母の染織教室が展示会をするというので、土曜日に見て来ました・・・大阪まで日帰りで。7時過ぎに自宅を出て、新幹線で京都まで、近鉄京阪を乗り継いで正午に到着したのは樟葉です。
焼き物のグループと共催ということでしたが、なかなか魅力的な器もありまいした。
←美しいフォルムで、肌も良い風合いです。
こちらは、釉薬の上に木の葉を乗せて、軽く焼いて灰にして、そののち本焼きをする、という手順で葉脈そのままに曜変させたもの。特定の場所の特定の木の葉っぱ、でしかうまく曜変しないとか・・・不思議ですね。
母の染め物は琉球紅型を基本にしていますが、年々色使いが淡くなってきたような気もします(笑)
※これは生徒さんの作品です。なかなかいい染め物ですね。
どれか気に入ったものはあるか?と聞かれたので一目散に指さしたのが江戸小紋のストール。表に江戸小紋の細密な模様が入っていいて、裏面は鮮やかな赤に染められてます。
絹の生地も石垣のような、波のような、蓮葉氷のような模様が織り込まれています。(左は妻が買ってきたストールです。こちらも華やかながら上品な生地と染めですね)
生地と細密な江戸小紋と、それだけでいいなぁと思うのですが、一番すごい所は、これ、薄い生地の裏表を赤と青で染め分けている、という所です。超絶技法ですね。
母が数年前に手に入れたものですが、持って行っていいと言うので、これは値段は聞かずに奪取してきました(笑) いえ、数ある作品の中から一番すごい作品を間違いなく指さしたご褒美、ということで♪たまたまその日は藍染のシャツを着ていたので、色合いもピッタリ。そのまま首にネジネジ巻きして帰ってきました。ストールなんて普段はしませんが、これなら頑張ってオシャレしてもいいなぁと思った次第です。
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▽Good! Goods! OMG! | 日記
Posted at
2017/03/20 17:15:43