
7月初めに、アパートの地下駐車場で、320Dの後部を破損してしまった。
破損箇所は、バンパーに傷、後部右側のライトカバーの一部に割れ、トランクの開閉用のダンパー(両側)の付け根のひびで、旅行に行く前だったのと、機能的に問題がなかったので、旅行から戻って、修理をすることにした。
旅行から戻って、1週間ほど後の昼休みに、保険会社のUNIQAのオフィスを訪ね、状況を説明した。
UNIQAは、オーストリア最大の保険会社であるが、国際的には、あまり知られていないかもしれない。
ドイツ語の細かな書類を書かなきゃならないだろうと覚悟していたが、オンラインのフォームを使って、保険屋さんがノートパソコンで、5分ほどで申請資料を作成してくれた。
日本のように、「お怪我はありませんでしたか?」などという優しい言葉はなくて、いたって事務的に、こちらが申告した破損箇所を確認して、記入していた。
また、その場で、修理工場に連絡して、車を修理のアポと、代車の手配をしてくれた。
指定の日の通勤途中に、修理工場に320Dを修理に出した。代車は、BMWだと思っていたが、写真の黄色のMini Oneであった。
代車で、そのまま、勤務先に行ったが、Miniに乗ったのは初めて、駐車場入り口のセキュリティーチェックのところで、窓を開けようとしたら、パワーウィンドーのスイッチが見つからない。あわてたが、センターコンソールにあるという話を思い出して、なんとか窓を開けた。
警備員にハッチを開けろといわれたが、開け方がわからなくて、これは、お手上げであった。
警備員のほうが良く知っていて、エンジンを切れといわれて、切ったらハッチが開いた。

3日後、仕事の帰りに、修理の終わった320Dを引き取りに行った。
その間、丸4日間Miniに乗ったが、ハンドルが重い、サスペンションが硬くて、道路の継ぎ目で飛び跳ねる、コーナーですぐにタイヤが鳴るのには少し驚いたが、小さいエンジンなりにキビキビ走り、車内が思ったよりも広くて、悪くはなかった。
妻に言わせると、車体の色も、内装も、カワイイそうで、少し若返った気になった。
320Dの修理のほうは、驚くほどきれいに仕上がっていた。担当者に聞いたら、破損していた、トランク、バンパー、ライトカバー、トランクのダンパー2個は、新品と取り替えたそうである。
他に、車体側面の2箇所の古傷も直してくれていた。
費用は、免責の300ユーロは自分で払い、あとは、保険会社が負担した。
3日ぶりであるが、乗り慣れた自分の車に戻ると安心する。特に、安定した加速と、ナチュラルなコーナリングは気持ちが良い。


ところで、モヘアのボーイフレンドのBuddyが我が家に泊まりにきている。
Buddyの家族は、米国に帰省中で、その間、3週間、我が家の一員になっている。
Buddyは、モヘアよりも6ヶ月ほど先に生まれていて、体も一回り大きい。
Buddyとモヘアは、これまで、週1~2回、一緒に遊んでいて、以前、妻が日本に帰っていたときに、10日ほど、私が仕事をしている昼間だけ、モヘアをこのご家族に預かってもらっていたことがある。気心の知れた仲である。
8月前半のウィーンは記録的な暑さであったが、暑い中、2匹は、じゃれあったり、水遊びをして過ごしている。
モヘアにとって、ひと夏の楽しい思い出になりそうである。
Posted at 2015/08/17 20:01:16 | |
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