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昨日、朝、CNNのニュースを見ていたら、日本の天皇誕生日のニュースをやっていた。
誕生日を迎えられた天皇陛下は、日本の125代目の天皇との紹介があり、その歴史の長さに、改めて驚いた。

そのニュースのあと、ウィーンの市庁舎のクリスマスマーケットに関連するニュースをやっていたので、早速、昨晩、妻と出かけた。

最初の写真は、走り去る路面電車と市庁舎の建物。
少し霧がかかっていて、幻想的な雰囲気。
クリスマスマーケットの雰囲気を楽しみにきた人で賑わっていた。

ニュースで紹介していたのは、写真のスノーボール。

液体の入った球体を振ると、雪に見立てた白い破片が舞う、よく土産物屋にあるやつである。

ニュースによると、この店が元祖で、現在の店主のおじいさんが、この雪を発明したそう。雪の成分は、企業秘密だそうだ。

綺麗だが、少々値段が高かったので、買わなかった。

この店の年間売り上げの2/3は、クリスマス時期だそうなので、今がかき入れ時である。

ウィーン市内のクリスマスマーケットは、何処も、昨日か、今日が最終日。

少し、名残惜しい、感じもする。

一部のマーケットは、Silvestermärkte（大晦日マーケット）として、商品を入れ替えて、12/27頃から営業を再開する。

皆様、Frohe Weih­nachten、メリークリスマス!!

土曜日、久しぶりに晴れたので、妻と、クリスマスのお菓子とCDを買いに、旧市街に。

クリスマスの買い物客と、観光客で、道路が混雑しているため、路面電車で、移動した。

路面電車も、車の混雑に巻き込まれて遅れることがあるので、少し遠回りして、移動した。
写真は、クリスマスツリーが綺麗なカフェ・モーツアルト。席を待つ人の列ができていた。

このカフェの近くで、BMWのi3が駐まっていた。
公道で、初めて見る、i3である。
注目度は高いようで、私以外にも、写真を撮っている人や、子供にこの車について説明しているお父さんがいた。

路駐がしやすい比較的コンパクトな車体であるが、乗り心地は、どうなのであろうか。

夜は、時々クリスマスマーケットに行っているが、何処も混んでいて、特に、市庁舎前のマーケットは、身動きが取れないぐらい混んでいるらしいので、中心部から離れた、マーケットに行っている。

金曜日行った、ウィーン大学内にあるマーケットは、クルーワインに加えて、グルーモスト、プンシュは、オレンジに加えて、テキーラ、ジャックダニエルを混ぜたものもあった。
若い人が多いためか、ビールもあった。
スウィーツも充実していた。

来週は、いよいよクリスマスである。

ローマに5泊して、今日、ウィーンに戻る予定である。
ローマは、少し肌寒い日や、小雨の降った日もあったが、比較的、天候に恵まれた。

滞在中は、数々の絵画や彫像、噴水のある広場、歴史的建物を見て回った。

最初の写真は、ヴィットリアーノ。ローマの象徴的建物であるが、建てられたのは100年ほど前で、比較的新しい建物である。

その次の写真は、コロッセオ。紀元前に作られた建物である。
キリスト教時代に、聖堂建設のための資材として大理石が持ち出されたため荒廃したが、発掘と修復が続けられていて、2000年以上前の様子が解明されつつある。

写真は、フォロ・ロマーノに残された神殿。
この神殿は、後世、教会として使用されたため当時の姿を残している。

もう一枚が、サン・ピエトロ大聖堂のクーポラから見下ろすサンピエトロ広場。
この大聖堂と広場は、ルネッサンス期に完成したもので、美術品の宝庫である。
大聖堂に隣接する、バチカン美術館のシスティーナ礼拝堂とラファエロの間は、今回、最も楽しみにしていた場所。

ライトアップされている建物は、パンテオン。
紀元前～2世紀ごろの建物で、7世紀から教会として使われている。
ローマ時代のそのままの外観を残している数少ない建物である。

街を歩きながら、珍しい車が走ってないか見ていたが、最後の晩、ようやく、路駐しているフェラーリを見つけた。
フェラーリ・カルフォルニア。
議会下院の建物の裏なので、偉い人の車なのかもしれない。
地元の家族連れらしきグループも、この車と写真を撮っていたので、ローマでも、珍しい車なのかもしれない。

ウィーンは、相変わらず、薄暗くて、寒い日が続いている。
クリスマス休みを早めにとって、昨日から、妻とローマにきている。

ローマは、ウィーンから陸路だと1,000km以上あるので、車はあきらめて、空路で移動した。
アドリア海の上空を飛ぶので、飛行時間は、1時間半程である。
到着時の気温は、15度ほどで、ウィーンよりも10度ぐらい暖かかった。

ホテルにチェックインして、早速、ポポロ広場に行った。
ローマは、今回が初めてで、広場と彫刻と噴水の町という印象を持っていたが、そのとおりであった。

写真は、ポポロ広場の塔とそれを取り囲むのライオンの噴水。


写真は、スペイン広場の「船の噴水」。

夏は、噴水が、涼しさを誘うのだと思うが、冬は、少し、寒々しく感じる。

スペイン階段は、夕方でも、賑わっていた。

広場周辺には、教会があり、教会に入ると、中に芸術作品が並んでいる。

写真は、サンタ･マリア･デル・ポポロ教会の礼拝堂の絵。
ルネッサンス期の絵画である。

昨日は、町中を、歩いて移動した。
ローマの旧市街は、道が狭く、入り組んでいる。
お店や観光スポットが多く、買い物客や観光客が多いのにもかかわらず、歩行者専用道路が少ない。
車が走っていないベネチア本島、歩行専用道路が多いフィレンツェの旧市街と対照的である。
歩道が狭いので、歩行者は、車道にはみ出すことになるが、その横を車やバスが結構なスピードで走っていく。
こういう交通事情なので、小型車とバイクが多いようだ。
フィアットが多く、フランス車、日本車を見かけたが、ドイツ車の比率は、イタリア北部に比べると、少ないように感じた。

今週は、気温が0度前後で、時々、小雪が降る、典型的な、ウィーンの冬の天候が続いている。

凍結した雪で、人や車が滑らないように、路上には、砂利混じりの塩がまかれているが、雪がないときは、この砂利でスリップしやすくなるのでやっかいである。

先週の土曜日、国連の女性スタッフ、スタッフの夫人の組織が主催する、国際バザーが開催された。
このイベントを妻が手伝っているので、私も、3年連続で、参加している。

このイベントは、各国のブースにおいて特産品が販売される他、トンボラ（チャリティー抽選会）が行われるが、今年も、目玉商品は、メルセデス系のディーラーが提供したSmart。

会場入り口には、CLA、Aクラス、Eクラスが展示されていた。
最近のメルセデスは、デザインが結構スポーティーである。

会場内は、とにかく人で一杯で、その中でも、日本のブースは、相変わらず人気で、着物、陶器、手芸品が飛ぶように売れていた。

スペインのブースでは、サングリア、パエリヤ、生ハムの販売しており、ここのサングリア（1一杯2ユーロ）の飲んだが、フルーティーで美味しかった。

エジプトは、いかにもエジプトという、デコレーションをしていた。

EUに寄るか、ロシアに寄るかで揺れているウクライナのブースは、平和で牧歌的であった。

こういう雰囲気を楽しめるのも、このイベントの楽しいところである。

今年も、車や航空券を目当てに、トンボラの券を購入したが、当たらなかった。
このイベントは、使ったお金が、世界中の子供達のために寄付されるで、外れでもOKである。