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2015年05月04日 イイね!

駒門駐屯地創立55周年記念行事(その4)

さてラストは装備品展示です。
駒門駐屯地は機甲科部隊が駐屯していることもあって戦車や戦車回収車が展示されます。
ということでサラっと見ていきましょう。
(雨でグランドぐちゃぐちゃで長く見られなかったんですよ・・・)



官舎前では装輪車両の装備品展示が行われていました。
こちらは87式偵察警戒車。
第1機甲教育隊第1中隊の車両です。
87式偵察警戒車は昭和62年度に制式化された国産の装輪装甲車で25ミリ機関砲のほかに機関銃を装備しています。
82式指揮通信車の派生型として開発されましたが機関砲の重心や射界確保のためエンジンを車体前部から後部に移すなど大幅な変更が加えられています。




こちらは96式装輪装甲車。
第1戦車大隊第2中隊の車両です。
73式装甲車の後継として普通科隊員を人員輸送するための装甲兵員輸送車です。
戦車に随伴する装甲兵員輸送車は60式装甲車、73式装甲車が装軌車として配備されましたが、現在の日本は道路事情がよく、舗装された道路が完備されていることから路上機動で展開が迅速な装輪式となりました。
操縦手を含め10名を載せることができます。
装輪装甲車が使用しているコンバットタイヤは被弾してもすぐに空気が抜けて走行不能になることはなく、1つや2つならそのまま走行して危険地帯から離脱できるという強みがあるそうです。




こちらは既に陸上自衛隊の顔になった感もある軽装甲機動車です。
この車両は国際活動教育隊のものですね。
平成14年度から部隊配備が始まった車両で、車体はハイテン鋼の溶接構造なんだそうです。
操縦手を含めて4名が搭乗できます。



後部から。
スペアタイヤを装備しています。
ルーフには予備燃料や物資用のラックが設置され車体前部にはワイヤカッタを装備しています。


ルーフには装甲板が防盾のように設置されています。
また5.56ミリ機関銃(MINIMI)を設置しています。
軽装甲機動車は装備品の違いから細かなタイプがいくつも存在していて、この国際活動仕様はあまり見ることができないので珍しいですね。





こちらは81式短距離地対空誘導弾です。
第1高射特科大隊第2中隊の車両ですね。
国産初の地対空誘導弾で車載化した発射機2両と射撃統制装置1両から構成されています。
レーダが使えない場合を想定して光学照準装置を接続することが可能です。



こちらは93式近距離地対空誘導弾です。
第1高射特科大隊第1中隊の車両ですね。
携帯式の地対空誘導弾である91式携帯地対空誘導弾を車載化した簡易な防空システムです。
師団対空情報処理システムからデータリンク出送られてきた目標の情報を受信し、目視照準機で標定し、射手が可視光や赤外線センサで確認しレーザで照準し射撃を行います。



93式近SAMの射撃照準装置。
真ん中にあるのは光学照準機のテレビカメラ。
その上にスリットのあいた板が立っていますが、これは敵味方識別装置です。


重量装備はグランドで行われました。

こちらは駒門駐屯地に駐屯する部隊の装備ではありません。
山梨県の北富士駐屯地の第1特科隊第2中隊の155ミリりゅう弾砲FH70です。
めずらしく砲の後方から写してみました。
(ひとがいっぱいで前から写せなかったなんてことないんだからねっ!)
FH70は欧州が開発した野戦砲で、中砲牽引車により牽引される火砲です。
射程は実に24km、ロケット吹進弾を使えば30kmという長大な射程を得ることが出来ます。



これがFH70の砲弾(模擬弾)です。
砲弾の直径は155mmで重さは実に44kg。
これは砲弾のみで、射撃時には発射用の火薬を砲弾の下において射撃を行います。



FH70は補助動力装置をもっていて限定的ながら自走ができます。
牽引状態から射撃まで2分でできるそうで迅速な展開が可能です。
自走できるということは操縦席が必要ですが、これがその操縦席。
手前の明るい緑色がシート、その横に見える2本のレバーがいわゆるハンドルとトランスミッションのシフトレバーです。
ハンドルが前ではなくシートの横に、しかもシフトレバーと並んでいるので非常に操縦がしにくそうですね。
しかもシートは簡易なもので、後ろにはタイヤが回っているわけです。
やはり慣れるまで操縦は非常に難しかったそうです・・・





こちらは73式装甲車です。
第1機甲教育隊の車両ですね。
昭和48年に仮制式化された装甲兵員輸送車で操縦手を含めて12名が搭乗できます。
武装は12.7ミリ機関銃と7.62ミリ機関銃でです。


