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2008年02月25日 イイね!

新型クラウン 試乗インプレ 0(導入)

新型クラウン 試乗インプレ 0(導入)新型クラウン インプレ(エクステリア)

新型クラウン インプレ(インテリア)

男はつらいよシリーズみたいに、車界では単一ブランドとして世界最長となる、クラウンの13代目のモデルチェンジが行われました。

アムラックスあたりでは、比較的早くから試乗車が入ったようですが、営業所には22日の夕方頃から試乗車が入っている模様で、まだ試乗インプレは少ないかと思います。

そんなことで、ブログへのアップはもう少し後にしようかと思いましたが、見ている人も少なそうなのでこそっと試乗記を書いてみます。

しかし、先に先代のゼロクラウンと呼ばれた180系から、新型の200系が目指した物を予想してみたいと思います。


まず、この180系で使用しているプラットフォームは、欧州車と運動性能で渡り合える事を目標として、またゼロクラウン以外にも展開することを前提に、結構な資金を投入して開発された物です。

案外知られていませんが、日産のFMパッケージよりも前後重量にはこだわって作られています。

ここから先は私の想像ですが、このプラットフォームの開発において、リアのマルチリンクサスは、接地性を上げようと、机上での理論とテストコースでの試験により、かなり最終段階まで開発を進めてしまった...

そのため、ある程度プラットフォームの構造まで決まった段階になってから、実際の道路状況において、バンプ、リバンプによるトゥの変化が与える影響が大きく、リアの安定性を損ねると初めて気が付いた。

しかし、もう一度見直しは出来ないのでチューニングでどうにかしようとした結果が、あえてサスを硬めにしてあまりトゥの変化を許容しない足回りとしたのではないでしょうか。

そこで考えたのが、単筒式のダンパーを採用して、微笑入力ではなるべくスムーズに動かして、大きな入力ではストロークを抑えることにより、ネガな部分を消そうと努力したものの、高速域で足が突っ張ったようになり、上下感度が高いと言う悪癖を持っているように思います。


しかし、本来クラウンが目指すべきところは、運動性能を高めながらも、日本国内の交通条件において、最も気持ち良い乗り心地を提供する事だと開発者は考えたため、200系ではどうしたかというと...

VDIMと言うメルセデスのESPを越える車両運動統合制御システムと、VGRS(自動で前輪の切れ角を制御するギヤ比可変ステアリング)による武装をして、乗り心地を理想(しつこいが日本国内の使用において気持ち良い)に近づけながらも、運転者に気付かせずに車両を安定させることを目指したように思う。

さて、このあたりの思惑はどうなっているのでしょう....
Posted at 2008/02/25 23:02:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | 車レポート | クルマ
2008年02月23日 イイね!

新型クラウン インプレ(インテリア)

新型クラウン インプレ(インテリア)シートに座るとドライビングポジションは、ほとんど変わっていません。

そもそも、トヨタの車のシートの基本骨格は2種類しか無かったと思いますし、今回はプラットフォームが同じでホイールベースは変わらず、全幅もほとんど変わっていないので視界にも違和感が無いです。

アップライトに座ると、身長180cm以上ある人は頭上の余裕が無いと思います。

私は身長が170cmを切るので、教科書的なポジションを取った場合、
ハンドルがもう少し手前にきて、シフトレバーがもう少し奧にあると
しっくりきます。

おそらく、シートを寝かせ気味にして、肘掛けに体重を掛けて右手で
ハンドルを握ると良いのかもしれませんが...

私自身、レガシィのシートでも気にならないし、自車のアスリートでも、
1日700kmとか走ったりしましたが、腰痛とか特に問題は無かったです。

さて、インテリアはi-driveのような入力システムではなく、従来の
ボタンが並んだコンソールです。

パネルは光沢のあった、木目調パネルから日産ティアナのような、
正木っぽい木目調となりました。

このあたりは好みが分かれると思うが、従来のパネルの方が高級そう
に見えると思いますがどうでしょう。

ナビ周りのスイッチはすっきりとして、従来そこにあったはずの
オーディオ関係のスイッチ類は、DVDやMDの挿入口と共に、王冠
マークの付いたパネルの裏に納められました。

このパネルを開けると、コストダウンしましたと言う匂いが、
プンプンと漂うユニットが納められています。

通常は、ハンドルから機器の切替など出来るので良いですが、
助手席からMP3のフォルダーを切り替えたりする際には、パネルを
開けてスイッチを押すか、EMVにオーディオ関係を呼び出して、
タッチパネルから操作しなければならないのが手間です。

そう言えば、ドア、トランクはミニバンみたいに半ドア状態から
引き込むイージークローザーが付いています。

ダッシュボードなども部品点数を減らして、生産性を上げてコスト
ダウンは図っていますが、これはクラウンに限ったことではなく、
3シリーズもCクラスもですが、見た目の品質感はまあ許容範囲
でしょうか。

細かなところでは、ドアノブのボタンがセンサになったり、スマート
キーが更に安っぽくなったり...

