昼のゐこいのブログ一覧

　名松線（めいしょうせん）って　ご存じでしょうか？　松阪駅から伊勢奥津駅までを
むすぶ45Kmほどのローカル線であります。

　平成21年の台風被害により今なお不通区間を抱える線。　名松線の名は名張の名。
本伊勢街道に沿い　名張と松阪を結ぼうと計画され　難区間がどうしても突破できず
伊勢奥津までで鉄道は終わってしまった線。
（余談ですが　松阪-名張は参宮急行（現　近鉄大阪線，山田線）で結ばれています。
また，伊勢奥津-名張間は三重交通バスにより（ただし一日一本）　結ばれております）

開通当時は木材輸送に使われ　現在はとんでもない赤字路線だけど　交通の便が悪いために
今も単行で気動車がゴトゴト走る線。　今現在の状況を見に（冬場は凍結+美杉地区なので
杉花粉で死ぬので）　行ってきました。

　　朝7時　大阪の自宅を出て一路美杉村へ。大東鶴見ICから通常ですと南阪和道路-R165
なのですが　今日は西名阪を柏原で降りてそこから中和幹線へ。
片側2車線の道路が長谷寺周辺まで続きますが　この道路信号パターンが最悪で
2回に1度は信号に引っかかる。　しかも結構長い。　いい加減日本の警察も
信号パターンで速度出させない制御やめないと不経済だと思うんだけどなぁ。

　　結局名張まで約二時間かかって到着。わざわざ名張目指したのは，
名松線未成区間を最初から走りたかったため。　普通の方は名阪国道針IC経由の方が
楽だと思います。　

　予定30分程度超過。　伊勢奥津からの代行バスは9時40分発のため
それには間に合いたい。　名張から山岳区間　道も広いので快走。
（写真がないのは　立ち止まってとる余裕がなかったため）

伊勢奥津着　9時41分。踏切で代行バスとすれ違う



伊勢奥津の駅は　鉄道が来なくなって数年たつにもかかわらず
来年度には再開させるという意気込みがあるからか　きちんと整備されています。

バスに乗り損ねた　次のバスは4時間後　この後岐阜方面に向かう用事があるので
そこまで待ってはいられない。
「そうだ　松阪まで行くか　途中の家城までにバスに追いつけば鉄道乗ってもいいし　←無計画のバカの発想」



駅を出て元の国道R368へ。伊勢本街道だし　途中に8M以上の車規制と書いてあるけど
大したことないよね　と松阪という表示を信じ車は仁柿峠へ。

仁柿峠　死ぬかと思いました
酷道。幅員２ｍ程度　ガードレールなし　路肩弱し　普通車でも対抗困難
だけど　交通量結構多いんだこれが。　何度も離合に手こずりつつ（途中バックも10台くらいあったか）　峠越え。　何より困ったのが　木漏れ日の反射で　道がホワイトアウトして
全く見えない。前から気になってはいたのですが　メーターナセルより前方なぜあんなに
反射する素材なんでしょうね…　ベタつくし。

（帰ってから即　偏光レンズ注文したのは言うまでもない）

ほうほうの体で松阪に到着。　松阪といえば牛肉弁当　新竹商店のモー太郎弁当を購入し

今度は家城という駅を目指して車を走らせるのでありました。
（この項たぶんつづく）