ここから少し離れていましたが、続けてかかれている方も多くちょっと驚きました(^^;
今回は何の脈絡もなく、新しいクラウンについて書いたりします(^^;
勿論、買い換える気は全くなく、招待状が来たのでどのように変わったのかな?と思い、新しい200系クラウンを見に行ってきました。
感想は、コストダウンのためのビッグマイナーチェンジ!です。
ハイブリッドが追加されましたが、基本的にプラットフォームも
エンジンも同じ、かつキープコンセプトというのはどうでしょう。
ゼロクラウンが歴代の中でもヒットモデルとなったのであまり変える
のは躊躇したのでしょう。
また、ゼロクラウン時に新しいプラットフォームと、エンジンを投入し、
その後プラットフォームは、マークXを初めとして、レクサスにも展開
しましたし、エンジンも然りです。
しかし、フルモデルチェンジでトヨタほどの利益を上げている会社なら
上下の感度の高い足回りをどうにかしても良かったのにと思います。
CMでは電子プラットフォームと言っている、車載LANやプロセッサなど
処理能力なども上がっていますが、プレーステーションなどが時間の
経過と共に基盤をまとめたりして徐々にコストダウンと合理化するような
感じです。
ただ、VDIMが載ったのは良いですね。この1点だけは羨ましいです。
エクステリアは個人の好みがあるので、まあ見る人に任せますが、
私が実際に見て感じたのは、スポーティーなもののあまりにキープ
コンセプトを狙ったためでしょうか?
Cピラーからリアのラインや、サイドから見た上下のボリューム感とか
破綻しているように感じます。
180系はどの角度から見ても破綻していないと思うのですが...
それに、フロントはアリオンなどと同じエッセンスが入り過ぎのように
感じます。
細部を見ていくと、流行りと言えば流行ですがサイドモールが廃止されて
バックミラーが後ろに移されています。
その他、リアナンバー周りのモールなども廃止されていますし、スカートや
リアのスポイラーなど細々とコストダウンが見えます。
また、ドアヒンジなども今までは、ISまでは薄いプレス品でしたが、
クラウンやGSはまともな取り付けをしていたのに、フロントドアは遂に
クラウンまでプレスの安い部品に改められていました...
その他、下回りもプラットフォームは同じですが、サスのアーム製造法、
ワイパー、ボンネット端の処理、スポイラーの取り付け剛性、リアガラスの
製造などなど、コストダウンの積み重ねが見て取れます...
鋼板も従来の600MPaの物から、980MPaの物を使用していると説明されて
いますが、980MPaは従来、クラッシャブルゾーンの確保が難しい軽自動車で
使用されていたものだが、鉄自体の値上がりもあり超高張力鋼板を使用して
も鋼板を薄くした方がメリットがあると判断したのではないでしょうか?。
以前から、メルセデスと国産車のルーフやCピラーなど強く押すと
鉄板の厚みが違うと言われてきましたが、やはり同じ強度でも多少は
厚みがあり質量がある方がエコでないにしても制振性等のメリットも
あります。
まあ、外回りはそんな感じで中に乗り込んでみましょう...
Posted at 2008/02/23 20:53:21 | |
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