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老兵のブログ一覧

2011年12月01日 イイね!

運転における視線についての考察

ちょっと長いですが、以下の研究論文をご覧ください(^_^;A



スポーツの視覚探索活動にみる身体知の解明(一部抜粋)

はじめに
本研究は各種スポーツ場面における運動行動において、選手がいかにして環境からダイナミックな情報を効率よく収集し、正確かつ高速に処理し、高度なパフォーマンスを発揮しているのかについて、主に眼球運動測定と身体運動動作解析による他覚的評価手法を用いて視覚探索ストラテジーを明らかにし、一流アスリートの身体知を解明することを目的とする。特に時間的な変化を伴う情報や空間の位置関係を把握するのに優れた特性を持つ視覚機能である周辺視システムを活用しているとの仮説を立て、これを多様な状況下において実験的に実証し、得られた成果をもとに周辺視-運動制御システムモデルの検証を行った。
本研究では、
①各種スポーツ場面における一流アスリートの視覚探索ストラテジーの解明。
②異なる競技における共通な視覚探索行動。
③一流アスリートの持つ「コツ」「ワザ」といった身体知の科学的な手法による定量化。
④時間および時空間特性に優れた周辺視システムの機能と運動パフォーマンスとの関係を示した周辺視-運動制御システムの考察を行った。

(1)剣道における遠山の目付評価実験

宮本武蔵は自著の「五輪書」の中で「観見の目付」について述べている。
このように日本古来より伝わる武道、武術においては、目の使い方が重要視されてきた。
特に剣道においては「一眼、二足、三胆、四力」と言う教えがあり、何によりも一番大切な事柄は「目付」であると言われる。
特に相手の動きに惑わされず、全体を大きく広く捉えるように相手の目(心)に目を向けて「観る」ことは「遠山の目付」と呼ばれる。
宮本武蔵も言及しているように、流派によってその目付の解釈は様々なようであるが、一般的には相手と対峙した際、相手の竹刀や打突部などを局所的に見つめたりせず、遠い山を望むように、相手の目を中心に体全体をおおらかに見るべきである、という教えが「遠山の目付」である。
また「遠山の目付」は、相手をはるか遠い山を見るように相手の構え全体を見て、調和が取れているか、どこに隙があるかを見破る目付の事でもある。
一方で「紅葉の目付」とは、紅葉している特定の葉を見つめてしまうことにより大切な全体像を見失うことを指す言葉として知られる。これは「木を見て森を見ず(Some people cannot see the wood for the trees)」という英語の諺と同じである。
このように特定の一点を見るのではなく、遠くの山全体を望むような目を半眼にして見る気持ちで、相手に望むことが大切であると言われる。

この「遠山の目付」に注目し、剣道範士八段の師範、大学剣道部員の熟練者、一般の大学生の非熟練者らの実際の剣道の競技場面状況下における眼球運動の計測を行った(図1参照)。
対峙する相手剣士の身体を6つのカテゴリーに分類し、各カテゴリーに対する視線配置の推移パターンを示したのが図2である。
この視覚探索活動の結果から、
(1)師範は相手の目から視線を外すことはほとんどない、
(2)熟練者も相手の目に視線を配置させる時間が長い、
(3)非熟練者は相手の小手、胴、竹刀といった特徴的な対象に対して視線を向けることが多かった、という事が分かった。
また特に師範の眼球運動のほとんどは随従運動であり、頭部に対する視線移動角度の標準偏差値が極めて低いことから、眼球そのものだけではなく、頭部を含めた身体全体で相手に対峙していることが示唆された。
師範の言葉を借りると「臍下丹田で相手を見る」事が大切であるそうだが、このように身体の中心に意識をおいて相手に向かうことが「遠山の目付」の第一歩であると考えられる。
すなわち外的に付随する眼球という器官を用いて対象を見るのではなく、身体の奥深い内部にある「心の目」を用いて対象を観ることが重要なのだろう。
このような心がけにより、全身運動が協調的に制御され、結果的に安定した視線位置が創出されると推測される。
そして、師範や熟練者が相手の目に対して視線を向けていても、相手の攻撃に対する防御や自分の攻撃が適切に行えていた結果から、相手身体の全体像を周辺視によって処理していたことが考えられる。
つまり師範や熟練者は相手の目に対して注視(fixation)していたのではなく、視支点(visual pivot)を置くことで周辺視を活用していたことが考察される。
この視支点として視線を配置させることはボクシング(Ripoll et al., 1995)や空手(Williams & Elliott, 1999)においても確認されている。
おそらく師範や熟練者は、統合的(synthetic)な視覚探索活動を行っており、非熟練者は分析的(analytic)に視覚探索活動を行っているのであろう。
師範や熟練者が対象の全体像を広く、相対的に捉えようとする視覚探索活動は周辺視システムと深く関連し、一方で非熟練者が対象の各部位に対して狭く、絶対的に捉えようとする視覚探索行動は中心視システムと深く関連すると推測できる。
また、師範が全身運動を協調的に制御し、結果的に安定した視線位置を保っていたような視覚探索行動は、周辺視システムが運動制御システムと密接に連携するものであること示唆している。
こうしたことらも周辺視システムの運動(行為)をガイドする視覚情報処理システムとしての特性を読み取ることができる。





図2: 剣道の模擬試合時における視線移動パターン(7500ms)
上:師範、中:熟練者、下:非熟練者
各データにおける行は部位カテゴリー(上から、面、胴、竹刀、小手、下半身、瞬き・他)を示し、1frameにおける視線配置位置が示されている



※詳しくはこちらのリンクをご覧ください。







以上のような研究結果にもありますように、視線は「遠山の目付」が非常に重要です。
ある一点を凝視するのではなく、自然体で半眼で見る←観るという方法です。

この方法で観ることで自分の意識を内に置かずに離れた状態、つまり客観視が出来るようになります。
そうすることで精神的な緊張も無くなり、筋肉の緊張も無くなり、すばやい反応が出来るようになります。


※注
スポーツドライビングについての考察であり、通常の街中でのドライビングとは異なります(^_^;A


2011年12月01日 イイね!

オートポリスのストリートビュー

オートポリスのストリートビューえ?

いつから?

気が付かなかった!













コース内もカメラカー走ってるやん!(^_^;A

いつ撮ったんだ?






GTアジアカップの時っぽい?








データ編集が出来て公開されたのってほんの最近なんでしょうね?



すごいね〜(^_^)


コースの状況がよく解る。





コース外のエスケープとかもカメラカー走ってるし(笑)









でもさすがに1コーナーの先のファームロードを見ても、

某キッ○ョム氏がヒットしたマンホールは発見出来なかった(爆)



Posted at 2011/12/01 17:25:03 | コメント(5) | トラックバック(0) | サーキット | クルマ
2011年12月01日 イイね!

docomoからiPhone

docomoからiPhone日経ビジネスで来年夏に参入決定と報じられてますね。
こちらの記事

新型iPhone5は次世代高速通信のLTE対応になるんでしょうね。

楽しみですね〜(^_^)

Posted at 2011/12/01 10:42:48 | コメント(2) | トラックバック(0) | iPhone | パソコン/インターネット

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