても、リコールが出ているようです。
クラッチ操作を自動的にやってるだけ、と思えば変速ショックは右足の力を緩めることで解決できそうな印象を、私個人は受けています。
CVTと同じ感覚で、何も考えずにアクセルを踏み込んだが故の違和感?
好調な売れ行きに驚異を感じた某メーカーが、国土交通省に圧力を掛けさせたのか。
自動車メーカーの過度なCVT採用による洗脳により、運転は速度調節以外には状況に合わせた加減は不要である、との認識が浸透しました。
MTを操作して、機械を操ってる実感を得ることが運転の楽しさだと思っている私は、今日の日本ではマイノリティです。
しかし、北海道出身で西濃運輸に勤務した経験のある、情報番組のキャスターとしても活躍するアノお笑い芸人も同じ考えであることを知って、勇気付けられました。
…なんのこっちゃ。
奥方はup!をいたくお気に入り。
しかし、オイラは次に買うのはアイドリングストップ機能が付いたMT車が欲しいと思っている。
夫婦ともに多額の医療費が掛かって、金が貯まらないんですけどね。
そんなご家庭には、エコドライブが効果的。
でも、時々はエンジンの咆哮を聞きたいぢゃないですか。
アウトランダーPHEVのCMが最近ダサくなったけど、三菱自動車が目立つと困るオトナの事情でもあるんですかね、電気自動車やPHVをラインナップする他メーカーさん?
Posted at 2014/11/04 01:25:28 | |
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2014年11月02日
アストラムラインの車両基地見学。
抽選に通り、親子で行きました。
因みに抽選は、見学の権利を得るためのものであり、入館料は必要です。
広島市がスポーツ大会の開催に間に合わせて整備した、新交通システム。
車を持っていない大学生の通学手段、沿線住民が中心部へ出かける際のアシとして利用されていますが、中心部へはバスを利用したほうが大幅に早いことや、駅までの交通手段が整備されていないこともあり、利用者数は伸び悩んでいます。
俺たちは、会場までアストラムラインで行きました。
しかし、大多数が車で来ていました。
駅から歩いても数分。しかし急勾配。
アストラムラインの利用者を増やすことが目的ではなく、広島市交通科学館の入館者数を増やすことが目的なので、別に良いのかもしれません。
経営は別々だしね。
成果主義の判断基準が明確でない場合、数字が重視されます。プロセスは見てないのだよ。
だからパーク&ライドも、渋滞の解消よりも参加者数を増やすことが目的。駅前の駐車場を借りたらカウント。公共交通を利用してるのか?
緑井地区のように、まちづくりの段階から計画に組み込んでいるケースはまれ。趣旨を理解したうえで参加してもらわないと浸透しないのだ。
ところで館内の食事処、同じメニューでも日によって味にバラツキがあるのか? 残念。
ま、別にどうでもいいことなんですけどね。
Posted at 2014/11/02 01:44:59 | |
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ま、別にどうでもいい事なんですけどね。 | 日記