地球連合軍第81独立機動群「ファントムペイン」に所属し、コーディネイターに対して憎悪を燃やすスウェン・カル・バヤン中尉が搭乗。大西洋連邦が「ヘリオポリス」でモルゲンレーテ社と共同開発された「ストライクガンダム」の設計をベースに、アクタイオン・インダストリー社が独自にアップデートしたとされている機体。新開発の高容量パワーパックの搭載と各部材のエネルギー変換効率の改善による稼働時間延長に加え、専用のストライカーパックである「ノワールストライカー」実装により、火力、機動力などが強化されている。この機体に特長的なこのノワールストライカーパックには、レールガン2基とレーザー対艦刀二振りが据え付けられており、機動用の翼状ユニットはこれら武装の一種の鞘(さや)としても機能する。特にレーザー対艦刀は、マニピュレーター(手)に持っての斬撃が可能な他、翼に収納した状態のまま機能させる事ができるようで、翼を左右に展開しすれ違いざまに刀身を当てるなどの攻撃方法が考えられる。フェイズシフト装甲(PS装甲)の発展型であるヴァリアブルフェイズシフト装甲(VPS装甲)が採用されており、起動した時の配色は、フランス語で「黒」を意味する「noir:ノワール」の名称のとおり、黒を基調としたカラーリングとなるように調整がなされており、この機体を特徴づける大きな要素となっている。ところで、ザフトにおけるMS開発の指針として単機での万能化が追求されていく傾向があるが、連合のMSにおいては物量での優位を活かす意味もあってか集団戦闘を旨とした開発が行われる。当機においても性質の違う僚機との連携による作戦行動を取ることが前提とされており、未確認だがデュエルガンダムやバスターガンダムもまたアクタイオン・インダストリーによって「ファントムペイン」用にアップデートが進んでおり、それらの機体との連携による作戦行動によって最大の能力を発揮しうるとされている。
※ブルデュエルガンダム(デュエルガンダム改)、ヴェルデバスターガンダム(バスターガンダム改)
武装:M2M5トーデスシュレッケン12.5ミリ自動近接防御火器 (対空自動バルカン砲塔システム)×2、M8F-SB1 ビームライフルショーティ(ビームコンバットガン)×2、MAU-M3E4 2連装リニアガン(高初速レールガン:ノワールストライカー)、MR-Q10 フラガラッハ3ビームブレイド (レーザー対艦刀:ノワールストライカー)×2
主なパイロット:スウェン・カル・バヤン中尉
Posted at 2006/08/14 10:32:12 | |
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ガンダムSEED MSV | 日記