スマートキーになってから、あまり取り出す機会は減ったと言う物の
ただの四角いボタンの付いた物ではなく、輸入車のようにキーだけを
見てもワクワクするような、デザインを考えて欲しいです。

メーターは、アスリートとロイヤルは少し意匠を変えたアナログメーター
となり、ハイブリッドは、シャープパネルを使った12.3型デンソー製の
1280×480画素のインストロメントパネルとなります。

ドアミラーはISのように、キャビンに対してフェンダーが張り出した
形になっているため、従来の位置だと視界が狭くなるのを防ぐための
対策だと思いますが、慣れないうちはキノコみたいです。

でも、試乗もしないでオーダーが1万台以上入っていると言うから、
きっと買い換え需要を含めて、それなりに売れるんでしょうね。

それでは、実際に乗り出して見ましょう...
Posted at 2008/02/23 23:35:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | 車レポート | クルマ
2008年02月23日 イイね!

新型クラウン インプレ(エクステリア)

新型クラウン インプレ(エクステリア)ここから少し離れていましたが、続けてかかれている方も多くちょっと驚きました(^^;

今回は何の脈絡もなく、新しいクラウンについて書いたりします(^^;

勿論、買い換える気は全くなく、招待状が来たのでどのように変わったのかな?と思い、新しい200系クラウンを見に行ってきました。

感想は、コストダウンのためのビッグマイナーチェンジ!です。

ハイブリッドが追加されましたが、基本的にプラットフォームも
エンジンも同じ、かつキープコンセプトというのはどうでしょう。

ゼロクラウンが歴代の中でもヒットモデルとなったのであまり変える
のは躊躇したのでしょう。

また、ゼロクラウン時に新しいプラットフォームと、エンジンを投入し、
その後プラットフォームは、マークXを初めとして、レクサスにも展開
しましたし、エンジンも然りです。

しかし、フルモデルチェンジでトヨタほどの利益を上げている会社なら
上下の感度の高い足回りをどうにかしても良かったのにと思います。

CMでは電子プラットフォームと言っている、車載LANやプロセッサなど
処理能力なども上がっていますが、プレーステーションなどが時間の
経過と共に基盤をまとめたりして徐々にコストダウンと合理化するような
感じです。

ただ、VDIMが載ったのは良いですね。この1点だけは羨ましいです。

エクステリアは個人の好みがあるので、まあ見る人に任せますが、
私が実際に見て感じたのは、スポーティーなもののあまりにキープ
コンセプトを狙ったためでしょうか?

Cピラーからリアのラインや、サイドから見た上下のボリューム感とか
破綻しているように感じます。

180系はどの角度から見ても破綻していないと思うのですが...

それに、フロントはアリオンなどと同じエッセンスが入り過ぎのように
感じます。

細部を見ていくと、流行りと言えば流行ですがサイドモールが廃止されて
バックミラーが後ろに移されています。

その他、リアナンバー周りのモールなども廃止されていますし、スカートや
リアのスポイラーなど細々とコストダウンが見えます。

また、ドアヒンジなども今までは、ISまでは薄いプレス品でしたが、
クラウンやGSはまともな取り付けをしていたのに、フロントドアは遂に
クラウンまでプレスの安い部品に改められていました...

その他、下回りもプラットフォームは同じですが、サスのアーム製造法、
ワイパー、ボンネット端の処理、スポイラーの取り付け剛性、リアガラスの
製造などなど、コストダウンの積み重ねが見て取れます...

鋼板も従来の600MPaの物から、980MPaの物を使用していると説明されて
いますが、980MPaは従来、クラッシャブルゾーンの確保が難しい軽自動車で
使用されていたものだが、鉄自体の値上がりもあり超高張力鋼板を使用して
も鋼板を薄くした方がメリットがあると判断したのではないでしょうか?。

以前から、メルセデスと国産車のルーフやCピラーなど強く押すと
鉄板の厚みが違うと言われてきましたが、やはり同じ強度でも多少は
厚みがあり質量がある方がエコでないにしても制振性等のメリットも
あります。

まあ、外回りはそんな感じで中に乗り込んでみましょう...

Posted at 2008/02/23 20:53:21 | コメント(5) | トラックバック(0) | 車レポート | クルマ
2007年07月28日 イイね!

レジェンド インプレ 1

以前に、あるお友達からレジェンドのインプレもと言う書き込みがあったので、試乗してきました。

発売になった頃に乗ったのですが、ほとんど印象に残らなかったので再度試乗したのですが、そのことを書く前にいつもこうしたインプレを書いていて思う事をちょっと書いておきます。

それは車の試乗はレポ(report=報告)ではなく、インプレ(impression=漠然とした感じ)だなぁと言うこと。同じ車に乗っても感じ方は人によってかなり差がありますね。

雑誌に書かれている試乗記事でも、パワーがあると書いている評論家もいれば、同じ車に対してパワーが無いと書いている評論家もいるように、パワーと言う一番分かり易そうなものであっても感じ方が千差万別なのだから、サスによる特性の感じ方なんて微妙な差でしかないでしょう。

この感じ方の差がどこから来るかというと、やはりその人が普段乗っている車だと思います。

人間の感覚は相対評価になるので、普段軽自動車に乗っている人から見れば、すごくパワフルで静かで乗り心地が良い車でも、1000万を超えるような車に乗っている人から見れば、力は無いし、うるさいと言う評価になるでしょう。

