• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2011年02月25日

なぜそんなに「カメラカメラ」なのか

なぜそんなに「カメラカメラ」なのか クルマのサイトである「みんカラ」なのに、ここ最近はカメラにドップリの記事ばかり書いています。自分でもこんなにカメラにのめり込むなんて思ってもいませんでした。

クルマのどこに惹かれるのか。
カメラのどこにそんなに惹かれたのか。
ふと考えてみました。




まずはクルマについて。
思えばクルマという物は、自分自身の限界を遙かに超えた運動能力を持ち、不思議に満ちたメカニズムの塊です。
幼少の頃よりその不思議に魅了され、未だに惹かれ続けている存在です。
自分の意志の赴くままに、自由に行き先を変えて移動できるという、クルマなら当たり前な大きな大きな世界が待っていると言う希望感がポイントです。
昨今のクルマ業界には、こういった点の訴求が欠けてるなぁ・・・と感じています。


じゃぁカメラはなんなのか?
たぶんその前にオーディオがあるのです。
オーディオ趣味は、同級生のあぅさんや兄の影響が大きく、人の趣味に興味を抱くうちにその魅力に引き込まれた口です。
惹かれた魅力は「音楽」よりも「テクノロジー」あるいは、空気の振動を作り出すスピーカーの原理その物。なぜ音が出るのか?なぜ音が聞こえるのか?その不思議でした。
わからないことも多く、書籍や兄からの知識の伝授も重要な情報源でした。

表に出る音、裏に出ている音。
位相・倍音、ゲイン・インピーダンス・・・・
いろいろな要素があって、最終的に耳に聞こえている音。
聴き手の個人差もあり、設置条件の良否が大きく左右する、極めて曖昧で「これだ」という結論のない世界です。

オーディオ趣味はクルマ趣味と融合し、カーオーディオという分野としてのめり込んでしまうことになります。


で、カメラは何なのか?
これは元から鉛筆画としてクルマのイラストを描いていた趣味と、オーディオ趣味の要素とが一致してしまったのだと思います。
全く関係なさそうなカメラとオーディオですが、現代のデジタル写真となると共通点が多く存在します。ノイズや感度などはそのままアンプの場合とあてはめられ、そうすることで理解もしやすくなります。

フィルム機を使っていた頃は全く意識していなかったのですが、デジタル機を手にしてからよく考えてみると、この世の中にあるカメラメーカーって、ほとんどが日本の企業なんです。
この偏りはいったい何なのか?
ニコンとキヤノンが激しくレベルを競い合い、負けじとミノルタ(現ソニー)やペンタックス、オリンパスなどが独自性を打ち出しながらも競合していき、デジタル時代に入ってからは以前から放送業界にも強かったパナソニックやソニーが強みを見せている中で、海外の有名メーカーが駆逐されていってしまったという事実は、海外メーカーに追いつけ追い越せを目指してきたクルマ業界以上の凄まじさを感じます。
フィルム時代に絶大なシェアと品質を誇ったフジフイルムもしかりです。

日本人として、日本が強さを見せているこの業界を甘く見ることなんて出来ません。
ありとあらゆる産業を巻き込み、全ての総合力が結集して形になったクルマやカメラ。
半導体などの分野で躍進する韓国あたりも、今後それらの業界でトップクラスの戦いに加わってくる可能性は十分にあります。

それでもやっぱり、ニッポンのメーカーには強さを見せてもらいたい。
日本の企業が切磋琢磨しあいながら世界をリードして欲しい。

そんな希望も込めて、明日も日本のテクノロジーを詰め込んだ日本のカメラで写真を撮ります。
ブログ一覧 | 写真___デジタル______ | 趣味
Posted at 2011/02/25 01:41:52

イイね!0件



タグ

今、あなたにおすすめ

この記事へのトラックバック

カメラは楽器かスピーカーか From [ くろネコの部屋 ] 2011年2月26日 20:29
前回は、過去の趣味との関連と自分のカメラ観を中心につらつらと書いてみました。 実はそこに至る前に、一つの仮定がありました。 職場の後輩でカメラが大好きなのがいて、毎日カメラ談義に花を咲かせていま ...
ブログ人気記事

車検準備色々 @スーパーセブン
sshhiirrooさん

【その9】最終回 ⑥ ルノー TW ...
コムス にゃんこRさん

メンテナンスパックについて考察
LJSさん

おはようございます(^^)
takeshi.oさん

【昭和シリーズ】昭和のおじさんに仲 ...
narukipapaさん

ぼっちツーリング2024/4/23
次元小次郎さん

この記事へのコメント

2011年2月25日 20:22
こんなに深く考えた事無かったです(汗)

釣りもバイクもクルマもカメラも楽しそうだから(笑)
コメントへの返答
2011年2月25日 20:40
それでいいと思いますよ。

こんな事考えながらじゃないと楽しめないようではオカシイかもしれません(笑)
2011年2月25日 20:28
時間といい論調といい、
いつもと違うな? と思ったとおりでした(笑)


