ゆきうさ☆のブログ一覧

関東だけだとは思いますが、
毎日、天気予報とともに電気予報が発表されていますね。
東京電力のピーク時電力供給量と予想最大電力消費量を発表して、
節電意識を促しています。

ピーク時電力供給量というのは、一日の使用量を予想して、
「今日はこれくらい消費しそうだからこれくらい電気を作ろう」
と東京電力が計画した供給量なので、実際はもう少し出力の余力はあるらしいです。
でも、ガスコンロの火力の強弱みたいに、簡単に出力が変えられるもんじゃないのであれば、
やっぱり発表された数値が供給量の上限なんでしょうね。
実際はよく知らないのですけど・・・。（汗）


この夏は電気事業法第27条による電気の使用制限が実施されます。
契約電力500kW以上の大口需要家さんは、
平日9～17時までの使用電力を15％節電してねって要請です。
要請といいつつ、超えた場合は一時間当たり100万円以下の罰金ですよって話。
罰金だけではなく、契約している電気代の基本料も上げるから
100万円どころの損失じゃないんで覚悟してね！という“強制”です。

同業者には、完全夜勤に切替えた会社や、
土日の休みをずらして、平日休みになった友達も多くいて、
節電って大手企業だけの話ではないんだなぁ・・・と実感しています。
私の会社も発電機を追加しました。
日中は発電機を使用して、夜間は今までどおり東京電力の供給を受けます。
3ヶ月のレンタルで、値段は数億円だってぇ・・・。
燃料代は3時間動かすと32万円だとか。日中（約9時間稼動）で約100万円×20日＝約月2000万円。
経費がかかりすぎてるけど、大丈夫なんだろうか。
その費用は私たち従業員のボーナスから少しずつ削られます。
震災で減収減益しているので、冬のボーナスは出たらラッキーって感じですね。

このところは、ずーーっと準備に追われていました。
平日は普段の業務で、土日に切替えテストやプログラム変更。
コンピュータ西暦2000年問題ならぬ、停電問題の対応の毎日でした。
安定的な電力供給が大前提の設計だっただけに、直すところが多くて。
システムとしての柔軟性の低さと、設計の甘さ、技術と知識のなさを痛感。
明日からやっと眠れる日々がやってくるかな、っと。