車体後部から。
73式装甲車の車体はアルミ合金装甲で軽量化とモノコック成型による構造の簡略化がすすめられています。
後部にはハッチがあってここから普通科隊員が下車を行います。
また車体上部にもハッチがあります。
車体側面をよく見ると「T字」型の溝が見えますがこれはガンポートで、必要に応じてここから小銃を射撃します。
尚乗り心地ですが意外と良いそうで、シートベルトはとくにないそうです。





こちらは78式戦車回収車です。
第1後方支援連隊第2整備大隊戦車直接支援隊の車両ですね。
大型で重量級の戦車は当然路面状態も悪い場所で使われる場合も多く、スタックすることも考えられます。
戦車の回収用の車両は運用上必要不可欠で、ただでさえ重量級の車両なので回収することは容易ではなく、戦車は戦車をベースにした特別な回収用車両でなければ回収できません。
78式戦車回収車は74式戦車から砲塔を取り去って戦車回収用の装備を設置した車両です。





こちらは90式戦車回収車。
第1機甲教育隊の車両・・・・でしょうか?
90式戦車から砲塔を取り除いて戦車回収用の装備を設置した車両です。
牽引力は50トン、吊り上げ能力は25トン以上といい、90式戦車を牽引したり砲塔を持ち上げるなど整備や回収には欠かせない車両です。






こちらは11式装軌車回収車です。
10式戦車から砲塔を取り除いて戦車回収用の装備を設置した車両です。
よほど車体は機密が多いのか、直接触れることが出来ませんでした。
45トンの牽引能力と23トンの吊り上げ能力があります。






こちらは74式戦車。
展示されたのは第1戦車大隊本部管理中隊の車両です。
戦後国産開発された第2世代戦車で弾道コンピュータとレーザ測遠機を連動させた射撃統制装置は当時最新のシステムで、当時の光学照準機と比べて10倍以上の精度向上だったとされているそうです。
ひらべったい砲塔は避弾径始を考慮したもので、同じ厚さの装甲板を斜めに配置することで水平線上の装甲厚を可能な限りかせいでいます。
また可能な限り低く抑えた車体・砲塔に加えて油圧サスペンションで姿勢を低くできるので稜線ぎりぎりに身を隠して射撃を行うための射撃精度向上に貢献しています。
姿勢をかえられるのはもともとは水田やくぼ地が点在する日本の国土では軟弱な地形で腹がつかえて身動きが出来なくなる状態から脱出するため車高を変えて脱出しやすくするためだったそうです。






こちらは74式戦車(改)です。
第1機甲教育隊第4中隊の車両です。
74式戦車を近代改修化させたもので、投光機がパッシブ暗視装置になっています。
また車体後部は起動輪の履帯脱落防止リングが設置され、レーザ測遠機がYAGに変更されています。
予算の関係なのか改修はわずかに4両にとどまってしまいました。
発煙弾発射筒の後方にはなにやらケーブルが見えますがこれは追加されたレーザ検知器
と連動させたもので、相手から射撃照準用レーザ照射を検地すると自動で発煙弾を発射するためのものです。




こちらは90式戦車。
第1機甲教育隊第1中隊の車両です。
戦後国産第3世代の戦車で、74式戦車と比べると砲塔が角ばっています。
これは複合装甲を用いているからです。
高い防禦性能に加えて高度な射撃装置を用いて高い射撃精度があります。
後ろからの写真で砲塔に煙突のように立っているのは横風センサ、120ミリ滑腔砲の先端横についているのは戦車砲射撃時に熱による砲身のゆがみを軸線のずれによって検知して射撃の補正につかわれる砲口照合機です。
90式戦車の特徴として、砲弾の自動装填装置があげられます。
通常戦車砲弾は1発1発手動で砲に装填されます。
120ミリにもなると砲弾は20kg程度と非常に重いため人力での装填はかなりの重労働になります。
90式戦車はマガジン式の弾庫から自動装填で砲に装填することができます。
迅速に砲弾を装填できるのと同時に戦闘室と砲弾の弾庫を分けているため被弾時の生存性に有利なことや装填手を省くことが出来る点にありますが人員が1人減ることで周辺の警戒や整備補給など乗員の1人あたりの負担が増えるというマイナス面もあるようです。






