すっかりご無沙汰していたOBでの旅シリーズ。久しぶりに時間がとれたので、梅雨時にわざわざ水を見に行って来ました(笑)今回の目的地は栃木県
塩谷町にある「
尚仁沢湧水」という、広葉樹林帯の山腹にある湧出量の豊かな湧水です。(ちなみに昨年の同時期には群馬の
箱島湧水に行っていました・・。気が付けば湧水ファン?w)
簡単な
ルートマップと
ギャラリーも是非どうぞ。
自宅を出たのはちょっと遅い12時頃、東北道を快調に飛ばし矢板ICから一般道に入ります。特に特徴のない田舎道ですが、久しぶりのドライブなので気持ちが解放されます。
途中、ナビで間違えて設定されたゴール地点で、偶然にオドメーター
キリ番を確認したり、いっこうに現れない山(湧水は山腹にあり)にやきもきしつつ、駐車場に到着したのが14時頃。
駐車場からは約1.5km、片道40分ほど山の中に入ります。天気は基本的に曇天ですが、少し太陽が顔を出す瞬間もあり、雨の心配はないようなので早速歩き出します。しばらくは舗装された林道(車は進入禁止)を行き、5分ほどで尚仁沢に出会います。明るく開けた沢には巨大な堰堤や、水道水の取り入れ施設などがあり、このままこういう道が続くのかと思ったら大間違い(笑)。いきなり道はマジな急登登山道に・・・30m程の登りですがちょっと前途に不安を抱く瞬間です(笑)
すぐにまた急な階段を下るとその後は、沢に沿って登る登山道です。樹林が色濃く茂り、野鳥の声が美しい中をのんびり歩きます。(写真はここから
こちらを)ホントに薄暗くて写真は手ブレとの戦いでしたが、久しぶりの森林浴を楽しみながら歩くこと約40分、湧水地帯に入っていきます。山側から広い範囲で湧水があり、細かな流れに分かれた一帯を木道で通過すると、メインの湧水ポイントに到着。いきなり流れがはじまっている様子は、やはり不思議な景色です。こちらでは「湧きたて」の一杯を頂きしばし休憩。甘みを感じるくらいまろやかで柔らかい味は、保水力の大きな広葉樹林に抱かれているからこそでしょうか。美味しゅうございまいました。
湧水を後に来た道を車に戻り、次に向かったのは1.5km程離れた東荒川ダムのほとりにある「名水パーク」という施設。湧水を数キロ引いた水くみ場があり、大量に持ち帰りたいならこちらで車に積み込めます(便利なんだかなんだかw)。その日も大量のポリタンクを持った皆さんでにぎわっていました。売店やレストランもあり、手作りのズンダマメ饅頭をオヤツに頂き出発。
次に向かったのは、約20kmほど離れた鬼怒川河畔にある「
佐貫観音」こちらは60m以上の高さのある一枚岩。微かに石仏の顔が認められます。上部には宝物を納めた穴蔵があり、足元にも小さなお堂を納めた洞窟も・・・ここはちょっと「気」が淀んだ感じが怖くて早々に撤収。(笑)岩の背後にはストーンヘンジもあるそうで、ちょっと「巨石文化」系の一帯です。
こちらで時間は夕方の5時過ぎ。そろそろいつも苦労する夕食問題に直面する時間帯です(笑)。取りあえず今市、日光方面に向かい街中を右往左往しますが、飲食店は皆無。小さな観光地ですから夕食=宿泊の宿で食べるということなのでしょうか、有名な湯葉料理店なども昼のみの営業のようです。さらに宇都宮IC近くの餃子店に向かいましたが、こちらも19時閉店(早すぎ!)、結局自宅近くの店で遅い夕食となりました。
つめが甘い一日でしたが、久しぶりに充実した一日でした。
この日の走行距離 約350km
出会ったOB 0台(鬼怒川河畔でランカに4台!)
鬼怒川釣り師はランカがお好き?
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□近場で発見の旅 | 旅行/地域
Posted at
2006/06/25 16:31:19