
今日は雨も降りそうもないのでPCXで出陣です。
バイクに乗って感じるのは戦国時代の騎馬武者。
へメルットに軽量だけどプロテクタ入りジャケットを着ると、なんとなくそういう気分なってしまう自分が居ます(笑)。
たぶん、すぎむらしんいちの漫画「サムライダー」のイメージが強いからかも。
当時は「バリバリ伝説」よりも好きだった気がします。
バイク馬鹿が連投ネタで飽きられそうですが、お構いなく書いちゃいます。
空前のパイクブームと呼ばれた1980年代のバイク映画と言えば「汚れた英雄」です。
小説と映画は全く時代背景も描写も違いますがどちらも好きな作品です。
バイク乗りの誰もが宝くじが当たるような、そんな運の良いジゴロでモテるロードレースライダーの話。
まして王族の王女と結婚して貴族になっているのですから。
「バリ伝」のグンもそうですが、夢どころか絶対に無理というストーリーですからね。
上映時間だけでも夢を見られるエンターテイメントでした。
当時としてもワークスのYZR500やTZ500が走るシーンが見られるだけでもスゴイことで、スポーツランドSUGOなど実在コースで撮影が行われ、レースの臨場感が強調されたことも衝撃でした。
実際のレースシーンには、現役ライダーが本場のサーキットを使った迫力ある映像が特徴で、従来の邦画にはなかったリアルな疾走感が話題になりましたね。
映画がヒットすると、ロードレースという競技そのものの認知度が一気に上昇。
一般の若者がバイクレースがカッコいい、というイメージを持つ契機となりました。
1990年のバイクブームの牽引にもなった映画ですが、映画を観終わったライダーが主人公になりきって、公道レースよろしく爆走する滑稽な姿があちこちで見られました。
私も行きつけのバイク屋がエキストラ出演するので、一緒にエキストラに行ったのですが、暑い中長時間待たされたものの、バイク好きの集団なので退屈はしませんでした。
実は同じタイミングで近藤真彦主演の「ハイティーンブギ」が上映されていて、興行の方は「ハイティーンブギ」に負けたようです。
ちなみに「ハイティーンブギ」もCBX400Fが出てましたね。
当時はバイクが文化のひとつの時代ということでした。
「汚れた英雄」が身近に感じたもう一つの理由は、バイクの世界選手権シリーズは、1980年代の前半までは、140万円のヤマハの市販レーシングマシンを購入して、プライベーターでタイトルを獲れるチャンスがありました。
実際に居酒屋、土建業、タクシーの運転者をやりながら、中古のTZを買ってレーサーをやっていた友人も何人かいました。
バイク映画として実はプライベーターのコンチネンタルサーカスを描いたこんなのもありました。
こちらも「オン・ザ・ロード」の渡辺裕之が主演のバイクレースの映画「Windy Story」。
今の時代消滅してしまったプライベートライダーの夢と苦悩と、家族を描いた邦画らしい内容の話です。ハッピーエンドでは終わりますが、主人公ケイの不器用で堕落的な感じも、いい雰囲気の味なんです。
そしてロケ地がドイツということもあり、当時のバイクレースの雰囲気が味わえる作品でもあります。
残念ながらこちらもDVD化されていないバイク映画の名作のひとつ。
「汚れた英雄」も「ウインディ 1984」もパンフレットは残っているのに、「オン・ザ・ロード」だけは見つからないんですね。
もしかしたら多くのバイク雑誌と一緒に処分したのかも。
今夜は「汚れた英雄」のDVDでも観ながら夜更かししましょう。
ついでに木更津に出来たバーキンのワッパーJrを夜食にね(笑)。
皆さんもよい週末を。
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Posted at
2026/04/17 21:50:38