2011年05月15日
皆さん、こん○○は~
我がチームエロンクスでも最近サーキットを走ってる方が多くなり嬉しい限りです。そこでですね、これからサーキット走行を考えている方に最短ルートで出来るチューニングプランを提案したいと思います!
1.車高調
まずは車高、キャンバー角を決めなくてはなりません。この数値に合わせてホイールのオフセット(今はインセットですがあえてオフセット表示にします)が決まります。特にランクスではノーマル状態でオフセットを決めてしまうと後で痛い思いをしてしまいます。
車高調はランクス乗りの定番『クスコ製ゼロ2』がオススメです。街乗りからサーキット走行までこなしてくれます。ノウハウもバッチリですからコレを選んでおけば間違いありません!
2.ホイール&タイヤ
ホイールですが、ノーマル状態ですとフロントのオフセットは+42が限界です。リヤは構造上車高が変化しても問題ありません。車高調を装着してキャンバーを付けるとフロントのオフセットをもっと攻める事が出来ます。具体的には+35をオススメします。ここから3~5ミリのスペーサーを使用してセッティングします。最終的には前後共+25~30あたりまでイケます。もし既に+42あたりのホイールを使用しているのならロングハブボルトに打ち換えて10ミリ位のスペーサーを入れましょう。
タイヤですが、断然国産ハイグリップタイヤをオススメします。セカンドグレードタイヤはやめましょう。特に制動力が段違いです。思いっきりブレーキング出来ますのでスキルアップには必須です。フルブレーキングで真っ直ぐ止まりますよ。ドライグリップだけでなくウェットグリップも非常に高いレベルです。安全の為にも絶対ハイグリップタイヤを履きましょう。具体的な銘柄ですが、AD08、Z1☆、RE11のいずれを選択すれば間違いはありません。
【AD08】
国産ハイグリップタイヤ最強のグリップレベルです。最後まで使えます。但しネックは高い価格です。経済力があるなら文句なしでオススメです!
【Z1☆】
非常にバランスの良いタイヤです。縦グリップはAD08と良い勝負です。但し若干横グリップが弱い印象です。摩耗は若干早く残り溝が少なくなるとグリップダウンが大きいのがデメリットですね。実勢価格はダントツで安く購入しやすいと思います。コストパフォーマンスを重視する私が愛用しています(笑)。
【RE11】
こちらも大変バランスの良いタイヤです。グリップレベルは上記2銘柄に若干劣りますが、耐摩耗性が高く最後まで使えます。価格はAD08とZ1☆の中間です。左右のローテーションが出来るのが最大のメリットです。
3.ブレーキパッド&フルード
ブレーキパッドですが、純正キャリパーでしたら『アクレ製フォーミュラタイタン(800C)』をオススメします。実勢価格もかなり安く、コントロール幅が広く効きも申し分ありません。連続走行でもバッチリこなしてくれます。デメリットはダストが多いのとキーキー鳴る事ですかね。サーキットを安心して連続走行するのならこの位ガマンしましょう(笑)。もし気になるのなら街乗り用パッドと使い分けるのが良いでしょう。ちなみに大きいキャリパーに換装している場合はもっと効きの弱いパッドにする必要があります。私はかなり大きい4POTピストンのST205用キャリパーを使用しているので、効きの弱いエンドレス製のMX72です。
ブレーキフルードですが、『ビリオン製スーパーブレーキフルード』をオススメします。少々高いですがサーキットの連続走行でも耐え、エアも入りにくくロングライフです。時々エア抜きする程度なら1L缶1年持ちますので決して高くないと思います。
4.オイルクーラー
2ZZでは必須です。真冬でもカンタンに油温120℃を超えます。サーキット走行で油温上昇の為にクーリングラップばかりでは上達しません。気持ちも盛り上がりませんからね(笑)。オイルクーラーのメーカーはどこでも良いでしょう。ランクス用は当然なく、汎用になりますがトラストやHKSあたりが無難だと思います。サーキットで連続走行出来るとストレスなく楽しめますよ♪
5.シート
