
数日前から、職場のエントランスに、クリスマスツリーが飾られている。
毎年、12月の2週目ぐらいに飾られ、クリスマスが近づいていることを知らせてくれる。
ウィーン市内でも、クリスマスツリーの生木を販売するマーケットが始まった。
この時期、職場では、クリスマス時期の安全に関する通知が出される。
内容は、クリスマスツリーは、非常に乾燥しやすいので、火災への注意を呼びかけるもので、「ツリーは、クリスマスの直前に買う」、「茶色くなった木は買わない」、「設置場所はヒーターの近くは避けて、水を与える」、「飾りのライトは、GS、CEといった安全規格に適合したものを使う」といった内容である。
2メートルのツリーには、約40万本の針葉があるそうで、乾燥していると、90秒で木全体に火がまわるそうである。
職場のツリーは、高さ4メートルぐらいあるので、かなりの数の針葉があり、良く燃えそうであるが、そのためか、明かりは付いていない。
使用済みのツリーは、年が明けると捨てられるが、ツリーを売っていた場所が収集場所になっていて、そこに使い終わったツリーが積み上げられる。
ウィーン市では、これを回収して、バイオマス発電用の燃料としてリサイクルしている。また、一部は、鳥小屋の材料にもなるようである。
良くできたシステムである。
あと1週間で、クリスマス休みである。
Posted at 2012/12/13 14:57:57 | |
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