このブログの続きです。
中学2年だか3年の時に、セガの高性能次世代ゲーム機「ドリームキャスト」が発売されました。本体価格は¥39.800-だったと思います。
泡「またしても素晴らしいゲーム機が発売されるようだ(´∀`)・・・。初期のサターンほどではないが、これもなかなかに高価だなあ・・・。しかし心配は要らない。毎号購読していた
電撃セガサターンで事前に得ていた情報から、すでに資金は貯蓄済みだ・・・!」
発売間近に迫り、最初に購入するソフトは”エアロダンシング”に決めました。ブルーインパルスの隊員となって、訓練を経て一流のドルフィンライダーを目指すゲームです。
泡「そういえば、しばらく前にバイオハザード2が出たときは開店前から長蛇の列が出来たと聞く(´∀`)・・・。ゲーム屋が10時回転だから、漏れは朝の6時に並ぼう(´∀`)・・・。」
発売日の午前6時過ぎ
泡「やった!一番乗りだ(´∀`)!ドリキャスはもう手に入れたも同然だ!」
1時間が過ぎ、2時間が過ぎ、泡は列の先頭でひたすら待ち続けます。しかしその列を成しているのは漏れ1人だけでした。
泡「おかしいな・・・。誰も並びに来ない・・・。もしかしてここのゲーム屋は、ドリキャスを仕入れないのだろうか(´∀`)・・・?」
それならば客は他の店に流れているはず。しかし開店時間も間近となり、今から移動したのでは他店に出来て居るであろう長蛇の列の最後尾に付いてしまい、ドリキャスを手に入れることはできなくなります。
泡「いちかばちかだ、このままこの店の開店を待とう(´∀`)」
開店時間の少し前に、店員さんがやって来ました。シャッターを開けに来た店員さんは、開店前から並んでる漏れを見て驚いたようにして話しかけました。
店員さん「キミ、開店時間を間違えて来たのかい?」
泡「いえ、ドリキャスを買う列に並ぶために早めに来てたのです」
店「あ、そうなんだ。でも誰も並んでないみたいだなあ。まあいいや、せっかくだから先にドリキャスを買っていきなよ。」
泡「ありがとうございます(´∀`)」
店員さんはとても優しい方でした。こんな方に出会えたのも、ひとえにドリキャス様のおかげですね。
翌日
泡「ドリキャス買ったYO(´∀`)」
甲「
オマエまだセガのゲームなんか買ってたの!?」
乙「もうすぐプレステ2が出るんだぞ!」
泡「何だそれ。電撃セガサターンにはそんなゲーム機載ってなかったぞ(´∀`)」
甲「そりゃサターンの本にはのらねえよ!みんなプレステ2買うって言ってるよ?」
乙「漏れも買うガナー」
泡「ドリキャスすげー面白いよ(´∀`) 憧れのドルフィンライダーになれるんだよ」
甲「わけわからん。まあいいや、ドリキャス売れるといいね。」
乙「
多分売れないけどな」
泡「売れる売れないはどうでもいいんだよ、セガが発売するゲームで遊べる事こそが幸せなんだよ」
しばらくの後、ドリキャスも半額になりました。悔いはありません。
その後にたまたま見つけたドリキャスユーザーから、ソウルキャリバーを3年ほど借りました。
セガよ、もう一度家庭用ゲーム機を出してはくれないか。
Posted at 2005/10/02 01:10:29 | |
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