Web上にも個人ではなく会社として自動車の試乗記などを書いている、有名なところではWebCGを始めとするHPがいくつもありますが、小さいところは普段はガチガチの足の軽自動車にのっていますか?と言うような人が書いたとしか思えない記事がみられます。

私自身の評価軸は過去のレポートの通りですので、そのくらいのフィルターが掛かっていると思ってもらえば良いです。

それで、本題のホンダのレジェンドですが一言で言うと販売量が全てを物語っていると納得しました。

試乗して感じたのは、高級車なのかスポーティサルーンなのか、AWDを活かしたグランドツアラーなのか、何を狙っているのかがわかり難い車だと言うことです。

エクステリア
全幅が広く欧州車的な雰囲気があり好みは分かれると思いますので判断は避けます。

個人的には良いデザインだと思うものの、あまり見かけないのに新鮮味が薄れるというのは詰めの甘さがあるのかもしれませんね。

店で特にシルバー系をみると塗装品質がいいと言え500万円の車というオーラは無いかな...

インテリア
席に座ると全幅から想像するよりは室内は狭く、タイトと言う程ではないが、ゆったりした高級車とは違います。

勿論狙ったのでしょうが、低めの着座位置となっていてボンネットの見切りや後方視界は悪く、試乗後にバックで駐車するのがちょっと怖かったです。

ナビはダッシュボードの高い位置に配置して、最近流行のコマンドダイヤルをオーディオパネルに備えていますが全般的にプラスチックぽさが強く、ドアグリップなどはいつも触るところだしもう少し良くしてもらいたいところです。

よく見るとそれなりにお金が掛かっているようですが、ぱっと見た目の品質はマークXクラスと同じなのは、レガシィクラスなら良くやったと評価出来ても、500万円の車としては許せない人が多いと思います。

SH-AWDなどは続編へ・・・
Posted at 2007/07/28 01:34:20 | コメント(2) | トラックバック(0) | 車レポート | クルマ
2007年07月08日 イイね!

New Cクラス(W204) インプレ4

New Cクラス(W204) インプレ1
New Cクラス(W204) インプレ2
New Cクラス(W204) インプレ3
からの続き

総評

W204は先週末には168円台に乗せて史上最高値になったユーロの為替レートも折り込み済みなのか、HDDナビを標準にしたためか、多少は体格も良くなったとは言え、BMWみたいにメタリックペイントをオプションにしたりでベースグレードで実質50万円近く支払いが増えていると思う。

しかし、逆にユーロの高騰やナビの価格などを考えると値上げの幅はほとんど無いため逆にどこかでコストダウンしているとも言える。

ユーザーの若返りを狙ってファニーな印象のデザインとしたW203から、ベンツらしいと言えるデザインに戻しながらも新しいデザイントレンドを取り入れていておそらく世界的にも売れるし、国内でもすぐに見かけるようになると思うが、私自身は冷静にその価格と製品としての出来を考えると正直すぐには飛びつく気にはなれない。

5月に、アスリートを購入したがいま新しいCクラスを加えて選びなすとしても、同じくEクラスとアスリートで選ぶと思う。

ベンツやBMWなんて昔からボッタクリだと言う人もいるが、以前は間違い無くブランド以外にも工業製品としての作り込みの差があったし、W204も乗ってみると今でも国産車が及ばない点が多いことにも気が付く。

それなのに、どうしてここ最近はベンツの車作りが変わったといわれるのだろうか?

それはおそらく、車に限らず多くの工業製品も同じだが、一つ一つの部品を作り込んで全体の品質を上げようとした物作りから、製品トータルでコストを分配して弱点は違う機構で補ったりと、部分最適化の積み上げから全体最適化への思想に変わってきたからで、それは日本の物づくりの得意とする分野だからだと思う。

以前、BMW3シリーズがE90のリアサスをサブフレーム付きマルチリンクにしたのは、世界中で組み立てを行うときに最終のサブフレームの調整で公差に入れるためのコストダウン策だと書いたが、そうした全体最適の考えがドイツ車にも多く入ってきたのだろう。

今の段階で、450万円の予算で輸入車から選択するならば、BMW320に木目、革内装をオプションとしたパッケージを選択した方がvalue for moneyは高い。

しかし、目指している乗り味は違うし、人よりも早く乗りたい人にとってC200はエンジンやATとキャリーオーバーしているので信頼度は高くいいと思う。

長く乗る人ならのんびりと3,4年、おそらく内装の手直しや直噴エンジン、7Gトロニックを投入してくるまで待ちたいところだが、最近の実用車は400万円も出せばほぼ不満も無い出来なので好きな物を買うのが精神衛生上好ましい。
Posted at 2007/07/08 23:58:36 | コメント(2) | トラックバック(0) | 車レポート | クルマ

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年齢と共に、車に求めるものも速さから快適性に変わってきたような気がします。 冬は、おいしいお酒を求めて、スキーなどに飛び回っていますがアウトバックでなく、...
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