ラストは10式戦車です。
第1戦車大隊第1中隊の車両ですね。
戦後国産の第4世代、最新の戦車でこの戦車はドーザ付となっています。
90式戦車よりもコンパクトでありながら高い防禦性能、機動性、射撃精度を求められ、さらにネットワークをつかったデータリンクシステムを搭載しています。
10式戦車の戦車砲は44口径の120ミリ滑腔砲で、90式戦車のものと同じ口径ですが、90式戦車がライセンス生産したものに対して、10式戦車は国産の全く異なるものを用いています。
新開発の砲弾を用いることで90式戦車の滑腔砲よりも高い貫通力があるとされています。
装甲は複合装甲の上にモジュール装甲を装着しています。
この装甲は中空装甲だといわれています。
10式戦車最大の目玉はネットワークで、10式戦車同士をネットワークでつないで情報の共有化ができます。
1両の10式戦車が目標を捜索するとその情報をネットワークで情報共有化、ほかの車両が索敵することなく射撃することが可能とされています。



10式戦車の車体前部です。
ウインカーがある!
・・・いえ、戦車にもウインカはあるんですよ。
これは自衛隊だけでなくレオパルト2もチャレンジャー2など外国の戦車にもついています。
戦車といえども道路を走る場合があるのでちゃんと交通を考慮しています。
ウインカの後ろにサイレンがありますね。
戦車にもサイレンがついてるんです。
結構使うようで、これだけ大きな車両ですから事故防止のためにもサイレンが必要なんでしょうね。


以上、駒門駐屯地創立55周年記念行事でした。




駒門駐屯地創立55周年記念行事 その1/その2/その3/その4
Posted at 2015/05/04 21:04:09 | コメント(3) | トラックバック(0) | ミリタリーイベント | 日記
2015年05月04日 イイね!

駒門駐屯地創立55周年記念行事(その3)

さて続きです。


観閲行進の後は第1音楽隊による音楽演奏が行われました。
第1音楽隊は第1師団隷下の音楽部隊で練馬駐屯地に駐屯し、行事や広報活動などで音楽演奏を行います。

続いて訓練展示へとうつります。
状況開始!
敵部隊が陣地を構築していることを発見、我はこれを撃破します。
状況を確認するために偵察部隊を敵陣地付近で偵察行動し状況を把握します。


偵察部隊が敵からの発砲をうけました。
これに対して偵察部隊は反撃を行いながら後退します。



87式偵察警戒車が進入してきました。
必要に応じて射撃により威力偵察を行います。
こちら偵察警戒車、機関銃による射撃を行う。
撃て!



偵察警戒車が敵に射撃を加え、オートバイ部隊が敵の反応の大きさ等を確認します。
これにより敵の規模や勢力を知る手がかりとします。
威力偵察により敵は装甲車をもつ大規模な勢力だと把握することが出来ました。
オートバイ部隊が別の地点へ偵察活動に向かいます。



我の火力戦闘の前に敵部隊に打撃を与えるため、特科火砲を展開させます。
155ミリりゅう弾砲FH70が特科陣地に展開し、射撃の準備を行います。
FH70は牽引砲ですが補助動力装置を持っていて限定的な自走ができるので牽引車から離れて移動や陣地変換をすることができます。




高射部隊や特科部隊を87式偵察警戒車が援護し、また火力戦闘を行う戦車部隊がくるまでの間警戒を行います。
87式偵察警戒車は機関銃のほうか25ミリ機関砲を搭載されています。
乗員は車長、砲手、操縦手の3名に加え2名の斥候隊員を乗せることができます。
こちら偵察警戒車、機関銃による射撃を行う。
撃て!



特科部隊の射撃準備が整いました。
偵察警戒車が後退します。



特科部隊が戦車部隊による攻撃に先立ち攻撃準備射撃を行います。
大変大きな音がします、ご注意ください!



特科部隊の射撃により打撃を受けた敵に対し、戦車部隊により攻撃を実施します。
10式戦車が進入してきました。




10式戦車が射撃を行います。
大きな音がします、ご注意ください!
撃て!!
10式戦車は優れた射撃統制装置、目標の自動追尾装置や油圧サスペンションにより走行時の車体の揺れを押さえることで砲を一定に保つことが出来るためこのように機動しながらの射撃が可能です。
50トン以下のコンパクトな戦車には120ミリ滑腔砲を搭載するのは困難とされています。
10式戦車がそれを可能にしたのが油圧サスペンションで速度や路面状況からくる動揺を検知してサスペンションを制御することで動揺を抑えるものです。
射撃時の反動をサスペンションで自動に調整することで精密な射撃を行います。



急停車し後退へとうつります。
このときの停止状態から後退速度も速く、機動性の高さをうかがわせます。
10式戦車は世界初の戦車用無段階変速機や新型の4サイクルエンジンを搭載しています。
エンジン出力の伝達効率を高くでき、90式戦車よりもエンジン出力は低いものの起動輪出力は高いそうです。




