harinashi（はりなし）のブログ一覧

C5エアクロスを購入するときから、ネガティブ要素のひとつだった、リアバンパーについている排気パイプエンド風のメッキ加飾。


過剰なメッキ加飾も嫌いだが、排気パイプすらここを抜けておらず、ダミーとかフェイクとか機能上意味のないデザインはもっと嫌いで、その両方を併せ持ったここのデザインは最悪である。

恥ずかしいので早くどうにかしたかったが、ここのパーツを撤去するとボコッと凹んだようになりそうだし、バンパーはずさないとイケないので新車保証中には憚れる。

どうしたものかと思っていたら、こんな商品を見つけて購入。


本来用途はプジョー3008のベースグレードのAllureのブラック無塗装のこの箇所をメッキ加飾するドレスアップパーツ。


これをサンドペーパーでゴシゴシ粗してから缶スプレーで黒に塗装。


これを排気パイプエンド風の箇所に取り付け。
これで、だいぶ目立たなくなり、メッキも排除できました。


なんでこんなデザインが流行っているんだろう。せめてメッキ加飾はディーラーオプションにしてほしいわ。

C5エアクロスSUVを購入するに当たり色々なレビューを参考にさせていただきましたが、「400万円超のクルマでヘッドライトがハロゲンなのぉ！」っていう評価はかなりあります。個人的には全く気になりませんが。。。。
これ、
シトロエンUKがハロゲンを要求したせいで右ハンドル車は全部ハロゲン仕様になった。
ていうのが定説になっています。

他方、欧州では、2020年6月頃からC5 Aircross Hybrid もリリースされ、それにあわせて、車両も微変更が生じています。（デジタルメータの見附が変わったり、差し色の赤が渋くなったり、ナッパレザーの茶色が少しくすんだり。）

実はこのタイミングでUK向けの普通のC5 Aircrossも変更になり、ヘッドライトがLEDになったようです。
以下の写真はシトロエンUKのコンフィグですが、一番低グレードのSENSEでもLEDヘッドライドであることがわかります。


仕様リストでも全グレードLEDヘッドライトになっています。


さらにハンドブックを見てみます。日本の取説は変更になっていませんがグローバルでは2020年６月以降の車両はハンドブックが変更になっています。
ここで、ヘッドライトのところを見ましょう。
まずは2020年５月以前のハンドブック。
以下のようにグローバルで３タイプが用意されています。日本向けはModel-Bに相当します。イギリスやオーストラリア向けも同じであったと思われます。
Model-Cは方向指示器が分離されていますがデイライトと兼用NGの国があるようです。


これが、2020年６月以降のハンドブックを見てみると、ヘッドライトのラインナップが５タイプに増えています。
日本向けは引き続きハロゲンで方向指示器なしのModel-Dですが、ここでUK向けは新設された３連LEDもModel-Bに移行したと思われます。おそらくハイブリッド仕様と合わせたと考えられます。
２連LEDヘッドライトは１個がロービーム、もう１個がハイロー兼用、
３連LEDヘッドライトは１個がハイビーム、２個がロービームになっており、ハイロー兼用が左側通行光軸変更に対応しなかったのではと推定されます。わずか２年でUK仕様がLEDになったことを考えるとほんとにシトロエンUKが要求したのかちょっと怪しい。。。。


なお、現時点で日本仕様はLEDになっていませんし、オーストラリアやNZ、インド、南アフリカなどの仕様もハロゲンのままです。


左側通行光軸に対応する３連LEDヘッドライトがラインナップされたことで日本仕様もLEDヘッドライトになることもそう遠い先ではないかも。（ついでに値上げかも？）

デザイン面での不満は散見されるが、総じてバランスの取れたクルマで、乗り味ふくめての個性を楽しめれば、いい車。