

日曜日は、どんよりとした肌寒い一日。
天気は悪かったが、妻と、ウィーンから西に80kmほどアウトバーンを走ったところにある、Mostviertelに出かけた。
約1時間のドライブである。
まずは、Renaissanceschloss Schallaburgに行った。ここは16世紀に建てられたルネッサンス様式の城である。
この城では、「ビザンチンとオリエント展」が行われていたが、この日が最終日だということで、結構混雑していた。
私も含め、みんな考えることが一緒である。
この城は、庭も綺麗に整備されている。
ウィーン郊外の城や博物館の多くは、冬の間は、閉店する。
この城も、この日が最終日で、暖かくなる4月まで閉店する。
冬営業しないのは、もちろん、お客が集まらないこともあるが、道路や歩道が凍結して、安全が確保できないのが理由ではないかと思う。
重なった落ち葉で、足を滑らせているお年寄りを見かけた。これが、凍ると更に危険である。


昼食を食べた後、城から10km程、更に西に走ったところにある、HAUBIVERSUM
にいった。
ここは、パン工場で、パンの販売に加えて、パンの製造工程を見学することができる。
工場見学に参加した。
見学者は、ビデオを観た後、キッチンに移動して、パン造りをする。
生地をこね、8の字の様な形にひねって、トッピングをつける。自分のパンがわかるよう、パンには、番号の書かれた旗を立てる。
子供達も楽しそうに、パンを作っていた。
パンが焼き上がるまでの間、工場内部を見学する。
この工場、オーストリアの代表的なパン、カーザーツェンメルを、1時間に24,000個造る能力がある。
工場見学の途中で、試食コーナーもある。
帰りに、自分で造った、焼きたてのパンを受け取った。
結構、香ばしく焼けていて、ワインが飲みたくなった。
Posted at 2012/11/06 07:26:09 | |
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