

水曜日の夜、イスタンブールからウィーンに戻った。
あっという間の8連休であった。
イスタンブールには、4泊したが、いろいろな歴史的、文化的な側面を持つ街で、見所が多く、もう数泊したかった。
スルタンアフメト・モスク(ブルーモスク)、スレイマニエ・モスクといったモスクを訪ねたが、大小のドームによって構成されている建物は、迫力はあるが、飾りっ気がない。
内装も見た目は質素であるが、ふんだんに大理石とタイルが使われていて綺麗である。
写真は、ブルーモスクで、内装の青いタイルが印象的である。
モスクのミナレット(塔)から朝6時前から夜の9時頃まで、定期的にお祈りの告知の放送が流れる。
ブルーモスクから比較的近いホテルに泊まっていたが、最初は、音量が大きくて気になったが、そのうち気にならなくなった。


トプカプ宮殿では、オスマン朝時代の繁栄が伺える。
写真は、男性のあこがれ、ハーレムである。内装も綺麗である。
江戸時代の大奥に相当するが、アジアの東西で、同じ時期に、同じような制度があったのがおもしろい。
ハプスブルク家は、比較的多産の家系であったが、スペイン・ハプスブルク家のように家系が途絶えるケースもあった。
やはり、世襲制では子孫を増やすことが、安定した支配を続けるために最大の課題であり、そのために、一夫多妻のような制度が必要だったのかもしれない。
Posted at 2012/12/30 03:19:49 | |
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