続いて74式戦車が進入し、敵部隊に対して射撃を加えます。
大変大きな音がします、ご注意ください!
撃て!!
74式戦車は105ミリ戦車砲を装備していますが、空砲に関しては10式戦車や90式戦車よりも迫力があったりします。
砲塔左側にみえる箱状のものは投光機で夜間射撃時に使用されます。
砲塔の旋回速度、後退速度などを74式戦車、90式戦車、10式戦車で比べてみると外観からはわからない進化を感じます。
退役が始まって10式戦車に後退がすすんでいるとはいえ、74式戦車も走行時でも砲の姿勢を一定に保つことができるのはさすがですね。



これより突入を行います。
突入に先立ち、特科部隊が我に対して妨害する敵に対して射撃をします。
大変大きな音がします、ご注意ください!





90式戦車を先頭に96式装輪装甲車、軽装甲機動車がつづく突入部隊が進入してきました。
90式戦車が敵を征圧します。




90式戦車に援護された普通科部隊が敵陣地に対して突入を行います。
普通科隊員がもっている太い筒状のものは110ミリ個人携帯対戦車弾です。
使い捨ての対戦車用無反動砲で700ミリ以上の装甲貫通能力があるとされています。




戦車・装甲車は突入部隊を支援します。
状況終り!!





訓練展示参加車両がグランドを離脱します。
この後このグランドでは装備品展示が行われます。



尚、戦車教習場では74式戦車による体験搭乗が行われていました。




その4に続く。



駒門駐屯地創立55周年記念行事 その1/その2/その3/その4
Posted at 2015/05/04 14:08:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミリタリーイベント | 日記
2015年05月04日 イイね!

駒門駐屯地創立55周年記念行事(その2)

引き続き観閲行進です。

【第1戦車大隊】


続いて第1戦車大隊です。
第1戦車大隊は第1師団隷下の戦車部隊で主に静岡県の伊豆地区の防護警備・災害派遣を担当しています。



本部管理中隊です。
装備は96式装輪装甲車。
装輪式の装甲車で主に普通科部隊の普通科隊員の戦場機動用として用いられますが戦車部隊にも配備がされています。



装備は軽装甲機動車。
平成14年度から陸上自衛隊の各部隊へ部隊配備が開始された軽装甲の車両で4名を載せることができます。
国際活動教育隊の車両と同じ装備ですが、ルーフ上には防盾がありません。
車両ごとに細かい装備の違いがありますね。




続いて第1中隊です。
装備は10式戦車。
国産第4世代の最新鋭戦車で平成14年度に開発に着手し平成22年度に装備化されました。
完全国産の44口径120ミリ滑腔砲を装備し、高い防御力と射撃精度、C4I機能をもっています。



装備は10式戦車。
74式戦車とも90式戦車とも異なる砲塔が興味深いですね。
10式戦車はモジュール化された装甲を必要に応じて取り外すことができるとされています。
90式戦車以上の防御性能と同時に軽量コンパクト化を両立させています。
90式戦車が50トンの重量なのに対して10式戦車は44トンと6トンの軽量化に成功しています。
その分だけ機動性が高くなりました。



続いて第2中隊です。
装備は74式戦車です。
戦後第2世代の戦車で、61式戦車の後継として昭和39年から試作に着手して昭和49年に仮制式となりました。
105ミリの戦車砲を搭載しレーザ測遠機、弾道計算機、砲安定装置をもち正確で迅速な射撃が可能です。



装備は74式戦車。
非常に低い砲塔ですね。
74式戦車は日本の国土にマッチした運用を考慮して開発されました。
着上陸してくる敵部隊に対して、待ち伏せ攻撃が有利なように可能な限り低姿勢で障害物などに身を隠しながらも正確な射撃をすることが求められました。
そのため車体を可能な限り低くするのと同時に油圧サスペンションを使ってその場で車高を変えることで射撃姿勢を変更することができます。



【第1後方支援連隊第2整備大隊戦車直接支援隊】

次は戦車直接支援隊です。
第1高射特科大隊と同じく第1戦車大隊も整備補給を第1後方支援連隊が担っています。
非常に大型で複雑でさらに重たい戦車ですから整備や故障時の回収は非常に重要です。
装備は96式装輪装甲車。



装備は有蓋車。
第1後方支援連隊は平成4年に新編され、平成7年に武器隊が武器大隊に改編、さらに平成13年に武器大隊が廃止され2個整備大隊が新編し現在に至ります。



装備は11式装軌車回収車。
10式戦車から砲塔を取り除き、クレーンなどの回収装置を取り付けた車両で、超大型の戦車用レッカ車です。
戦車が故障などで動けなくなったときに回収するための車両で牽引力は45トン、吊り上げ力は23トンにもなります。


