
ウィーンを発って、10日ほどになる。
ハンブルクからアムステルダムに移動途中、少し遠回りをして、大堤防を通った。
干拓用に造られた長さ30km、幅90mの堤防。
写真の右側が北海で、左側が、淡水化した湖。
結局、干拓事業は、途中で取りやめになったが、堤防は、アウトバーンとして使われている。
30km以上、ほぼ直線で、水門の部分を除くと、アップダウンもない。
クルーズコントロールを使って走ったが、エンジンの回転数は一定で、ハンドルも、まっすぐにしたまま、走った。


最初に、アムステルダムに3泊した。
アムステルダムは、美術館が多く、フランドル地方、オランダの画家の絵が多く展示されている。
写真は、ゴッホ博物館。驚くほどたくさんのゴッホの絵がある。自画像だけでも、10枚以上あったかもしれない。
入り口は、結構混雑していた。
オランダ国内では、Holland Passを購入して、美術館等を見て回った。
このPassは、購入が結構煩雑で、金額的なメリットは少ないがが、多くの美術館でPass保有者用のレーンがあり、あまり、並ばずに中に入れるメリットがある。


写真は、アムステルダム国立美術館。
レンブラント、フェルメール等の絵が展示されており、非常に充実した美術館。
ゴッホ美術館と同様、入り口は、混雑していたが、展示スペースが広いので、絵は、ゆっくりと見れる。
オーディをガイドも充実している。


写真は、コンセルトヘボウ。
ここで、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のコンサートを聴いた。
バッハのSt. John Passion。
イースター時期なので、キリストの復活に関連する重いタイトル。
コンセルトヘボウは、ウィーン楽友教会と並び音響が良いといわれているコンサートホール。音も良いが、白を基調とした内装もきれいである。


アムステルダム滞在中は、小雨の降る日が多かったが、1日だけ快晴の日があった。
晴れていても、風が強く、体感気温は、かなり低い。
写真は、アムステルダム中央駅。
モヘアの毛が風になびいていた。
オランダは、ハイネケンに代表されるビールの産地。
雨宿りのために立ち寄ったバーで「グロルシュ」の生ビールを飲んだ。
ウィーンでは、普段、「グロルシュ」か、ドイツ産の「キリン一番絞り」を飲んでいる。
「グロルシュ」は、さっぱりしていて、少し、コクと苦味があって、「エビス」に味が似ているので、勝手に「エビスもどき」と呼んでいる。
初めて飲んだ「グロルシュ」の生は、苦味が少し強くて、美味であった。
Posted at 2015/04/06 14:13:31 | |
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