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清水の舞台から飛び降りる気持ちでRS4を購入してからもうすぐ2年。たいしたトラブルもなく、全く不満の無いまま乗っていたのですが、別れなければならなくなってしまいました。

理由は、海外転勤。何年後に戻ってこれるかもまったく決まっていないため、日本で持っておくのは非現実的。赴任先に持ち込んでも、現地化のためにコストが200万近く掛かるので、これも非現実的。結局、手放すという以外の選択肢がなく、泣く泣く売却することになりました。

今、このRS4以外に欲しい車があるか?と質問されても、答えは、特にありません。今の自分のライフスタイルにマッチするという意味では、現時点で最高の選択をしていたと思っています。おそらく、これが最後のMT車になるかもしれないと覚悟して購入しましたが、おそらくそれは現実のものとなりそうです。

唯一の救いは、非常に高額で売却できそうなこと。リーマンショック直後で高級輸入車が値崩れしているという最高のタイミングで購入し、その後経済が持ち直すことによってRS4の買い取り価格は希少車として高い値を回復しました。2年という短い間ではありましたが、非常にお値打ちの投資で、最高のクルマ生活を送ることが出来たと思います。

わがRS4君、本当にありがとう、そしてお疲れ様でした。

週末に、所用により神戸までRS4で行って来ました。

奇しくも宿泊したホテルが、6年前のブログエントリーのレガシィでの写真撮影を行った場所にあるメリケンパークオリエンタルホテル。同じアングルでの撮影をしたつもりだったのですが、前回はポートタワーも入っていたようです。

さて、実は今回がRS4購入以来1年半後にして初のまとまった距離の遠出となりました。往路は東名->名神のトラディショナルなルート、復路は名神->新名神->伊勢湾岸道->東名のルートを使いました。新名神、伊勢湾岸道は初めてです。この2つの道路は設計が新しいだけあって非常に走りやすい道路ですね。

RS4はこういった長距離の高速移動にはすばらしい車です。全くストレスを感じることなく往復できました。

2点目はエアコンの設定。

購入時からなのだが、真夏にオートエアコンにしていると、全然涼しくならないまま送風が弱まってしまう。以前にエアコン自体の点検をしてもらったのだが、冷却機能は問題なしと言われた。おそらく、センサーや制御系統の問題であると思うので、もう一度その点を確認してもらった。

こちらの結果も特に問題なし。そこで、最終手段として国/地域の設定を変更したようだ。日本ではなく、もっと南国の設定にすることによって、より冷房が効くようになるとのこと。これで今年の夏は快適になるのだろうか。

以前より気になっていた点を点検してもらうため、ディーラーに車を預けた。

一つは、燃費。以前にエグゾースト警告灯の件で調整して以来、燃費が悪くなってしまった。それまでは高速走行でコンスタントに8km/l程度出ていたのだが、それが7km/l台に低下。運転の仕方が変わったからか？とあきらめていた。ところが、ひょんなことから S mode で走行してみたところ、なんど燃費が8km/lに復活！S modeの方が燃費が良い、というのはちょっと想像するのがむずかしい．．．そこで、前回の調整に何か問題があるのでは？と思い点検してもらうことに。

で、結論をいうと、『S modeの方が燃費が良くなることがある』とのこと。Dラーの人が比較走行してもS modeの方が燃費が良かった。で、ノーマルとSmodeの違いはというと排気効率が変わるだけ、とのコメント。正直少し眉唾だが、燃料噴射等のSW的な違いもなく、違いは排気バルブの開閉の差しかない、とDラーの人が断言していた。

サーキット等で高回転をガンガン使うとSの方が燃費が悪くなるかもしれませんが．．．と言っていたが、そのような使い方はしないので、今後はS mode固定に決定。

う～ん．．．でもやっぱりちょっと納得いかない．．．

mixiで名前にCR-Zを入れさせるキャンペーンをやっていることくらいしか知らなかったので、あまり良いイメージを持っていなかったのだが、今日とある記事をみてびっくりした。

『6速MTは全体の40%』

これはすごい！確かHONDA全体のMT率は数年前の時点で3%にも満たなかったはずで、この状況下においてMTが40%も売れるのは尋常ではない。今時、CVTの方が燃費も良いだろうし。MTを選んだ4割の人はどのような考えで選んだのか非常に興味があるところだ。もし、「MTを運転したいから」MTを選んだ人が結構いるなら、世の中まだ捨てたものではないかもしれない。