【第1機甲教育隊】

最後は第1機甲教育隊です。
第1機甲教育隊は東部方面隊隷下の東部方面混成団に編成された部隊で機甲科の隊員を教育するための部隊になります。



まずは第1中隊です。
装備は90式戦車。
戦後国産開発の第3世代戦車で高い防護性能と射撃精度をもつ戦車です。
昭和52年に開発に着手し平成2年に制式化されました。
120ミリ滑腔砲以外はすべて国産です。



装備は90式戦車。
非常に高い射撃精度と砲を安定させ目標を自動で追尾できる装置を持っているため走行中でも高い精度で射撃が可能です。



装備は87式偵察警戒車。
「機甲科」は戦車のイメージが強いですが偵察部隊もこれに含まれます。
87式偵察警戒車は偵察部隊に装備される装輪装甲車で路上機動により偵察警戒や側方警戒行動を行います。




続いて第2中隊です。
第1機甲教育隊は4個中隊により編成されています。



装備は10式戦車。
車体には側面防御用の鋼鉄製スカートとゴムスカートを備えています。
砲塔にはいくつものセンサやカメラが確認できますが、「無骨な鉄の塊」のイメージの強い戦車ですが実はハイテク機器の塊なのがわかります。
10式戦車は機動しながらの射撃いわゆる「スラローム射撃」が注目されますが、10式戦車最大の目玉はネットワークシステムです。
指揮・統制・通信・コンピュータ・情報いわゆるC4Iシステムをそなえていて、10式戦車同士が情報を共有できるほか、普通科部隊の情報ネットワークシステムともデータリンクして普通科部隊と一体となった作戦行動が可能になっています。





装備は74式戦車。
老朽化と90式戦車や10式戦車といった新世代の戦車の登場で引退が進んでいる74式戦車ですが、まだまだ現役です。
新防衛大綱では教育部隊をのぞいて本州からは戦車はほとんどいなくなるようですから本州の多くの戦車大隊では74式戦車の後継になる戦車は配備されないのではないでしょうか。




続いて第4中隊です。
装備は74式戦車。
こうしてみると74式戦車の車高の低さを感じます。
油圧サスペンションを標準状態(最低地上400mm)にしても砲塔上面までは2250mmしかありません。
サスペンションの高さを最低にすると実に2050mmと西側の主力戦車ではダントツに低くなります。
車高が低くなればレイアウトの関係上幅を広くとらざるを得ませんが、鉄道輸送を考慮して3180mmに抑えているのですから日本独特の運用思想に基づいているんだなぁと感じます。




装備は74式戦車。
この74式戦車はよく見ると他の車両と比べるとあちこちが異なります。
これは4両のみ作られた74式戦車(改)になります。
投光機をパッシブ暗視装置とし、レーザ測遠機を換装しレーザ検知器を追加したものです。



続いて第5中隊です。
第1機甲教育隊は昭和37年に第1教育団隷下の部隊として編成されました。
その後平成23年に第1教育団が廃止され東部方面混成団となりその隷下部隊となっています。
東部方面混成団は常備自衛官と即応予備自衛官による普通科部隊と教育部隊を統合した組織で東部方面隊の直轄組織となっています。



装備は74式戦車(改)。
車体後部は起動輪の履帯脱落防止リングが見えます。
試作車両1両と量産改修が4両のみといわれていますから技術的実証車両といえるかもしれません。



装備は74式戦車。
74式戦車のエンジンは10ZF22WTという空冷2サイクルの10気筒ディーゼルエンジンです。
非常に独特な高い音が特徴で、720馬力をたたき出します。



観閲行進ラストは駒門駐屯地のマークをつけた10式戦車です。
富士山をバックに桜があしらわれています。
10式戦車は平成22年度から毎年13~14両程度調達されていますから現時点で日本中で60両程度が配備されているんでしょうか?


以上、観閲行進でした。
その3に続くよ




駒門駐屯地創立55周年記念行事 その1/その2/その3/その4
Posted at 2015/05/04 14:06:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミリタリーイベント | 日記
2015年05月04日 イイね!

