JB32Wで舗装路で窓を開けて走っていると、時々、『キコキコ・・・』と音が聞こえる時があります。
バイクのリンクのグリスが切れたような音です。
以前このような音がした時は、フロントのブッシュがゆるくなり、ショックのシャフトが擦れている音でした。
ここのフロントショックの取付部はJA12、22、JB32系の弱点とも言われている所です。
(足回りの弱点は他にもあります。弱点が多いなぁ。)

取付部のナットが増す締めできるくらいブッシュはヘタっていました。が、音の発生原因はここではないようです。

点検したついでにフロント部のブッシュは手持ちの程度のいいブッシュと交換いたしました。
ついでにショック延長として入れていたカラーを、切断した3/8の鋼管から大きめのナット、ワッシャを組み合わせたものに入れ替えました。
これによりカラーの長さは20mmから23mm程度になりました。

キコキコ音は、リアショックとマウント部が接触して発生していました。
もともとJB32のリアショックの下部マウントは、スリーブが入っています。
そこにスリーブ無しのJA11用ショックを装着しています。
マウント部がスリーブ無しの為、変形してしまいリアショックと接触し、音が発生していたようです。

そこで、マウント部の変形を直し、その後変形しにくいようにショックのブッシュの部分にスリーブを追加しました。
マウント部の変形を直すのはなかなか手ごわかったです。
結果は上々。キコキコ音はなくなりましたし、ブッシュのへたりによる遊びもすくなくなり、ショックの減衰もしっかりと感じるようになりました。
Posted at 2007/08/31 03:19:29 | |
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