
セリカは現在、ボディの大幅リフレッシュ中です。
作業中の板金工場を見に行くと、エンブレムが外されて細かなエクボ凹み傷の修正をしているところでした。
全体を研いでしまうと見えにくくなるから、光沢があるうちに見つけ出して先に修正してしまうんだとか。

こんなところに凹みってあったっけ?と言う箇所や、身に覚えのある凹み箇所も。
アンテナ後ろの小さな凹みは、ずっと以前にめがねレンチを当ててしまった箇所です。
劣化の激しかったルーフはすっかり塗装が落とされて、地金まで出されていました。
プライマーから下地が再構築されます。
まだまだ下地を作る作業は続くようです。
さて、今回発覚した問題はガラス関係です。
もともと今回のリフレッシュ計画を始める時に、ガラスの入手が可能かどうかを確認しておいて欲しいと伝えていました。
ST20#セリカはモデルの途中でブルーガラスからグリーンガラスに切り替わり、品番が入り乱れていました。
同じ色のガラスが手に入らなくなっている懸念があったので最初に確認してもらったのですが、その時の回答では「在庫あり」。
ところが今になって、在庫があったのはグリーンガラスの方で、本来のブルーガラスは在庫なしと言うことです。
結局最初に心配していたそのままの事態。
何でも、アメリカの基準か何かに合わせ、自動車用ガラスは全てグリーンに統一されたんだとか。なので製造もしていないという・・・・
鉛フリーみたいな、何か規制物質の絡みなのかは分かりませんが、とにかく社外フロントガラスも含めてブルーガラスは手に入らないんだそうです。
一番問題なのはサイドのクオーターガラスで、ここは窓枠アッセンブリーなので純正部品以外の選択肢はなく、今回リフレッシュしたい窓枠を変えたいがためにガラスも新品になってしまうというだけのもの。
それなのに、そのクオーターガラスの色に合わせて、特に問題のないドアガラスとリヤガラスも換えなければならないという状況です。
ドアガラスなら今回の塗装に絡めなくてもいつでも交換可能ですが、問題は前後のガラス。
こちらは接着なので、外した今が交換のチャンス。
フロントガラスは元々新品交換のつもりでいましたが、ここに来てドアガラスとリヤガラスの新たなパーツ代が発生しそうな状況。
オリジナルにこだわり、傷だらけでも元のブルーガラスを使用するのか、グリーンガラスでパリッとキレイにリフレッシュさせてしまうのか?チグハグな色のガラスでもよしとするのか?ウィンドフィルムでごまかすと言う手も?
ちなみに部品代見積もりでプラス12万・・・・
車検代はどうするんだ???
Posted at 2013/10/08 22:56:40 | |
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