番外編 BPエアバックの調査
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REIZ SPORTS STEERING 355(後期型対応)を前期型レガシィへ装着する際に調べた事項を覚え書きとしてUPしておきます。
社外ステアリングだけではなく、純正のステアリング等の流用時にも同様と思います。一応、調べましたが、参考程度にお願いします。
※画像は後期型エアバック
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エアバック部分の交換等を施工される時は、必ずご自身で確認して下さい。また以下にも記述していますが、エアバックの分解・改造はすすめられませんのでよくご自身で確認・判断したうえで、作業は自己責任でお願いします。
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前期型への後期型ステアリングの移植に際して、ネックになったのが、エアバックの形状の違いです。ステアリング変更にあわせて後期型のエアバックを入手しなくてはなりません。新品は、とても購入出来る金額ではありませんので中古市場で探します。ステアリング周りのパーツは、新品ですぐに揃います。SUBARUへ確認して下さい。
※画像は前期型エアバック
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ステアリングを外した方は、ご存じかと思いますが、
エアバックへのソケット(コネクタ)数が異なっています。2本のものと1本のものが存在します。
前期は2本、後期は1本のものが多い様ですが、いくつかサンプリングしてみた結果、必ずそうという事ではなく、アプライドやグレードによって固定されるものではない様です。
※探すとしたら、自車と同じソケット(コネクタ)数のものにする必要があります。
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エアバックの構造としては、
「ホーンパッド部」と「エアバック部」になります。
この2つの部分が一体になってエアバックASSYを構成します。
「ホーンパッド部」は、ホーンを鳴らす仕組み。
「エアバック部」はバックを膨らませる仕組みとなっています。
エアバックの機構としては、車体からエアバック起爆の信号を送り、エアバックを爆発させる仕組みになっています。
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前述のコネクタ数が何故異なるのか? エアバック爆発の制御が異なっているとのことでした。エアバックが、1段、2段と爆発する制御に2つのコネクタが使われているとのこと。その後に、1つのコネクタで制御出来るようになった経緯があるとのこと。これ以上の詳細は教えてもらえませんでした。
※つまり車体側の制御が違うということになります。
車体側コネクターを変えるという手もありますが、一番楽なのは、同じコネクタのエアバックを揃えることと思います。
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「エアバック部」は、インシュレーターと袋部分に大別されます。エアバックの起爆部分をインシュレーターといいます。このインシュレーターを元々のステアリングのものを使うことが出来れば・・・理論的には、車体側制御と起爆部は同じ制御になり心配要らない様に思います。
エアバックの袋部分は変更ないと仮定すると、インシュレーター部分のみを交換できれば理論上は、うまくいくのではないでしょうか・・・。余談ですが、旧車で他車種のステアリング流用をしている方でインシュレーターを移植されている方は、いらっしゃいました。
結局時間はかかりましたが、分解せず、必要な形式のエアバックを入手しました。因みに後日、インシュレーター部分のネジ間の寸法(赤印間隔)を測りましたが、コネクタ2個・1個タイプとも同一でした。
※今後は中古エアバックがより多く流通し、入手し易いと思われます。
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【おまけ】 ステアリングエンブレム、後期用はコストダウンの影響から前期に比較するとエンブレム質感の低下を感じました。
エンブレムを無理やり外した方の話によると、エアバックの袋部分が飛び出して来てしまったそうです。エンブレム部分は、仕組み上、外れないようになっている様です。
SUBARUにも部品単品の有無を確認しましたが、このエンブレム部品は設定されていないようです。
エアバックについてはASSYのみです。
※エンブレムの付け替えは、出来ないという結論です。
以上、覚え書きです。
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