男「飛んで行け、と……?」
女「YES!YES!YES!YES!」
男「お前は……俺のこと忘れられるのか?」
女「NO!NO!NO!NO!NO!NO!」
男「じゃあ、俺には行って欲しくないんだろ?」
女「YES!YES!!YES!!YES!!!YES!!!YES!!!YES!!!」
男「……」
女「ハァ……ハァ……」
男「女……俺は正直なところお前に引き止めて欲しかった……」
女「…………だが断る
この女が最も好きなことのひとつは
自分の夢を諦めようと思ってるやつに「NO」と断ってやる事だ……」
男「……前言撤回するよ、お前は強い。
声は震えてるのに、涙は流さないんだもんな……」
女「『表面張力』というのを知っているかね?男くん」
男「……最後までお前には負けっ放しだな……でも、俺はもう決めた。
もう、これ以上我慢しなくていいぜ……」
女「ッッ……!!ッ……!」
男「これからこうやって胸を貸してやれるのは随分先になっちゃうけどな……」
女「時よ……ッ!止まれぇッ……ッ!!」
男「大丈夫だ、絶対にまた会える。また……帰ってくる……」
『スタンド使いはスタンド使いに引かれ合う』んだからな……
第一部 完