
車を買うときの楽しみのひとつが、ボディカラーを選択ですよね。あの色がいいかな、この色もなかなか…。カタログを眺めたり、ネットであれこれ検索してみたり、楽しいひとときです。
でも、いずれは一つに絞らなければいけません。買った後に、飽きてしまったり、やっぱりあの色にしておけば…ということのないようにしたいものです。
参考になるか分かりませんが、私が「アコーヤシルバー」という色を選んだ経緯を振り返ってみたいと思います。
まずは、ボディラインがはっきり出るメタリック系の色から選ぶことにしました。パール系の色も考えていたのですが、スポーツバックの登場と共にオプションカラー扱いになってしまいました。今まで無料だったものが3万円に。しかも有料になったばかりのタイミングで選択するのも損した感じなので、今回は見送ることにしました。
メタリックの中でも、明るいメタリックが好みなので「シルバーレイク」か「アコーヤシルバー」の2択になりました。最初は、Audi定番カラーの「シレバーレイク」と思っていましたが、ディーラーに展示されていた「アコーヤシルバー」のNew A6を見て、シングルフレームとの組み合わせに一目惚れ。グリルのクロームメッキ部分と、アコーヤの絶妙なコントラストは、このカラーならではのものと感じました。それで、「アコーヤシルバー」にたどり着きました。後付の理由になりますが、新色なので、現状ではレアなカラーであること、多少汚れていても目立たない、などの利点もあります。
ちなみに、この色、天候によって刻々と表情を変えます。どんよりとした冬空の下では、地味でくすんだ色に見えます。連日灰色の曇り空が続く中、くすんだ車体を見て、なんでこんな色を選んだんだろう、と気持ちまで暗くなっていました。が、久しぶりに快晴の空の下でアコーヤの深みのある美しさを目にしたとき、改めて感動しました。かなりおおげさですが。
余談ですが、この色を選んで困った点は、色味の説明が難しいことです。クルマの話になると、「何色?」と聞かれるケースが多いかと思うんですが、「アコーヤシルバー」と言っても、わかってもらえません(笑)最近は「アコヤ貝の色です。」と答えていますが、ますます不思議そうな顔をされます。自分もアコヤ貝なんて見たことないんですが(爆)
Posted at 2005/01/20 22:59:55 | |
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