断然フルバケットシートをオススメします。銘柄で選ぶよりも、実際に自分で座ってしっかりとホールドするモノを選んだ方が失敗はないでしょう。私はTRD-RECARO(RS-G)を愛用しています。フルバケットシートの最大の特徴はリヤのグリップを感じ取りやすい事です。リヤが出る手前で教えてくれますよ。意外かもしれませんが、長距離の移動でも苦になりません。むしろしっかりと腰をホールドする事により疲れ知らずです♪
6.シートベルト
サーキット走行では4点ハーネスは必須です。安全はもちろんですが、ブレーキングで体がしっかりと固定されるのでブレません。精度の高いブレーキングが可能になります。ドラテクアップにも貢献しますよ。ちょいと高いですが私も愛用している『タカタ製』をオススメします。きつく締め上げても痛くなく、一度使ったら他が使えなくなりますよ♪
7.ステアリング
ランクスは非常にドライビングポジションが悪く、シートを交換したり4点ハーネスで締め上げるとステアリングが非常に遠くなります。その為ステアリング交換をオススメします。私はディープコーンタイプで約8センチほど手前にしています。純正エアバック付きのステアリングから社外ステアリングに交換する事により、かなり軽量化されダイレクト感が高まります。路面の状況をリニアに伝えてくれますよ。
7.リヤタワーバー
フロントの動きにしっかりとリヤが付いて来ます。リヤグリップも上がります。価格も安くかなりオススメです。車載カメラのステーにもなります。もちろんタオル掛けにもなります(笑)。
8.フロントタワーバー
ステアリングレスポンスが高まります。グリップは上がりませんが、グリップ感がリニアに伝わるので運転しやすくなります。こちらも価格が安くオススメです。
9.LSD&クラッチ
部品代&工賃が高く躊躇してしまいますね。なのでもし駆動系に手を付けるのならLSDとクラッチを同時に導入しましょう。LSDはランクスをスポーツカーに変貌させるほどの効果がありますよ。銘柄は無難なクスコ製をオススメします。超~ロングライフで基本的にはオーバーホールの必要はありません。懸念されるLSDオイルの定期交換時期ですが、私は半年~1年、5000キロ~8000キロ位で交換しています。案外長いスパンでしょ?LSDオイルはもちろん『オメガ690』です。価格は高いですが上記のスパンで交換するのならあまり負担にならないと思います。
順不同パーツ
【マフラー】
純正マフラーで充分ですが、やはり社外のマフラーに換えるとやる気が出ますね(笑)。もし交換するのなら最近の車検対応マフラーはオススメ出来ません。内径をかなり絞ってますので高回転で糞詰まりになります。個人的にはインナーサイレンサーを付けた状態でギリギリ車検に通るマフラー(JICなど)がオススメです。サーキット走行では当然インナーサイレンサーを外して上まで突き抜ける特性を楽しみましょう。但し車検ではギリギリ通らないかもしれませんので良い子の皆さんは純正マフラーは手元に残しましょうね(笑)。
【エアクリーナー】
純正エアクリ交換タイプで充分です。もし上まで突き抜ける仕様にしたいのならキノコタイプもアリです。その際にはしっかりと遮熱対策をして下さいね。
【エンジンオイル】
『カストロール製フォーミュラRS(10W-50)』をオススメします。ホームセンターの特売(大概2,980円です)を利用して購入しましょう。油温120℃を超えても油圧をしっかりとキープしてくれます。コストパフォーマンス最高です!
【ミッションオイル】
上記の通り文句なしに『オメガ690』をオススメします。超~ロングライフの為、高い価格ですが元をしっかりと取ることが出来ます。ギヤの入り、デフの効き、フィーリングも素晴らしく一度使ったら絶対に他が使えなくなります!
質問、ご意見等何でも受け付けます。ご気軽にお問い合わせ下さいね。サーキットを走る方を全力で応援します。エロンクス仲間なら出来る限りサポートしますよ♪
って事で是非一緒にガンガン走りましょう!!!
Posted at 2011/05/15 00:12:22 | |
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