最近、通勤に使っているJRがよくトラブルが起こります(という印象があります)。毎日、ホームの電光掲示板に「○○線は××のため遅延」という情報を
常に目にするので、しっかりしてくれ、という気分になります。
が、しかし、これ錯覚です。情報が豊富に提供されるようになって、実際自分の通勤には関係のない情報まで目にしてしまうので、実害がないのに気になってしまうからだと。例えば、札幌行きの夜行寝台列車の運休なんて、自分に関係のない情報なのに見てしまうと「なんだ、またトラブルか」と思ってしまう。提供される情報が広範囲に及ぶことも、トラブルが多く感じる一因でしょう。
上の写真は、今年の
2月に導入した地デジで提供されるデータ放送の交通情報画面です。(右上の小さな画面が普通の放送・・・大リーグの中継ですな。)この画面は、先日
中禅寺金谷ホテルに出かける直前にチェックしたところですが、渋滞が2ヶ所あると出ています。便利ですよね。便利で文句を言う筋合いではないのですが、実はこの後1時間ほどで渋滞は解消しています。
私は事前に「
ドラナビ」で渋滞予測を見ていたので、すぐに渋滞解消されることが分かっていたので、このまま躊躇なく出発しましたが、もしもそれを知らなければ・・・。情報は多くなるにつれ、さらにそれを検証する情報が必要になるという例でしょう。
この場合は、「渋滞が2ヶ所であるが、昼前の解消されるだろう」というのが本当に役立つ情報と言えますし、前述したJRの情報も「あなたに関係のある遅延は○○です」というレベルで本当に役立つようになるのかなと。
情報は豊富なのに、その検証のためにさらに情報が必要になる・・・情報過多時代という感じがします。
Posted at 2006/08/01 12:59:24 | |
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