harman/kardon CA260  

1984～1993まで作られた、米国 harman/kardon（ハーマンカードン）社製のオールドアンプ
旧き良き 【Made in Japan】 製品です♪

私自身、ハーマンのアンプはこれで4台目です。（※「CA240」＋「CA280」ｘ2 導入済み）
人気があるのか、中古市場になかなか出てこない品ですが、運良く手に入れることが出来ました♪

リアアンプの「CA240」を同じ配線《バッ直・8ゲージ線・ノイズ対策済み》のまま、入れ替えています。
（※そのため、「CA240」で悩まされたオルタネーターノイズ（オルタノイズ）が出るのかどうかはわかりません。 残念ながら、ポップノイズ（＝電源オン時にスピーカーから出るノイズ）が出ますが、安価な対策ユニットがあるため、そちらを手配中です。）

本体サイズ・質量ともに、弟機「CA240」を一回り大きくした感じです。
ヒートシンクの形状は似ていますが、真ん中に向かって低くなっていくデザインです。
＃比較画像 ： http://art22.photozou.jp/pub/844/120844/photo/32876603_org.jpg
※上が「CA260」、下が「CA240」です。

スペックでは特に秀でていないものの、このアンプの音は私の予想を遙かに超えていました！
試聴を終え、フロントに使っていた「CA280」をリア側に回し、フロントアンプとして導入しています。
※時折フロントとリアのアンプを入れ替えてみると、また別の発見があって面白いですよ♪

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ただし、「CA240」と同様、パワーオン後はしばらく「ドンシャリ気味」の音で鳴ります。
徐々に音が良くなっていくようで、最低でも30分 ～ 出来れば60分ほど連続で鳴らし、アンプが温まってきてはじめて、まとまりのある良い音が出てきます♪
初めてその美音を聞いた時は、まさに目から鱗が落ちましたよ！！

カーオーディオとホームオーディオはまるっきり別物だと思っている私ですが、この音を聞いて、あの山水（sansui）の名機・AU-αアンプを思い浮かべていました。
厚みのある低中域とクリアな高音域の中に、力強く歌い上げるボーカルが存在を自己主張しているような感じで、なんとも迫力のある音が出ます。

弟機「CA240」はマイルドで温かい音でしたが、こちらの兄機はとにかくパワフルです。
20年近くも前のアンプだとは、本当に思えないほどですよ。

ただ、女性ボーカルでは若干艶っぽさに欠けるようで、それもまた個性なのかもしれません。
現状、ヘッドユニット側でE/Q等の調整をしていませんが、自分好みの音に近づけていくのも面白いかもしれませんね。

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米国のharman/kardonサイトでは、この製品のマニュアルをPDFファイルにて取得可能です。
私もそのうちもう一台手に入れて、ブリッジ接続にして鳴らしてみたいと考えています♪

前述のように、良い音が出るまで時間が掛かるのが玉に瑕ですけど、そんな手間を掛けてもまたこの音を聞きたいと思わせるほどの素晴らしさが、名機と言われるこのアンプにはありますよ (^-^)

～harman/kardonの名機 CA260～

機会があれば、ぜひこのアンプの音を実際に聞いてみて欲しいですね (^-^)♪

◆ 主な仕様
・クラス不明　2ch/1ch
・定格出力　4Ω/60W×2・180Wｘ1　2Ω/90W×2
・SN比　80dB
・寸法(L×W×H mm) 396×98×180
・重量　4.6kg
・ネジ止め式端子
・ゲイン調整不可

（登録日：2010/02/10）　中古品購入