この間、
逆光対策後のIndustar-61でテスト撮影しているときに、フォーカス位置に違和感がありました。
かなり遠くにピントを合わせたのに、ピントリングに記されたピントの距離指標が6m付近を指しています。
どうやら
レンズ清掃のときの組み立てがマズかったみたいです。
レンズには無限遠位置の微調整をする機構がどこかしらに付いているものですが、そういった箇所は無かったような??
再び緩めながら構造を観察してみると、どうやらマウント側のリングネジでレンズ群を引き寄せる箇所に仕掛けがありそうです。
文章だけではわかりにくいので、だいたいですが断面図を作ってみました。
この間の組み立ての時は、しっかりとリングネジを締め込んで組み立てたので、隙間が密着して無限遠がズレてしまった様子。
確かに、分解のときはリングネジが驚くほど緩く回った記憶があります。
このリングネジをあまりにも緩く締めた位置で組み立てると、隙間が大きくなる分レンズ群が前方に繰り出すので、近距離に強くなる代わりに無限遠が出なくなります。(先のFD55mmに似た状態)
適正値を探し当てるのはなかなか微妙でしたが、ストップ位置よりやや手前で月にピントが合うように調整できました。
あとはピントリングを固定しているネジを緩め、∞マークで月にピントが合うように調整。
ピントリング自体は、目盛り線2本分くらい過ぎたところまで回せる余裕を残してあります。
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Posted at
2016/03/31 23:34:03