老兵のブログ一覧

昨日の夜、M工場に行ってタイヤを540SからNEROに付け替え、ブレーキのエアー抜きをしました。
ただ問題はMINEを走った後、すごいブレーキの感触がおかしくなった事です。
エアー噛みとは別に、すっぽ抜けの症状が出ていました。
ステアリングを左右に大きく切ったり、路面状態の悪いところを通過したら、その後の1発目のブレーキが深くなっています。

この症状ってハブベアリングがやられた時に出る症状です。
でもフロントは左右とも最近交換済みですから、何がどうしたんだ？と不思議でした。
キャリパー自体のトラブルもある程度はあると思いますけど、なにかピンと来ないです。

ということで、リフトアップして先ずはタイヤを外して・・・


お決まりのタイヤの状態から点検しました。


左からLF,LR,RR,RFです。
トレッドの縦の溝の残り具合からバランスよく減ってるのが判ります。
キャンバー値、エアー圧等、ほぼ適正だったということでしょうか。
540Sのこの縦溝は浅くて真っ先に消えて無くなるんで、この辺りのチェックの目安になります。



次はパッドの残量を点検。


↑リアは左右どちらも4mmあります。　　　　　　　　　↑フロントはR=3mm,L=2mmです。
リアはAPならまだいいですけど、フロントはもう限界ですね。


キャリパーのダストブーツも亀裂が入っています。

まだところどころに割れ目が見えてる状態ですが、長いことO/Hしてませんので、ゴム自体は相当劣化してると思います。
このままだと水やごみの浸入でピストンもやられるので、要オーバーホールです。



そしてこの時ブレーキのノックバックの原因が判明しました。
このアクスルナットです。

この左フロントのナットが半回転も緩んでました。（コレは締め付け後の画像）
この前ドライブシャフトを交換したときに、規定トルクでちゃんと締めてポンチも打っていましたが、それが緩んでたんです。
インプレッサでこのトラブルは聞いた事があります。
全てパターンが左側なんで、たぶんタイヤの回転方向が関わってるんでしょうね。
左は規定より少し強めに締めろ、って事を言ってましたが、こういうことがあるって事ですね。

もう一度しっかり締めなおしましたので、たぶんコレでもうノックバックは起きないと思います。
後はタイヤを入れ替えて、今夜の作業は終了しました(^_^)/

帰りにハンドルを左右に振ったり、駐車場で据え切りしてみたりしましたが、ペダルに変化は出ませんでした。
これでもう後は注文してるパッドが来れば1/8のEMZの走行会はOKです。