駒門駐屯地創立55周年記念行事(その1)

去る4月5日に静岡県御殿場市にある駒門駐屯地の創立記念行事に行ってきました。

駒門駐屯地は実は意外と交通が悪くなく、鉄道が使えます。
御殿場線富士岡駅からシャトルバスが出てますし、徒歩でも15分程度なので、富士駐屯地や板妻、滝ケ原と比べると交通をマイカーに絞らなくて良いのはいいですね。


桜満開でした。
小雨が降っていたので天気は必ずしもよくはなかったですが、傘をさすほどでもない程度なのはよかったです。




今回シャトルバスで駐屯地にはいったのですが、バス乗り場になる厚生センター前には往年の名車、61式戦車が展示してありました。
我が国が戦後初めて開発した国産戦車で、90ミリ戦車砲を装備しています。
車体前面に大型のパネルがあったり、車高が高いなど課題になる部分も多いといわれていますが、技術的な蓄積が少ない状態で可能な限りの高精度な射撃システムを搭載し、鉄道での移動が可能なようにレイアウトされた戦車です。




これは。。。。なんでしょう?
見た感じでは戦車の徹甲弾の弾痕にみえます。
鉄板はかなりの厚さですから、戦車砲弾の威力のものすごさを感じます。


こちらは・・・なんだろ?
ベトンの板は完全に貫通していました。


さて、今から観閲式・訓練展示をみにいきましょう。
これらはグランドで行われます。
さっそくグランドに・・・


グランドみえないよ(>_<)
グランドは通路に面しているのですが、ほとんどが招待者席で占められていて通路からでは街路樹が邪魔で非常に見難い。
しかもこの日は雨天だったこともあって招待者席は屋根付きのテントだったので、上から(少し離れた高台に建物の駐車場があります)も見ることができません。
なのでまともに見られるのはグランドの出口と私が今回陣取った建物の横のみ。
この場所に気がつかないとまともに見ることができませんでした・・・
駒門は非常に見難いと聞いていましたがこれほどとは・・・
でもこの場所はグランドから離れているとはいえ、グランドの7割ぐらいを見渡せますし、300ミリ程度のズームレンズがあれば十分迫力のあるシーンを見ることができます。
・・・アナウンスはまともに聞こえませんけど。
小雨だったのはある意味で正解。
これ晴天だったら人がいっぱいあつまってこの場所ゲットできなかったかもしれませんね(^^;


では観閲式を。

ズラリと整列した駒門駐屯地の隊員。
ここは東部方面隊の機甲部隊教育を行う第1機甲教育隊、第1師団の戦車部隊になる第1戦車大隊、第1師団の防空を行う第1高射特科大隊、施設部隊の第364施設中隊、それら各部隊を支援する直接支援隊等が駐屯しています。



駐屯地司令が巡閲を行います。
隊員の後方には各種の車両がみえますが、戦車は見当たりません。
このさらに後方に待機しているようです。
旗とマフラーの色は橙色が機甲科を、黄色が高射特科を示しています。



「観閲行進準備」
号令と共に整列していた隊員がそれぞれの車両にかけよります。





観閲行進に先立って、グランドに整列していた車両群が一度グランドを出て観閲行進の配置につきます。
こっちからみていると観閲行進を2回見ることができてちょっとラッキー(?)


【国際活動教育隊】

観閲行進がはじまりました。
先頭は国際活動教育隊です。
国際活動教育隊は中央即応集団隷下の部隊で国際平和活動についての教育を行う部隊です。
自衛隊は日本国民の生命財産を守る組織ですが、国際貢献も重要な任務です。
資源の少ない我が国は貿易でその経済を支えています。
安定した資源の調達、製品を輸出して外貨を稼ぐことは私たちの生命財産に直結しますが、これらは外交はもちろんですが日本の国際信用があってこそです。
日本が世界で信用され信頼されるに足る国と認めてもらうためには不断の努力が必要です。
「ひきこもり」の国家では国民は飢えてしまうでしょう。
現在自衛隊は南スーダンに施設部隊を、アデン湾での海賊対処では海上自衛隊とそれを支援する陸上自衛隊、航空自衛隊の部隊を展開させています。
また昨年後半から今年4月にかけてもネパールでの大地震救援隊、インドネシア航空機遭難事故救援隊、西アフリカでのエボラ出血熱での輸送支援、マレーシア航空機遭難事故救援隊に自衛隊は参加しています。
テレビのニュースではほとんど扱われないかベタ記事扱いですが重要な任務を行っています。



装備は軽装甲機動車。
ルーフには防盾が、また車体にはアンテナが設置されています。
自衛隊が派遣されるのは派遣先の地域が非常事態情勢下であることも考えられます。
興奮した現地住民による投石や火炎瓶などの投擲また反政府ゲリラが潜伏している恐れも十分考えられます。
それに対処するためにもコミュニケーション、警備・警戒、防護は重要なんでしょうね。



装備は96式装輪装甲車。
10名を載せることができ高速機動力で人員輸送に用いられます。
武装は40ミリ擲弾銃または12.7ミリ機関銃で、この車両は機関銃を搭載しています。