とても興味深い切り口です。

自分の場合と照らして考えてみました。

基本、くろネコさんはテクノロジー(技術)が好きなのですね。
クルマに対する希望感についてはその先にあるもの、と言えますが
テクノロジー自体に魅力を感じることができるヒト(ネコ?w)なんでしょう。

例えば私、例に違わずオーディオ、クルマ、カメラと来てはいますが
音響よりは音楽でしたし、
弄る時間とお金があれば旅行とドライブですし
撮るのは記録写真と食べ物と犬(爆)

より良く楽しむための技術ではあっても、
技術自体に強い魅力を感じられるだけのものは
持ち合わせていないのだと思います。
面白いですね。


ということで、
60Dにした言い訳、になりますでしょうか(滝汗)
コメントへの返答
2011年2月25日 20:50
自己表現がヘタというか、そもそも作文とか得意じゃないので、酒の力を借りて書きました(笑)

技術や原理とか大好きですね。
「最初にこれ作った人ってスゴイ!」
とか、不思議なメカを見ると考えてしまいます。
そういうのもあって、古いカメラにも興味が湧いたのだと思います。

クルマもそうですが、今を知るには過去にどういう経緯があってこうなったのかをよく知る必要がありますね。

楽しく使い、もっと使いこなすのに、そんな事知る必要なんて無いのですが。


EOS60Dや今度のKissX5などは、他の人に勧めるにはとてもいい機種ですね。
ただ、自分が惹かれる対象かどうかという点でちょっとずれていた感があっただけです。

NEW AGEさんが「良い写真を撮るため」と購入した60Dです。
手にしたものを楽しむのに、言い訳なんていりませんね。
とことん使いこなしてください!
(↑と、微妙にハードルを上げてみる)
2011年2月25日 21:11
連コメ失礼します♪

言い忘れました。
日本のような国のものづくり、というか
技術の進歩には、

くろネコさんのような感じ方、考え方の人が
不可欠です。(もちろん別のタイプの人も)
使い続け、撮り続け、訴え続けてください(檄)
コメントへの返答
2011年2月25日 21:21
現代の日本は、他人を蹴落として相対的に自分の地位を高めるようなやり方が横行していますね。国会とかマスコミとか酷いです。

粗探しをして貶す否定論は誰でも出来ますが、物の良さを見出し、良さを感じ取る肯定的な見方は、その先をもっと良くしていく上で重要なことです。

これからも諦めずに7Dを推して行こうと思います。(違)
2011年2月25日 22:26
名指しでこられるとコメントしないわけには...

車はさびで穴の開いた初代アコードをパテ埋めしたころが原点か。
オーディオも同時期が原点でビクターのCDラジカセを母親に泣きついて買ってもらったのが原点(最初はサンヨーのダブルカセットの予定だった)
カセットのヘッドクリーニングで音が変わること、アジマスずれでオートリバース行き返りで音質が変わるというしょぼい代物でしたが大仰な電動ボリュームが楽しかった。

カメラは思ったほどはまらなかったよ。何でかなあ。まぁこれからということにしておこう。

韓国、中国には負けるわけには行かないが、自分の業界で言うとすでに負けている。
カメラは当分大丈夫だと思うが、自動車はどうかな?ヒュンダイあたりはちょっとそそる。あの価格であのスタイル。しゃんと走るなら乗ってみたいとさえ思う。
でも、あの価格で。というエクスキューズが必ず付きまとうあたり、バブルの幕開け期の日本車に近いものがありそうだ。現在の日本は、特に対韓国は為替が正常でないと思う。ウォンが安すぎる。今の韓国の実力ならもっと高くていいはずだ。このあたりのことはバブル期の日本に対して欧米も思っていたことかもしれないが、そのころの日本は円がどんどん高くなっていったのに対して、今の韓国ウォンはそれほど上昇していない。まさに脅威なのである。なんだか暗い話になってしまい、まだまだ続きそうなので、また別の場で語ることとしよう。久々走りに言った後に反省会でもどう?
コメントへの返答
2011年2月25日 22:42
今でも海外メーカーのナニカによく似たスタイリングの日本車が出てきてみたりすると、「なんだかなぁ・・・」と悲しくなります。

成長期の日本車はどれも海外のパクリばかりで、きっとその当時は海外に冷ややかに見られていたんだろうなぁ。

十分に力を付け、目指す側から目指される側になった今、本当の力が試される時期に来たんだなと。

何かと日本人は謙虚さを履き違えたように自分の国「日本」を自虐的に低く見ている傾向がありますが、これは黒船来港依頼日本人が心にもつ海外コンプレックスなのでしょうか。

日本人は自国の良さをもっと知り、でもそれをヘンな形で表に出さない謙虚さも醸しつつ、自信を持って挑まないと、韓国・中国の勢いに気迫で負けてしまいます。

しかし、本文が長いとコメントまで長くなるのは何とかならないか・・・・

またビールでも飲みながら夜が明けるまでニッポンの将来を語り合いましょうか?(笑)
2011年2月25日 23:19
くろネコさんとはまだ知り合って間もない?ですけど、なんかやけに共通する点が多いからそんな感じがしないのでしょうか?。
初めて会ったのがとんかつオフの時でしたが、あの時からそんなに時間は経っていないのにそんな感じがあまりしない感じです。

