ちょっと今月は 日曜日ごとに長距離の移動を繰り返して
来月のETC.の請求書が怖いるんですが まぁそれは置いといて。
前回の11日の書き込みで6000Km超えたと書いて 24日朝で7500Kmですから
半月で1500Km走ったことになりますか。
いろんなところで書き込んでおりますように,西国33寺巡礼の中先達をやっているわけですが,
中先達拝領してから3回満願(通算6回目の満願)しますと,大先達への申請をすることができます。
で,あと残りが約30ヵ寺(同一寺で複数参拝が必要なところ含む) うまくいけば平成のうちに
修めることができるかもしれない はい 人間の欲というものでございます。
大阪の北東部に在するものとしては 京都市内・湖東は難しくない。
大阪南部も(体力の問題で厳しい槇尾寺は置いておいて)普段でまわれる。
今年親父が阪大に3回入院しましたので,往復の合間に 中山寺や勝尾寺も修めた。
残るのは極端に離れている 1番 青岸渡寺(和歌山県紀伊勝浦) と33番 谷汲寺(岐阜県揖斐郡)
前者は距離的にR168経由なら200Km切る位 後者は名神関ヶ原IC経由で二時間切るのだが
どちらもいかんせん遠い(特に時間的には前者は5時間コース) どうしてもネックになるわけです。
では,勝浦に前泊すれば? 青岸渡寺は朝5時から納経 朱印を受けてくれる寺,
両方いけるじゃん うまくいけば竹生島も廻れるかも…
俺 この巡礼終わったら 兵庫シリーズするんだ(死亡フラグ)
紀伊勝浦で格安の宿(しかも深夜のチェックインOK)目の前が港 も見つけ 早々に予約して
21日を迎えたわけです(←日付に注意)
雨降りしきる大阪を19時半に出発 第二京阪 近畿道 阪和道と抜け 雨がひどいので
SAにもよらず ひたすら南下。湯浅御坊道路に入る頃には対向車もない ただひたすらに霧と
打ち付ける雨の中ひた走る。(ええ,自分でも馬鹿だと思います)
22時頃 すさみIC通過。ここからはR42で峠越え 御坊手前あたりから急に雨 風とも強くなった
この時点で 鉄道は運休決定 途中の駅に止まっている電車と保線職員さんの姿が見える。
御坊の街を越えるとR42は海岸沿い 漆黒の闇で海が荒れているのかはわからないが
打ち付ける風と雨はいっそうすざましく スピードをかなり落として走る
目の前にふらふらと何か出てきた
鹿ー!!
アクセラのTRCとブレーキパワーに本当 感謝 感謝。(殺生せずにすみました)
ドライブレコーダーにはしっかり記録あるんですが すごく怖いので写真は省略。
近くにローソン発見 ちょっと休憩 食料と飲料買い込んでおく
這々の体で紀伊勝浦へ 内湾なので波はまだ静かなんですけど 岸壁と水の境が
えらく近い 高潮になりそうなイヤーな予感。
ホテルにチェックイン 「明日帰られるのでしたら 早くでないと 閉じ込められますよ」
支配人氏の怖い発言により 5時起き決定(結果として この言葉がなかったら
今頃えらいことになっていたかもしれない) おやすみなさいZZZ
さて,22日 朝5時 空は明るくなってきているのだが 風が明らかに強い
朝食付きだったのだがキャンセルして 早々に青岸渡寺へ。
青岸渡寺は 那智の滝の隣。 この那智の滝周辺は 平成23年の台風12号で
あちこち集落ごと流されたエリア すでに道はあちこち冠水している。
この時点ではまだ 規制はなかったので 那智山へと登る。 道には昨晩の内に
折れたのであろう枝や 一部川が道路を横切っているような状態も見受けられる
状態 注意してそろりそろりと登ってゆく(写真撮る余裕はなかった)
那智大社の駐車場に車を止め 山道を登る 傘が全く役に立たない
手水を使い 参拝し 青岸渡寺へ こんな中でも読経の声は聞こえ
参拝に来ている方もいる(まぁ 私もですが) 読経納経参拝し御朱印 早々に撤退。
最悪でも松阪まで出れば 車をそこに放置して後で近鉄で取りに来ることはできる。
(本気でその覚悟はしていた)
その感覚で新宮方面へ(まさか このあと 新宮の累積降雨量が800mmに達するとは…)
新宮を出てR42熊野方面へ この時点では空はまだ明るく 少し雨も緩み加減。
なんとかなるか… とほっとしたのもつかの間 ただいま6時半…
ん,道路標示が?
R42 6時時点の連続降雨量274mm 300mmで通行止
ヲイヲイヲイ
こうなれば朝食も休憩もすべてパス 紀勢自動車道にさえたどり着ければなんとかなるか
という気持ちだけで 先を急ぐ おっと 半分残っているとはいえ 給油だけはしておこう。
熊野市で94円/Lの表示を見つけ 満タン給油 風が強くなってきたなぁ。
(後からHP見ると 昼間に一度リセットされて 結局夜になってからの通行止めだった模様)
なんとか紀勢道にたどり着く。紀勢道はひたすら対面通行しかも山の中をトンネルと高架で
超える。つまり風の影響と雨の影響をもろに受ける。
道路の水たまりも増え 霧とたたきつけるような雨の中の走行
何しろ日本有数の豪雨地帯。ここでもTRCとブレーキパワーは偉大と痛感。 ハンドルに恐怖を覚えることはなく伊勢道への合流。雨さえなければPAで大江山牛乳 飲みたかった。
午前8時 伊勢道に入り 雨も少し落ち着いたので 松阪付近のPAで休憩
あー コーヒー美味ー
なお,紀勢道は22日の夜から23日の19時50分まで通行止めだった模様。 本当に帰れなかったのね。
さすがにこの雨のせいか 新名神~伊勢湾岸道間の渋滞も今日はなく
桑名ICから一般道大垣経由 谷汲山へ
この時期は紅葉のシーズンにはまだ早いけど 普段は駐車場に入るくらい難儀する人と車が
多く,門前町も 満願達成の人たちで大いに賑わう。
人 人 人 … おや?
人 おらへんし。
普段では考えられないくらい 人のいない谷汲山 もちろん門前町も
しまってます。 読経参拝納経御朱印 ここは 3カ所に御朱印をいただきます。
普段だったらごった返してる門前の満願の湯もガラガラ 風呂にゆったりと浸かり
休憩と今後の状況検索 あ, 琵琶湖汽船竹生島航路休航だorz。
竹生島は船が動かないとどうにもなりません。 おとなしく帰路につきます。
名神関ヶ原ICから一路吹田ICに向かう。 50Km規制が続き 事故も散見
最後まで注意を切らさず…
昨晩から20時間でほぼ700Km 家人には絶対いえない ドライブなのでありました。
さーて来週は 天橋立に向かうかな。