こまんぴゅーのブログ一覧

年末年始の休みも今日で終わり。
「あっ」という間に終わってしまいます。

今日は自治会の用事などもあり、すでに普段に戻った感のある一日。
それでも時間を見つけてPCXで出かけました。

元旦からの地震で気になった場所へ。
かつて関東大震災で崩壊した橋脚の跡へ。
関東南部を震源とした関東大震災は、房総半島にも大きな被害をもたらしました。
その被害の大きさは被災した鉄道施設が未だに残っていること。

崩壊した南無谷トンネル、そして今日出かけた湊川橋梁があります。
建設からわずか9年で被災した鉄橋は、すぐ隣に新橋梁が造られて、旧橋梁の脚の部分はそのまま現在も残されたままです。

地震大国と言われる日本ですが、いつどこで天災が起きるのかわかりません。
住んでいる地域でもこのような爪痕を見ると、東日本大震災の記憶を思い出して備えておくべきだと、改めて考えさせられました。

ちなみに房総半島にも活断層はあり、過去には浦賀水道地震と呼ばれる大きな地震の記録があります。



［文献より］
元禄地震（Ｍ8.2）は 12月31日の深夜 2 時ごろ房総南部沖で発生し、相模湾岸・房総九十九里浜が大被害に見舞われた。
津波マグニチュードはｍ=3と格付けられている。
東京では隅田川へ遡上し、本所・両国・深川で道路上に溢れ、1.5m と推定される。
品川や千葉県浦安・船橋も町内へ遡上しており、2m 程度あったであろう。
野毛（横浜）では流失家屋があり。津波高は 3-4m とみなされる湾口の浦賀では町内や田畑に浸水し、津波高は4.5m であった。
一方,南房総の津波高はさらに上回り、上総湊～館山間では5～10mに達し、外房沿岸と同じように突出している。

今年は今までにない災害や異常気象に注意ですね。