【第1高射特科大隊】

続いて第1高射特科大隊です。
第1高射特科大隊は首都圏を警備する第1師団隷下の部隊で師団の対空防護を行います。



第1高射特科大隊、まずは大隊本部です。
第1高射特科大隊は警察予備隊時代の昭和26年5月に愛知県の豊川駐屯地で編成され、昭和28年に宇都宮駐屯地に移駐して第1師団第1特科連隊第5大隊に改編、その後駒門駐屯地に移駐して平成4年に現在の第1高射特科大隊として改編されています。



装備は82式指揮通信車。
特科部隊や司令部などに装備され、指揮通信を行う装輪装甲車です。



装備は対空レーダJTPS-P9。
航空機やヘリコプタを連続監視し、その情報を師団対空情報システムに伝送するレーダ装置です。



装備は対空レーダ装置JTPS-P14。
71式対空レーダ装置JTPS-P5の後継となる装備で、Sバンドのフェーズドアレイレーダを用いています。
重量は4トンとかなりの大型なので特大型トラックに搭載して移動させます。



次は第1中隊です。
第1高射特科大隊は本部、本部管理中隊、地対空ミサイルを装備する2つの中隊によって編成されています。


装備は96式近距離地対空誘導弾。
91式携帯地対空誘導弾を車載式にした簡易な地対空ミサイル車両で、高機動車に光学照準機と8発ランチャを搭載したものです。



続いて第2中隊です。
第1高射特科大隊は神奈川県西湘地区を警備区域として、防護・災害派遣を担当しています。




装備は81式短距離地対空誘導弾。
昭和56年度に制式化された地対空ミサイルで、ミサイルの発射機と射撃統制装置によって構成されています。
それぞれ大型トラックに搭載され、射撃統制装置1両に対して複数の発射機を接続することが出来ます。
この発射機にはミサイルは搭載されていませんね。

【第1後方支援連隊第2整備大隊高射直接支援隊】

続いて第1後方支援連隊第2整備大隊高射直接支援隊です。
どんなに高度なウエポンシステムでもそれを整備して万全の状態になっていなければまともに動けません。
第1師団の整備補給、輸送といった兵站任務を担うのが第1後方支援連隊です。
第1高射特科大隊の装備を整備支援するのが第2整備大隊高射直接支援隊です。



装備は有蓋車。
大型トラックにコンテナを車載したものです。



装備は重レッカ。
大型のレッカ車で重量級の車両を回収したり整備のために吊り上げを行うための装備です。
不整地で重車両を多数展開させる部隊には必須の装備で特大型トラックをベースにしています。


【第364施設中隊】

次は第364施設中隊です。
第364施設中隊は第1師団隷下の部隊ではなく、その上位組織になる東部方面隊隷下の第1施設団第4施設群に編成されている中隊です。



装備は81式自走架柱橋です。
河川に架柱橋を迅速に架設し、装甲車両などを通過させるための装備です。



装備はバケットローダ。
施設部隊ではおなじみの装備で、土砂を除去したり掘削するなどの土木作業に用いる装備です。




その2に続くよ。



駒門駐屯地創立55周年記念行事 その1/その2/その3/その4
Posted at 2015/05/04 14:05:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミリタリーイベント | 日記
2015年05月04日 イイね!

GW、とくにやることもなかったので・・・・

元々このGWは2~4日に岩国&呉を予定してました。
体調が必ずしも万全というわけではなかったので急遽別の場所に変更。
舞鶴を1~3日でいってくるつもりでした。
宿を取って切符を買って、準備をして・・・
とる理由で直前にキャンセルしました。
まぁかなり深刻な内容なのでここに書くつもりはありませんが・・・・


ということで予定が全部飛んでしまいました。
やることがな~い。
(その深刻な内容の関係で車で1~2時間以内の場所しか展開できない)
ということで・・・・


ですよね~。
やはりヒマになったら広報館です。
平成11年の開館直後から遊びに行ってますし、元ハマっ子としてはいってるときは月に4回、忙しくてあんまりいけなかったときでも3ヶ月に1回は行ってましたから・・・・100回以上は来てるよなぁ、なんだかんだいって。
でもこの元アクロ機のF-86Fをみないと浜松に来たって感じじゃないんですよね。

