

約2週間の韓国出張を終えて、ウィーンに戻ってきた。
済州島の後、韓国中部の都市に滞在したが、街中を散歩していたところ、GM系のキャディラックのディーラーを見つけた。
済州島では見かけなかった外車は、韓国の本土に来ると結構見かけるようになった。やはり、シボレーが多いが、VWパサートも駐まっていた。韓国は左ハンドルで、デザインもヨーロッパ車に近いせいか、ヨーロッパ車は目立たない。エンブレムを見ないと識別できないぐらいヨーロッパ車に似た韓国車も見かけた。
ところで、同行していた米国人は、家族にルイビトンの偽物のバッグを購入していた。偽物でも、A、B、Cのグレードがあり、グレードの高いAは、韓国製で、ほとんど本物と見分けがつかないそうである。それでも、価格は、本物の1/5~1/10だそうである。因みに、B、Cは、だいたい中国製だそうで、更に安い。
外国のデザインを真似ることに対する抵抗がなくて、またそれが売れる国なのかもしれない。
滞在中、タクシードライバーのデモがあり、タクシーを使えない日があった。報道によると、この日は、韓国全体で、26万人のタクシードライバーのうち86%がデモに参加したそうである。
幸いこの日は、韓国の知人が、送迎をしてくれたが、その人の車は、ホンダのアコードであった。左ハンドルの対米輸出仕様車で、それまで乗っていたヒュンダイやKIAのタクシーとは次元の違いを感じた。アコードが、米国で人気がある理由がわかったような気がした。また、それを理解している人が韓国にもいることがうれしい。


ところで、韓国では、連日、韓国料理を満喫した。
1人で散歩していたときに、ビビン麺を食べたが、適度な辛さで、美味しかった。
韓国料理は世界に誇れる食文化ではないかと思うが、行くたびに、スーパーのキムチ売り場が小さくなっているような気がする。代わりに、寿司、天ぷら、カレー、パスタ、シリアルと言った国外の食べ物に置き換わっているように感じた。この点は、日本も同じかもしれない。
高速道路のサービスエリアの駐車場で珍しいものを見かけた。障害者用の駐車スペースに横に、ピンク色の女性用の駐車スペースが設けられていた。女性が幸せな街「Woman Friendly Seoul」の流れではないかと思うが、妊娠中や小さなお子様ずれの女性に対する優しい配慮である。
Posted at 2012/06/24 00:11:17 | |
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