

月曜日、グラナダからミハスに移動した。
走行距離は、160km、2時間ほどで到着した。
山間のオリーブ畑を走り抜けるドライブで、最後の10kmほどは、地中海沿いを走った。
ミハスは、この地域の山間に点在する「白い村」。もともとは、レコンキスタで町を追われたイスラム教徒が築いた村。家々の壁の白さがまぶしい。
写真のように道が狭く、車から荷物を降ろすのも一苦労。


火曜日、ミハスからロンダに移動した。
走行距離は、100km、山道と雨で、1時間半ほど要した。
当初、英領ジブラルタルに寄ってアフリカ大陸を見ようと思っていたが、雨で断念し。途中でルート変更をした。
ロンダは、深い渓谷に囲まれた、イスラム教徒の文化が色濃く残る小さな町である。
写真の渓谷にかかる橋を見下ろす位置に立っている建物が、ここで宿泊したパラドール。部屋からの景色は、素晴らしかった。


水曜日、ロンダからセビーリャに移動した。
走行距離は、140km。2時間弱、オリーブ畑を下るドライブ。
セビーリャは、スペイン第4の都市で、16~17世紀の大航海時代の拠点になった都市。
ローマ、イスラム教、キリスト教の遺産の残る町で、旧市街の中心にある大聖堂は、イスラム教のモスクを増築した巨大なゴシック建築。
絵画も充実している。

写真は、セビーリャ市内を走るトラム。充電式のトラムで、各駅で、停車中に充電する。
この充電式トラムのおかげで、大聖堂前の道は、電柱や架線がなくてすっきしている。
スペイン製の車両で、台湾にも輸出されている。
今日は、午後からコルドバに移動する予定である。
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2015/10/29 16:26:11