さて今日は国道1号から北側方面がえっらい渋滞でした。
弁天島あたりで潮干狩りというのもありますが、それにしてはすごい渋滞。
まさか・・・

やはりこれか・・・・

で、予定より1時間ぐらい遅れて広報館に。

バナナも


天馬も


反日売国奴が裁判起こすことでなぜか中学高校の公民の資料集ではおなじみのこの子も青空に照らされて輝いてました。
そういえば私が中学の頃(91年ごろ)の岐阜基地航空祭では第4高射群のナイキJが写真に写ってましたし、東芝EMIの「エアベース那覇」でもナイキJのサンダーバード訓練が収録されてましたから退役はほんのつい最近(といっても21年前)だったんですね。



広報館の階段からみえるこの景色が何気に好きです。
それにしてもC-46ってあれだけ機首あげてるのに前(滑走路)見えるんでしょうか?
ほとんど空しか見えなさそう・・・
それとH-21ってなぜ機体をVの字にしちゃったんでしょう?
タンデムロータで後部のロータが干渉しないように後部をあげているのはわかりますけど、機体をVの字にしちゃったらキャビンも大変でしょうに。
シャフトのレイアウトの関係なのかな?



しばらく資料館内にははいってなかったので、あらためてじっくり見学しました。
このモックアップ、最初見たときはインパクトありましたね。
複座型は機首部分のみが小松の航空プラザに展示してありました。
またみにいこう。



やはりF-1は美しい。
世界で最も美しい機械といって過言ではないでしょう。
この機体はキャノピと風防の状態がかなりいいですね。
展示格納庫の機体は風防が白く濁っちゃってますがさすがにもうクリアなものは手に入らないのかな・・・・



ATD-Xの風洞模型とT-4の風洞模型(?)なんかも展示されています。
これ漆塗りにして床の間に飾っておきたい!(笑)



VADSⅡの試作品。
90年代半ばは航空祭でVADSの空砲射撃展示や再発進訓練展示なんかも行われてたと思ったのですが、最近はまずみませんね。
も1回みたいなぁ。



これぐらい細かく精密に模型を作ってみたい・・・
既にこの中からMU-2S、V-107、F-1、T-2、T-1Bが日本の空から消えています。
広報館の開館が平成11年、あれから16年がたちましたが時間がたってしまったんですね(しみじみ)
しかしE-767でけぇ!



ブルーインパルスのシミュレータは4台中2台が調整中だったぜ!



自販機がいい味だしてます。



ものすご~く素朴な疑問なんですが・・・・
なぜ無人標的機カラーなんざましょ?
この機体って特に改修されてはないですよね?




と、100回以上きてるにもかかわらずなんだかんだ満喫できちゃうのが広報館です。
やっぱり飛行機好きだわ・・・。


ちなみにお土産は

これ。
ブログ更新では欠かせない資料集です。
私のブログで特に陸上自衛隊のイベントページで「○○年に調達が開始され~」「開発は○○年から~」「全長○○メートル」など、具体的な数字がはいっているのは大抵これを使ってます。
wikiを使ってるわけじゃないんですよん。


さてお昼ご飯はさわやか(え?私のこと? 笑)・・・じゃなくて

なぜかどんきー。
いや、実は私が卒業してから浜松市民だった頃よくきてたんですよ。
結構想い出の場所・・・・ってわけでもなんでもないんですが、卒業直後はよく学生時代の友人ときてたものです。
14年ぶりにきたなぁ。



さて、浜松といえば飛行機好きが行くところは基地(広報館)ともう1箇所。

ですよね~(笑)



しかし・・・いつみてもすごいなぁ。


何気にカラーコーンみたいに立ってるのはF-104Jのレドームですぜ?(笑)



こうしてみてみるといくつかなくなってますね。
HSS-2AとF-104JとF-1が1機づつなくなってるような気が・・・
どうもでかせぎにいっちゃったようです(^^;



ほら、この隣にもう1機ありましたもん。
しかし洗濯物と戦闘機の生首・・・シュールすぎる。


あちゃあ・・・苔がはえてきちゃってます。
この子がガンガン飛んだ小牧基地航空祭では、F-86のアクロ塗装の再来だと興奮したんですが・・・



F-86Dの生首とT-1Bの生首もあいかわらず(^^;
綺麗にしてあげてほしいなぁ・・・



でもって店内にはなぜか射出座席が(笑)
これT-33Aのものかな?



バタァトーストとココアを堪能してきました。
後ろに写ってる雑誌は93年の航空ファン。
T-4ブルーインパルスの塗装がきまったときの号ですよ。
懐かしいなぁ。
私も送ったんですよ(笑)


と、飛ぶことは無いですが飛行機三昧な休日を過ごしました。
ちなみに帰りは中古ショップでむふふな同人誌を買ったのは内緒だ!
Posted at 2015/05/04 02:24:25 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記 | 日記

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