一番槍のブログ一覧

ひどいよ、、、こんなのってないよ、、、

2011.3.23 今後の配信休止のご連絡
今後の『魔法少女まどか☆マギカ』の配信も当面休止となります。


ユメもキボーもありゃしない。一番槍です、こんばんわ。


madoka_magica
レギュラー放送とは形態が変わりますが、4月中を目途に最終話までをお届けできるように調整を進めてまいります。ご理解、ご了承のほど、よろしくお願いいたします。 #madoka_magica

と言う、公式Twitterを信じて、４月まで頑張ってみます。



さて、世間では、
東京・金町浄水場で放射性ヨウ素検出
と言うニュースで大騒ぎみたいです。

> 1kgあたり210ベクレルの放射性ヨウ素

が検出されたとか。
お陰で、ミネラルウォーターの買占めが大流行しているようです。

でもね、もうちょっとよく考えて欲しいのです。
このヨウ素の半減期は約8日。
そんな大量の買占めが必要なのか、と。

まぁ、今後の推移を見なくてはいけないと思うのですが、１週間で半分になるレベル。
慌てて買占めるなんて、ほんの数週間前の買い溜め騒動から何も学んでない。
本当に日本人の民度も落ちたものだ。


そこで、今回検出された1kgあたり210ベクレル（Bq/L)と言う単位を少し考えてみる。
これがどれほど危険なものなのか？
報道によると、暫定基準値の2.1倍。
つまり、100Bq/Lまでなら安全ということになる。
では、100Bq/Lを超えると危険なのか？

放射能泉、と言うものがある。
温泉の種類だ。
日本人は大体が温泉が好きなものである。
放射能泉、それは危険なものではない。
有馬温泉にも銀泉という放射能泉があるくらいだ。

適応症として
硬直性脊椎症、関節の退行性症状、慢性多発性関節症、脊椎の退行性疾患、慢性痛風、関節、筋肉リウマチ、軽度の末梢性動脈血行障害、更年期障害、気管支性ぜんそく

などがある。
うん、とても健康に良さそうだ。


その放射能泉の定義として

> 温泉水1kg中にラドンを3ナノキュリー（＝8.25マッヘ単位 = 111ベクレル）以上含有。　(wikipediaより)

とある。
なんと、暫定基準値を上回っている。
定義が111Bq/L以上なのだから、実際にはもっと多いのだろう。
ちなみに、ラドンの半減期は約4日であるが、有馬温泉は、放射能泉の中でも、ラジウムを多く含むラジウム泉とされ、ラジウムの半減期は1600年である。

こう考えると、金町浄水場より有馬温泉の方がよっぽど危険ではないのか？
しかし、有馬温泉からの退避指示など出ていない。


で、有馬温泉と並ぶ放射能泉として、鳥取県の三朝温泉がある。
詳しいことは、この資料22ページからを見ていただければわかるが、

> ラドン濃度　１３５．５～４８１．５Bq/L

と非常に高濃度である。
にも関わらず、

【がん死亡率】
三朝地区０．５４（男）、０．４６（女）
周辺地区０．８
全国平均１．０

と、がん死亡率が全国平均の半分ほどなっている。


と言うより、現状のデータを見る限りでは、金町浄水場の数値はそれ程恐ろしいものではない。
もちろん、この先のデータを推移を慎重に見ていくことは大事であるが、先を争って水を買占めようなどとは浅ましい行為、と言わざるを得ない。

もうちょっと冷静に情報を見極めて行動して欲しいものである。


異論・反論は認める。
（どこかの総理と違って原子力には詳しくないので、間違いがあったら指摘して頂きたい）


ちなみに、一番槍は水道水なんて糞不味いものは、ここ１０年、まともに口にしたことは無い、と言うことだけ最後に付け加えておこう。