今後もお互い「趣味に本気」でいきましょうw
コメントへの返答
2011年2月25日 23:21
えーー
高校の時からの長い付き合いじゃないですか!
(↑大嘘)

でも確かに、何でかわからないけど知り合って間もない気がしなかったのは事実です。
2011年2月26日 3:12
日本の産業の殆んどが欧米の模倣から始まり
手先が器用で単一民族だった事が発展に影響
しているのだと思います。
カメラ・音響機器・自動車・家電製品・全ての
ベースは欧米製品です・・・
これは欧米が日本に対して技術供与をしてくれた
おかげだと・・・
敗戦国となり軍需産業が途絶え、兵役も無くなり
国民は良い物を作って海外で売れる物造りに
一心不乱に取り組んだのです、そうするしか他に
道が無かった!
欧米もまさか日本がこんなに・・と脅威に思ったに
違いありません。
それが出来たのは日本が平和だったから・・・・
近年になり、後進国であった韓国や中国に
とても優しく・・惜しげも無く技術を放出した日本
の企業・・・かつての欧米の如く・・・
その竹箆返しが今の日本企業の根底を揺るがしています。

世界一じゃないとイケないんですか?
2番じゃダメなのですか?
この言葉は自動車産業には妥当な意見ですね。
モータースポーツでは逆で・・・
かつてヤマハがF1に進出した時に他のチームに
新参者ですのでどうか宜しくお願いしますと言って
(日本的やなぁ)他チームから軽んじて見られたと
いう事を聞きました。弱腰に聞こえたのでしょうね。
(日本から勝つためにF1に来ました)位の勢いが
ないと相手にされないのですね。
長文すみません・・・・
ビール飲んだ勢いでのコメントで申し訳ないです。

コメントへの返答
2011年2月26日 12:32
日本の車が駆け出しの戦後、大きく発展できたのは、航空機産業を禁じられ行き場をなくした航空機の技術者が自動車産業になだれ込んだことが大きいようです。
無論、最初は海外製の車の模倣もあったでしょうが、安価で大量生産できて、軽く小型で高性能。でも安全性は二の次。
このゼロ戦的な自動車が戦後の日本を支えたようなものです。


カメラの場合、ライカ製レンジファインダーカメラがあまりに高性能ですばらしく、直接対決を避けざるを得なかった(特許がらみか?)ことが引き金になり、主力を一眼レフカメラに据えた事が、今日のカメラ業界の強さを生み出したんだそうな。

ペンタプリズムとクイックリターンミラーを組み込んだ最初の一眼レフカメラは「アサヒペンタックス」だったようで、レンジファインダー機に熱心だったキヤノンはその流れにやや乗り遅れる格好です。



なお、以前も返信で書いたのですが、コメント欄での改行の使い方はどうにかなりませんか?
おそらく表示幅の見栄えを意識して途中途中に改行を挟んでいるのだと思いますが、それが災いして一文字だけ次の行に飛んで行をロスしてしまい、返信後は非常に見にくい状態になっています。

このページのカスタマイズでは、読みやすさを考慮したフォントや文字サイズ、配色にしてあり、他所のページとは表示文字数が異なっています。
2011年2月26日 7:01
カメラの記事が多いのは、喜んでくれる人はいるからこそですよね。
私はその時の記憶を留めるたしにしたいだけで、写真そのものが好きな訳ではないんです。
オーディオは楽しめればいいし、車は移動できればいいし。ほんとですよw。
コメントへの返答
2011年2月26日 11:47
おかげさまで、ネットの中とはいえ、こうして楽しく素敵な「お友達」にも恵まれ、大勢の方に「ファン」登録していただいております。

←説得力が希薄なんですけど・・・・(笑)

見に行く人の中には、その記憶を書き留めた記事を楽しみにしている人がいるはずですので、ぜひ写真はRAWで残すようにお願いします。(なぜそこに結びつける)

プロフィール

「芝桜の花 http://cvw.jp/b/121373/47674626/
何シテル?   04/23 23:21
30年ほど前に飼っていたネコです。今はもういませんが、とても思い出深いネコです。 走り仲間と無線交信しているときから「くろネコ」のニックネームを名乗っていまし...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2024/4 >>

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 2324252627
282930    

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

東北セリカday ホームページ 
カテゴリ:セリカ関連リンク
2008/05/30 19:52:02
 

愛車一覧

トヨタ セリカ トヨタ セリカ
セリカ GT-FOUR(ST205)  71000キロ走行の車両を中古で購入。 1基目 ...
スバル レガシィB4 スバル レガシィB4
レガシィB4(BE5) RSK  5MT 色は珍しいコーストグレーメタリック ●マニュ ...
トヨタ スターレット トヨタ スターレット
スターレットturbo-S(EP71) 1994年に走行78200kmの車両を中古で購入 ...
トヨタ スターレット トヨタ スターレット
スターレット GT(EP82) '95年12月~'00年12月の間乗っていた。  436 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation