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先日、又々デーラーに、御厄介になりに出かけました。

実は、又やってしまったのです。夜間の走行中の細道のすれ違いで縁石にガツン！
今回は、ちょっと大きな傷を負ってしまいました。


予約日に手元にある修復済のホールをトランクに積んでデーラーに。

午前11時頃に入庫して、私は代車で帰宅。

作業完了は夕方の5時過ぎなので、帰宅後は予約をしておいた歯科医院で治療をしてもらったり、
簡単な買い物を済ませたりと。

夕方の6時過ぎに、デーラーから作業完了の連絡が入り、フーガを受け取りに。
実際に作業をしてくれたメカニックと話をする事が出来ました。

サイドスリップチェックは異常なし。
車体をリフトアップしての足回りの目視点検でも明らかな異常は見つからなかったとの事。
それでも、運転していて異常を感じる様ならば、ホイールアライメント調整をすべきです
とのアドバイスをもらいました。

取敢えず、ホイールの傷の割には衝撃の影響は無かった様です。
先ずは一安心。


傷付いたホイールは早速修理工場へ…。


サービスカウンターで整備費の支払いを済ませると帰りがけに、担当サービスマンから
「これ、まだ差し上げていませんでしたよね。」と、スカイライン60周年記念ドロップスを
手渡されました。

歴代スカイラインが印刷されている、サクマのドロップス缶。


お～！！
懐かしい！！


そう言えば、スカイライン誕生60周年記念ナンチャラ、やっていましたね。日産。

私が10歳の頃に誕生したのでしたっけ、プリンススカイライン。

子供心に、何も分からないままに、其れでも街中で時々見かける車のデザインに国産車、
輸入車の区別無く、ワクワクさせられたものでした。

観音開きのトヨタのクラウンや、いすゞヒルマンミンクスと共にプリンススカイラインのデザインは
確かに記憶しておりました。

クラウンやスカイラインの年代よりも更に記憶を遡ると、乗用車のエンジンを始動するのに
一生懸命にクランクハンドルでエンジンを始動させているオジサン(当時の私にはそう、
見えた。)の姿が想い起されます。昔は車を動かすのが大変だった。

その頃、私は都内西方の23区内に住んでいたのですが、私の住んでいた地域では道路は
砂利が疎らに敷いてあっただけ。

幹線道路は舗装路もあり、トラックもバスも走っていましたが、偶に馬が荷車を曳いて歩いている
姿を見かけたのも覚えています。

それ故生活道路に車が走る事など滅多にありませんでした。
それで、車には漠然と憧れましたね。

子供心に自分では、車になど一生乗れないだろう…と思っておりましたが。

プリンススカイラインの誕生の翌年に、父親が念願のマイホームを持つに至り、
我が家は23区内から更に西方のひなびた都下に転居。

2003年に現在地に転居する迄の45年間をその地で過ごす事になった訳です。

転居したその10年後には我が家にもマイカーがやって来る事になり、ブルーバード510型、
610型、910型と乗り継ぎ、何となく日産車を乗り続ける事に。

1973年に、現在勤務を続けている企業に転職をしましたところ、営業マン用の車がC10型
スカイラインでありました。「ハコスカ」

610型ブルーバードに比べてC10型のクラッチペダルがかなり重かった事を覚えています。
日帰りで、東京、宇都宮間の往復などした日は、左足がえらく疲れたものでした。
(その頃から運転は下手くそだったです。)

暫くして、私は社内のシステム部門に転属になり、スカイラインとは縁を切る事に。

其の後、オーディオ仲間であった知人が、所有するC210型スカイラインで中央道を運転中に
事故を起こして死亡すると言った悲報を受け取ったりもして…。
(凝り性だった彼が、ヘッドライトのバルブを交換した、であるとかマフラーを交換したであるとか
愛車のカスタマイズを嬉しそうに話していたのを覚えています。)

その頃の私は、病を患い、9ヵ月の入院生活を送りマイカーは手放し、兄妹も日産車から
ボルボに乗換えたりと、何となく日産車とは縁が遠ざかった頃でもありました。

しかし、友人には車好きも多く、自分では所有を諦めた結果、友人達の車に同乗する機会は
以前より増えたくらいでした。

11代目のV35型スカイラインがC110型「ケンメリ」依頼継承し続けた丸形テールランプに一旦決別し、其の後マイチェンで復活させたりと、何かと想い出深いスカイラインではあります。

何だかんだと想い出させてくれたドロップスの缶でした。

未だに開封出来ないでおります。