友人に「知人から使いかけをもらったんだけど、良かったら使ってみないかい?」と渡されたワックスは
AUTO
GLYM
HIGH DEFINITION WAX
バターのようなクリームのような、固形と呼ぶにはとても柔らかなワックスで、カルナバ蝋ワックス特有のバニラのような甘い香りがたまりません。
濡らして固く絞ったスポンジで塗り広げる感触は、まるでボディに直接オイルを塗り広げているかのようなシットリした滑らかさ。
しばらく待ってワックスを拭き上げ、ネルで丹念に磨き上げると・・・・
出てきた出てきた!深いツヤ!
反射する蛍光灯の輪郭にまとわりつく青白い曇りが無くなるまで磨き込めば、キリッとシャープな光の反射が際立ちます。
「絞って拭いてハイ出来上がり」みたいな、謳い文句通りに水も弾かないし輝きもしないお手軽カーケア用品なんて信用できませんが、こういう手間をかければかけただけの仕上がりが得られる本格ワックスは、そういうものでしか味わえない面白さがあるので大好きです。
たとえ皮膜の持ちが劣ったとしても、その時限りでも最高の状態が楽しめるのならそれも究極の性能です。
「HIGH DEFINITION」ってどんな意味?と調べたら、「HD画質」などと同じ『高精細』や『高解像度』の意味でした。
コンクールコンディションを作り上げる高級ワックスと言うことで、イベント前などの特別な日の前に使うといいみたいです。
これを塗って磨き上げたセリカで出かける日曜日は、何か特別な日になるかもしれません。
Posted at 2012/07/28 23:00:28 | |
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