ツンの思考の中に、先程の出来事が文字になって現れた。
( ^ω^)「どうかしたかお?」
ξ゚⊿゚)ξ「な、なんでもないです…」
ツン本人にも何が起きたのか理解できなかった。
★
流石山荘。
フロントで少しばかりいざこざか起きる。
流石兄弟…この山荘の経営者だ。
そして、その流石兄弟に突っかかっているのは宿泊客のニダーである。
<#ヽ`∀´>「なんで起こさなかったニダ!!」
(;´_ゝ`)「いや、何も言われなかったですし…」
<#ヽ`∀´>「最終のバスが行くとわかってれば昼寝なんかしなかったニダ!謝罪と賠償を…」
(´<_` )「代金は無料にします」
<ヽ`∀´>「そ、そうニダか?じゃあ許すニダ」
弟者の言葉に、上機嫌になったニダーはさっさと自分の泊まっている部屋に戻っていく。
(#´_ゝ`)「いきがんなよ、チョンが」
ニダーの後ろ姿を見ながら、兄者が軽く舌打ちした。
( ´_ゝ`)「だが弟者、無料にしてどうする?」
(´<_` )「昨日の宿泊代は前払いだ。返す気はない」
( ´_ゝ`)「では今日の分と?」
(´<_` )「飯は無料宿泊券の当たった客共のために安上がりにしてある」
( ´_ゝ`)「…あのチョンの部屋は、一日分ベッドメーキングも何もしなくていいと?」
(´<_` )「わかってるじゃないか、兄者」
( ´_ゝ`)「GJだ、弟者」
( ´_ゝ`)「流石だよな俺達」(´<_` )
そんなやりとりが終わると同時、山荘にツン達が到着した。
('A`)「こんちは、無料宿泊券が当たった者ですが」
( ´_ゝ`)「ようこそ流石山荘へ。何もサービスはないが落ち着いてほしい」
(#´・ω・`)「なんか僕のセリフ取られた気がするよ」
(´<_` )「冗談はさておき、お部屋にご案内します」
ツン達は弟者に案内され、部屋に向かう。
(*゚ー゚)「ねぇねぇギコ君、私達トイレも一緒だよね」
( ,,゚Д゚)「当たり前だぜ、しぃ」
ツン達と擦れ違うように、カップル客が通り過ぎた。
('A`)「羨ましい…」
( ^ω^)「ドクオにもいつか彼女できるお!安心するお!大丈夫だお!」
('A`)「心が篭ってない慰めありがとよ」
(´<_` )「お待たせしました。みなさんはこの四部屋をお使いください」
★
ツン達が部屋に通されたその頃…
( <●><●>)「ただいま戻りました」
( ><)「野鳥観察楽しかったんです」
(*‘ω‘ *)「ちんぽっぽ」ぼいんっ
フロントに別の泊まり客の一行がやってくる。
( ´_ゝ`)「お帰りなさいませ、ごしゅ…ちんぽっぽ様、わからないんです様、わかってます様」
( <●><●>)「何を言おうとしたかわかってます」
( ><)「気にしない方がいいんです」
(*‘ω‘ *)「ちんぽっぽ」ぼいんっ
( ><)「疲れたので部屋に戻ります、キーをください」
( ´_ゝ`)「はい、こちらです」
( ><)「大降りになる前に帰ってこれて良かったですね」
( <●><●>)「雪が降るのはわかってました」
(*‘ω‘ *)「ちんぽっぽ」ぼいんっ
(//<●><●>)「そんなこと言われると照れるのもわかってました」
キーを受け取ると、ちんぽっぽ達は仲良く会話しながら部屋に戻っていった。
<ヽ`∀´>「良いこと聞いたニダ。ウリも野鳥観察してくるニダ」
( ´_ゝ`)「はぁ、行ってらっしゃいませ」
話を聞いていたニダーは、兄者にキーを渡すと山荘を出ていった。
( ´_ゝ`)「……一生帰ってこなきゃいいのになぁ」
★
ξ゚⊿゚)ξ( ^ω^)「カンパーイ!!」('A`)(´・ω・`)
ドクオの部屋に集まったツン達。
ξ゚⊿゚)ξ「本当、ありがとうございました」
( ^ω^)「気にしなくていいんだお。どうせドクオのおかげだお」
('A`)「どうせって……」
(´・ω・`)「でもツンさんとブーンて偶然がよく重なるよね」
('A`)「フラグ立ちすぎじゃね?」
ξ゚⊿゚)ξ「フラグ?」
( ^ω^)「口で説明するのは難しいお…いわゆるお決まりのパターンのことだお」
(´・ω・`)「それが起きると恋に落ちたり死んだりしちゃうんだよね」
('A`)「恋愛フラグと死亡フラグってヤツだな」
ξ゚⊿゚)ξ「へえ」
( ^ω^)「同じ本を同時に手に触れたり、角を曲がるとぶつかったり」
ξ゚⊿゚)ξ「あぁ、それで…」